カルテ番号 け・9(1)
見城弘子は77歳になった。
12年前に脳梗塞をした後遺症で、左足に不随意運動が起こる。
意識しないのに勝手に足がピクッと動く。
その時に、いろいろなモノにぶつかってしまう事が多々ある。
大きな怪我には至らないが、打ち傷が絶えない。
杖で慎重に歩くので、転倒することはほとんどない。
それは、眠っていても起こる。
病院では治す方法が無いという。
ただ、脳梗塞の後遺症は治る事もあるという。
病院以外の治療院や治療者も何度も試したが変化はなかった。
積極的な性格だ。
何でも試すことにしている。
まだまだ行きたい所、したい事は沢山ある。
それには、この足では不便なのだ。
ある時、親戚の人が気功の治療師を教えてくれた。
他で治らない病を引き受けるらしい。
40キロ程離れたところにあるが、出張して来てくれるという。
早速電話をかけた。
店は娘夫婦に任せたが、ここまで大きくしたのは自分達夫婦だ。
財産もそれなりに持っているし、何をするのも気兼ねない。
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。
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