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3年前の本ですので、既にお読みの方も居られるでしょう。昨年12月21日に投稿した、『本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法』(出口治明著、角川oneテーマ21、本体価格800円)に本書が紹介されていたので読んでみました。
私もうちのスタッフに「自分で考えや!」と言う手前、どのように考えるのかを学ばないといけないなぁと以前から感じていました。著者・ちきりんさんの「独自の視点を生み出す源となっている『思考の方法論』」を知ることによって、ズバッと視界が開けました。「情報に対して、どのように自分のアンテナでキャッチし、取り入れ、それをどのような筋道で加工・分析しているのか」を11の考え方でまとめています。
その中で、私が特に注目したのが情報に対する習慣です。
● 情報に対して、「なぜ?」(情報の背景を知る)と「だからなんなの?」(過去の結果による情報から次に何が起こるか、それへの対応策は?)
● 縦と横に比べてみよう → 縦は「時系列比較」=歴史的観点を働かせる 横は「他者との比較」 もちろん、比較の対象、項目を選択してからです。
● 情報に対して、「フィルター」が大事 自分の独自のユニークなフィルターを見い出し、それで勝負する
独自の思考法と言っても、それは情報への対応能力であり、情報にどう向き合うかの習慣が付いているかどうかに寄るでしょうね。自分の明確な方法を体得する必要を感じました。そのためにも11の思考法を毎度活用したいなぁと思います。
『自分のアタマで考えよう 「知識」にだまされない「思考」の技術』(ちきりん著、ダイヤモンド社、本体価格1,400円)
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