島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

雲仙地獄-雀地獄

2015-02-16 09:03:51 | 雲仙
昨日に引き続き、雲仙地獄の紹介です。
「雲仙地獄のエネルギー源は橘湾の海底のマグマ溜まりだと考えられています。
 このマグマ溜まりから発生した高温高圧のガスは、岩盤の裂け目を通って上昇し、その途中で化学変化を起こしいったん高温熱水となります。
 しかし、標高が約700mと高い雲仙の地表部まで上昇できるのは、この熱水の沸騰によって生じたガスのみでこれが激しい噴気となって現れており、雲仙の温泉はこのガスとまわりの山からの地下水が混ざり合って生成されたものです。」
清七地獄からゆけむり橋を渡って奥へ進むと、次に「雀(すずめ)地獄」が出てきます。

ここは「ピチピチと雀のさえずりのような音がすることから名付けられた」地獄です。
一時期、水の量がかなり減って雀のさえずりには全然聞こえないこともありましたが、水位が戻って少しはそれらしく聞こえるようになっていました。
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雲仙地獄-清七地獄

2015-02-15 13:24:51 | 雲仙
「雲仙の古湯と新湯の間の白い土(温泉余土)におおわれた一帯が雲仙地獄地帯です。
 地獄とは仏教の教えで前世の悪業の苦報を受ける所という意味ですが、至るところから高温の温泉と噴気が激しく噴出し、強い硫黄臭が漂う中湯煙をもうもうと立たせるさまは、恐ろしげな地獄の景色そのものと言えるでしょう。」
私にとっては身近だけれども未だに紹介していなかった雲仙の地獄を紹介しましょう。

国道57号線のすぐ脇にせまる「清七(せいしち)地獄」です。
全部でいくつあるのか忘れましたが、雲仙の地獄には一つ一つ名前が付いています。
清七地獄は、江戸時代初期に清七という長崎のキリシタンが捕えられ、ここで酷刑に処されたことによります。(諸説あります。)
雲仙地獄の中でも一際激しい湯気を上げており、ここから雲仙地獄に入るには「ゆけむり橋」という名前の通り湯煙に隠れた橋を渡らなければなりません。

あまりにも湯煙が酷過ぎて、今の時期は国道57号線を走る車は前の車が見えなくなるので、大変気をつけなければならない場所です。
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本日の平成新山

2015-02-15 11:47:43 | 平成新山
「おー!ひっさしぶり!!」と声に出そうなくらい、お久しぶりです。
五日もセンターを空けてしまいました。
その間にネタもいくつかストックしているのですが、紹介できる時間がない。
久しぶりに出てきたかと思ったら、片づける仕事が山のように・・・。
まず、一昨日の会議をまとめて、明日の会議の準備・・・。
来月のイベントの広報と企画展の準備・・・。
すべて待ったなし、です。w
ちなみにPM2.5の影響か、今日の平成新山は霞んで見えます。
昨日はかなり良い天気だったのになー。
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本日の平成新山

2015-02-09 11:15:01 | 平成新山
昨日は一日中、雪が降ったり止んだりを繰り返していました。
残念ながら積雪はなりませんでしたが、大変寒いです。
今日は、今季一番の寒気が入り込んでいるそうで、この冬初のマイナス気温を記録しました。
垂木台地の天気は晴れ、気温はマイナス2℃です。
屋外は風が強く、末端の指や耳が切れそうに痛いです。
さて、うちうちの話ですが、昨日からMy Win PCが起動しなくなりました!
仕事は会社のMacを使っているので支障はありませんが、データ管理やちょっとした作業に使っていたPCなので不便です。
セーフティモードでは起動するので、データの取り出しは可能だし、リカバリーすれば問題ないと思いますがー。
リカバリーする前にデータ救出しないといけないし、そのための外付けHD買わないといけないし・・・メンドイ。w
(手持ちの外付けHD3つ全部が容量いっぱいになっているのにも驚いた。ww)
そろそろガタも来ていたので、買い直してタブレットPCデビューしようか、とも思案中。
どちらにしろWin系のPCが無いとやりづらいので、早めに決めたいと思います。

追記;忘れてました。明日より休みと雲仙勤務が続きますので、暫くの間更新はお休みします。(2/9 15:35)
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ノスリ-奇跡の一枚

2015-02-09 08:37:36 | 野鳥
「主に本州中部以北や山林で繁殖する留鳥。」と図鑑にはありますが、長崎県では多くは冬鳥です。
生息する林から近い草地や農耕地、川原などの開けた場所で、地上にいるネズミやカエル・ヘビ・鳥・昆虫など、様々な動物を捕食します。
見晴らしの良い杭の上や、木の枝にとまって獲物を探します。
この時も木の先端にとまっているのを見つけ、急いで撮影しました。
撮影できたのはこの1枚だけで、すぐに逃げられてしまいました。
珍しくピントまできちんと合った、奇跡の一枚です。
コメント (3)
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雲仙灯りの花ぼうろ2015

2015-02-08 12:46:07 | 雲仙
今年も「雲仙灯りの花ぼうろ」が始まりました。
霧氷をイメージしたイルミネーションやキャンドルライトが美しく雲仙の温泉街をライトアップします。
昨日、仕事が終わって雲仙へ帰ると、すでに点灯式は終わっていました。
期間中は、地獄のナイトツアーや商店街で100円まち歩きなどが開催されます。
また、期間中の土曜日の夜(午後9時30分~15分程度)には、花火が打ち上げられます。
昨夜も少しウトウトしてきたところを花火のドーンという音で起こされました。w
期間は2月28日(土)までですが、エコタツ体験(地獄の地熱でこたつのように温まる)は、翌3月1日(10時~15時)まで開催しています。
お昼の雲仙も良いですが、今の時期はライトアップされた夜の雲仙も楽しめますので、是非ご来仙下さい。
最後に、雲仙お山の情報館別館の前庭に設置されたフォトラリー用のイルミネーションです。
ハート型って・・・、島原のウィンターナイトファンタジアになかったか?
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長崎県立総合運動公園

2015-02-08 09:37:51 | 観光・施設
先日、諌早市にある運動公園に行ってきました。
正式名称は「長崎県立総合運動公園」って言うんですね、知らなかった~。w
長崎県で生まれ育った私ですが、立ち寄ったのは初めてです。
スポーツといえば小学生の頃に通ったスイミングくらいなので、最も縁遠い場所でした。
昭和44年に開催された第24回国民体育大会のメイン会場として建設された総合公園です。
昨年開催された長崎国体でもメイン会場であり、数年前にリニューアルされました。
園内にはジョギングしている人の姿や、親子で散歩に訪れている人の姿が見られました。
以下に公式のホームページへのリンクを貼ります。
長崎県立総合運動公園
特に何かしらの競技が開催されていなかったので、メインの会場には入れませんでしたが、周辺をぐるりと散策して見ることにしました。
“公園”と名前がついているだけに芝生広場や子供たちが遊べる遊具なども置いてあります。
周辺はヤブツバキやアカガシの木などが植えてあり、「苦労せずにドングリ(アカガシ)が拾えるな」と独語していました。w

そんな中で片隅に置かれた石碑を見つけたのですが、
「長崎県立総合運動公園敷地の内旧競馬場跡地及び旧種畜場跡地(10万平方メートル)は、昭和33年(西暦1958年)諌早家から諌早市に寄贈されたものを昭和41年(西暦1966年)長崎県に寄附されたものであります。
ここに永く後世に伝えます。 昭和54年3月建立 諌早市」
へぇ~そんな歴史があったのか~。
伊佐早は元々諌早家が治めた城下町だったのでそんな歴史も残っているんですね。
ぐるっと競技場周辺を一周して駐車場に戻ってきました。
すると、駐車場と国道を挟んだ向かいに(写真が悪いですが)、

壁に「スポーツクラブ内村」と・・・。

体操金メダリスト内村航平選手の実家がやっているスポーツクラブってここだったのか!!
目の前の国道なんて、何回通ったか分からないくらい通っているのに全っ然気付かなかった!!
ここ最近で一番の発見でした。
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伊木力のみかん

2015-02-07 14:06:47 | Weblog
寒い冬は、やっぱり「こたつにみかん」ですね。
今日の垂木台地は曇っています。
朝からの気温は4℃、お昼になってちょっとした雨が降り始めました。
写真のみかんは、先日アップした伊木力(いきりき)で購入してきました。
文化財の「コミカン」ではないと思いますが、品種は詳しくは分かりません。
路上の無人販売で買ってきました。
10~数個入った1袋で100円です。
少し皮が剥きにくい特徴がありましたが、ほんのりとした上品な甘さが美味しかったです。
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ヨシガモ

2015-02-04 11:29:06 | 野鳥
先日、諏訪の池へ寄った際に「ヨシガモが来ている」との情報を仕入れました。
その時、撮影しに行ったのですが良い写真が撮れず、結局たまたま写っていた「ダイサギ」をアップしました。
昨日、私はお休みで天気も良かったので、ヨシガモの撮影に再び諏訪の池へ行ってきました。

「ヨシガモ」は、本州・四国・九州で越冬し、北海道の一部では少数が繁殖します。
主に冬鳥として飛来しますが、局所的です。
諏訪の池でもこれだけの数が飛来するのは珍しいとのこと。
湖沼や河川、内湾・干潟などに現れ、朝夕や夜間に水田や湿地で採食します。
水生昆虫なども食べる雑食性ですが、主食は植物質です。
イネ科・タデ科などの種子や、マコモや水草の茎葉や根などを好んで食べます。

江戸時代から「ヨシガモ」の名前で知られていますが、美しいカモという意味の「をしかも」が変化したと言われています。
草などを食べることから「むぎはみ」といった古異名があります。
雄の頭が綺麗な緑色をしているため、私は初めマガモと間違って見ていました。
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ウリハムシモドキ

2015-02-01 12:36:14 | 昆虫
青い空に白い山肌が映えます。
今朝の垂木台地は晴れ、気温は2.5℃ありました。
昨日よりは風が弱くなっているので、日差しの暖かさを感じます。
朝一番に垂木台地の上空で、小型猛禽類(正体までは分かりませんでした。)とカラスが、2対2の空中戦を繰り広げていました。
カラスは何故他の鳥にちょっかい出すのでしょう?
さて、写真が悪いですが、昆虫ほいほいにやってきた昆虫第2弾です。

最近写真映りに頓着しないようになってきました。
悪い癖がつかないうちに修正しなければ。
ハムシ科、日本全国で見られる「ウリハムシモドキ」です。
6月中旬頃より現れ、ダイズなどの豆類・サトウダイコン・ハッカなどの農作物や、特にクローバーなどのマメ科の牧草に大きな被害を与える害虫です。
このような害虫が集まってきた昆虫ほいほいを、春先の暖かくなる前に燃やして駆除するんですね。
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