島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

イベント写真展準備中

2013-12-17 12:53:14 | Weblog
今日は本当は予定があったのですが、雨天中止になりました。
島原では雨、垂木台地では霙(雪まじりの雨)、仁田峠以上では雪のようです。
見る見る内に平成新山が真っ白に雪化粧していきます。

予定がなくなったので、写真展の準備をしています。
「イベント写真展~平成新山ネイチャーセンターの2013年」は、今週土曜日(21日)から来年1月31日(金)までの開催です。
年末・年始、島原に帰省、もしくは旅行に来られた際にご覧頂ければと思います。
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温泉ジオツアー2013後編

2013-12-16 08:48:47 | イベント
千々石展望所から唐比(からこ)へ移動しました。
まずは唐比湿原を体験です。

唐比湿原は泥炭層と呼ばれる、湿地だった頃に生育した植物が枯れて積もった地層であるため、土地が“ぶわんぶわん”しています。
写真に写っている皆さんが立っている場所で、私のようなweightがある人間が飛び跳ねると地面が揺れます。
結構おもしろいです。w
唐比ネイチャーセンターで昼食の後、唐比海岸まで移動しました。

ここでは田代原から唐比まで延びた千々石断層を観察できます。
断層を背景に記念撮影しました。
最後に唐比温泉に浸かって、ゆったりとして帰ってきました。

これで2013年の全観察会は終了しました。
年末年始企画展は「イベント写真展~平成新山ネイチャーセンターの2013年~」と題して、1年間当センターで行った観察会の写真展を今週土曜日(21日)から来年1月31日(金)まで開催します。
今日から写真展の準備です。
ああ~忙しい。w
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温泉ジオツアー2013前編

2013-12-15 13:25:56 | イベント
観察会名称は色々と凝ったものを考えるのですが、思いつかない時にはシンプルになります。
昨日「温泉ジオツアー2013~断層と温泉~」を開催しました。
今日と明日の2日間の前後編で、ご報告致します。

出発前にセンターで事前学習を行いました。
寺井先生の講義で、地球のつくりから島原半島がどういった場所か、温泉とはどんなものかを勉強します。

バスに乗って田代原(たしろばる)へ移動しました。
ここでは千々石(ちぢわ)断層を観察することができます。
目の前にそびえる吾妻岳の急斜面は、断層によって生まれた断層崖です。
落差が最も大きい所では、約30万年前の溶岩が450mくらいずれています。
私達観察者が立っている側が450mくらい落ちています。

次に千々石展望所へ移動しました。
ここからは千々石断層を遠くから観察できますが、この展望所自体が断層崖にあります。
奥に見える山からずっとこの場所まで千々石断層は伸びているのです。
千々石展望所にはお土産物屋もあり、名物は地元のじゃがいもを使った「じゃがちゃん」です。
以前、このブログでも取り扱ったことがありますが、いつの記事でしたっけ?
探すのが面倒なので割愛します。
おまけ情報ですが、その「じゃがちゃん」が200円に値上げされていました。
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面無橋再訪

2013-12-13 15:30:36 | 歴史・史跡
先日、北有馬の「面無橋」を再訪しました。
前回は時間もなく、遠くからの撮影だったので、今回は近くまで行ってみようと歩きました。
すると橋の袂に説明文がありました。
読んでみると、私がいかにこの橋の凄さを理解していなかったか反省しました。
10月2日の記事にアップしていますが、表面をさらっと読んでいるに過ぎません。
まず「土地の自然石をそのまま使って、アーチ型に組み立てています。」と一文で書いていますが、それがどんなに凄いことか分かっていませんでした。
前回は川の上流側から撮影しているので、橋の高さや組んでいる石の形まで分かりませんが、今回の写真では下流側から、橋の高さや石の形まで分かるように撮影しました。
長崎市にあるような普通の眼鏡橋は切石を使用しています。
組みやすいように石を平らに加工しているわけです。
平面と平面が接触している場合は設置面にかかる摩擦力も強く、お互いを支えることが出来ます。
ところが面無橋に使用されている石は、自然石です。
何の加工もされていません。
凹凸がそのまま残された石を使っています。
想像してみて下さい。
その辺に転がっている石を拾ってきて、縦に積み上げて下さい。
上手く積み上がらないと思います。
運良く積み上がったとして、床を揺らしてみて下さい。
簡単に崩れると思います。
面無橋は、地震の揺れにも耐えて現在までその姿を残しているのです。
そして、橋の出口をよく見ると、少し掘り下げています。
これは橋の出口を深くすることによって、流れる水の勢いを増しています。
水の勢いによって、橋の下に集まってくるゴミなどを押し流して詰まらないように工夫しているのです。
いやあ~これこそ本当に「先人の知恵や技術に頭が下がります」です。
コメント (4)
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垂木台地にヘリコプター

2013-12-12 13:21:54 | Weblog
また今年もヘリコプターが来ています。
昨年(2012年11月8日記事)と同じ調査用のヘリコプターです。
毎年やるんかな?
昨年は2日間の予定でしたが、今年は日曜日の夕方に飛来して、今日もまだいます。
昨年に比べて天候が安定しないからなあ~。
昨日も午前中に飛び立った直後、雨が降り始めてあわてて下りてたもんな~。
今朝は雲仙でも雪が降っていたし(マイカーに積もっていました)。
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本日の平成新山

2013-12-11 12:19:38 | 平成新山
昨日、妙見岳まで登って、午後からはゆっくりしていました。
晩に雲仙へ帰って、夜中「雨が降ってるな~」と思っていました。
朝、出勤してくると「山、白!え?雪!?」

雲仙では雨だったのが、仁田峠以上では雪だったようです。
仁田峠循環道路も積雪のため通行止めになっているようです。
今日のたるき台地は7℃、天気は雨が降ったり止んだりを繰り返しています。
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霧氷観察してきました。

2013-12-10 15:19:33 | Weblog
今朝から午前の時間に、妙見岳まで登って霧氷を観察してきました。
表紙は仁田峠から妙見岳を見上げています。
妙見山頂に白いものが見えます。

妙見岳から雲仙ゴルフ場方面を見下ろしました。
今シーズン何度か霧氷は着いていますが、私は初の霧氷観察です。

妙見神社近くです。
ここでは霧氷のトンネルを潜れます。

妙見岳よりちょっと進んだ場所です。
お山の先には千々石町や愛野町、諌早市が見えています。
天気がもう少し良ければなあ~。
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空を見上げて

2013-12-08 15:38:00 | Weblog
最近、いつ空を見上げましたか?
私は昨日です。
写真は昨日撮影したものです。

珍しく遠くの飛行機の方にピントが合いました。
飛行機雲が出来ずにすぐに消えています。
「ああ~、明日は晴れだな~。」(今日は良い天気です。)
空を見上げるだけでも色々な自然の情報が得られます。

お、シジュウカラだ。
もう一枚撮影しようとしたところ、友達か恋人が現れて、二羽一緒に飛んでいってしまいました。
今日まで晴天のたるき台地です。
(天気予報によると明日は昼過ぎから雨だとか・・・。)
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龍石海岸 落石危険

2013-12-07 14:04:11 | ジオパーク
ジオパーク的な解説をしようと、ジオサイトの「龍石海岸」へ行きました。
以前は龍石海岸へ下りるのに、急な斜面を滑り落ちるように下っていました。

島原半島が世界ジオパークに認定された際に、海岸へ下りるための立派な階段が設置されました。

おや?
階段が利用できないようになっている。
なに?落石危険?

ああ!!本当だ!
龍石の一部が崩落している!
これは危なくて近寄れないな。
なに、観察するには迂回しろ?
そうか、反対側からぐるっと回り込めば観察地に行けるのか。

満潮じゃん!
(ちゃんちゃん)w
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ニホンヤモリ

2013-12-06 13:52:08 | 動物他
滅多に開けない扉を久しぶりに開放すると、上からドテッと落ちてきました。
人家を中心に人の生活する場所に広く生息している「ニホンヤモリ」です。
昼間は姿を隠し、夜になると明かりのついている窓や壁に出現し、光などに集まってくる昆虫やクモなどを捕食します。
体表はヘビやトカゲの鱗とは違って、細かな顆粒状になっています。
体は平たく、狭い隙間に入ることができます。

冬季は壁の隙間、岩の下、岩の割れ目などで冬眠します。
もしかすると、こいつも扉の隙間で冬眠しようとした所、私に邪魔されたのかも。
別の場所で冬眠して下さい。
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