島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

タラヨウ

2011-11-02 12:55:41 | 植物
観察会の時に面白い植物を教えてもらいました。
それは写真の「タラヨウ」です。
先日アップした「役小角の石像」の近くにあります。
タラヨウは、暖地の山地に生えるモチノキ科の常緑高木です。
庭木として植えられますが、特に寺院などに多いです。
この木の何が面白いかと言いますと、「葉に枝などで字や絵を書くと、そのあとがすぐに黒くなる」のです。
実験してみました。
手持ちに良いものがなかったので、シャープペンを使いましたが、芯が出ていないことを確認して下さい。

これをインドで古くから経文を書くのに利用された貝多羅樹(ばいたらじゅ)というヤシ科の植物になぞらえて、多羅葉(たらよう)の名前がついたと言われています。
(このことから寺院に多いのかも知れませんね。)
ちなみに、

ハガキの由来はこの木であり、郵便局の木に指定されています。
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