島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

新ルート巡視(アイゼン必須)

2018-02-22 09:06:40 | Weblog
事務処理が溜まっていたので出てきました。(苦笑)
昨日、普賢岳新ルートの巡視に行ってきました。
一昨日から暖かかったのですが、一昨日の夜から昨日の朝にかけて普賢岳では雪が降ったようです。
一応小耳には挟んでいたのですが、まさかこんなに積雪しているなんて思ってなかったです。
仁田峠循環道路は凍結のため通行止めになっていたので池の原まで車で行き、仁田峠ーあざみ谷と歩いて登りました。
表紙写真はその時のあざみ谷の風景です。
1cm弱くらいの積雪があったと記憶します。
なんですが、新雪なので全然歩きやすいんですよね。

立岩の峰も雪原です。
山頂に近づくにつれ雲が湧き、視界がどんどん効かなくなっていきました。

新ルートの先頭を行ったのが私達だったので、足跡もなく道が分かりづらくなっていました。
歩いていて、本当にこの道であっているのか何度も不安にかられました。
一番言いたいのはこの後、普賢岳の山頂からの下り道です。
雪の下にアイスバーンが隠れていて、一歩目を踏み出した瞬間にスッテンコロリン!
思いっきり背中を強打し、慌ててアイゼンを装着しました。
その後も紅葉茶屋に着くまでの間、何度も滑ったり、お尻を着いて滑り降りたりを繰り返しました。
どうも紅葉茶屋ー普賢岳山頂間は、積雪していた時に多くの登山客が上り下りしたために雪が踏み固められたようです。
帰り道はあざみ谷から先は雪も溶け始めていましたが、紅葉茶屋ー普賢岳間は非常に危険です。
出来れば今暫くの登山は控えて頂きたい所ですが、どうしても行かれる方はアイゼンは必須です。
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