島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

マナヅル(絶滅危惧類)

2014-02-13 13:51:41 | 野鳥
朝から小さな雨が降っていたものの、お昼前から雪に変わりました。
1時間のお昼休憩の間にあっという間に積もりました。
今、目算で約1cmくらい積もっているでしょうか。
今日のたるき台地もマイナス気温です。

さて話は戻りまして、有明総合文化会館から出てきますと土砂降りの雨に変わっていました。
諌早へ向かう途中、国見あたりでカモが集まっている海岸を見つけたのですが、車から一歩も出れず。
暫く待機していましたが、諦めて後日訪れることにしました。
昼食を摂っている間に小雨に変わるかなと思い、諌早市で美味しい“ぼんじり丼定食”を頂きました。w
そうこうしながら諌早干拓地へ到着。
前回長崎県の探鳥会で訪れた場所と同じ場所に来ると、いました!

環境省のレッドデータブックにも載っているツル科の「マナヅル(VU)」です。
雨は相変わらずだったので、風上に向けて車を停め、車の影に隠れての撮影です。
我ながらいい写真が撮れた。w
体は灰銀色で、胸は灰黒色、頭から首は白色に、目のまわりの赤が特徴です。
鹿児島県出水(いずみ)市を主要な定期飛来地とする冬鳥です。
出水市での越冬数は約2000羽で、世界の個体数のおよそ半数にあたると言われています。
水田や湿地などで越冬し、植物の茎や実、昆虫やカエルなどを食べます(雑食)。
つがいと1~2羽の幼鳥からなる群れで生活し、夜は全個体が共同ねぐらで眠ります。
生息生育に対する脅威としては、繁殖地の湿地開発や狩猟が原因として考えられるそうです。
コメント (2)
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