島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

赤岩神社

2013-01-13 11:45:35 | 歴史・史跡
久しぶりに山歩きを楽しんできました。
雲仙から国見町へ向かう道の途中、田代原(たしろばる)への曲がり角の向かいに、目立つピンク色の大きな鳥居があります。
以前からずっと気になっていました。
あの鳥居の先には一体何があるんだろう?
鳥居に近づくと、

下って行く舗装された道が続いています。
好奇心をそそります。
暫く舗装された道を下って行くと、

上下に分れた道に行き当たりました。
この先は人が歩ける程度の山道になっていて、車は入って行けません。
左に登る道には赤岩神社の鳥居が、右に下る道には音姫神社の鳥居が建っています。
体力があるうちに登りへの道を選びましょう。(下りはいつだって行ける。)
ちょっとしたアップダウンを繰り返しながら徐々に山を登って行きます。
正月に神社の信者さんが行かれたのでしょう、草木が切り払われて道が分かりやすくなっています。
植物が盛りをむかえる春夏秋に登っていたら、きっと道に迷っていたことでしょう。
汗をかきながら15~20分ほど登った所で、目の間に急に

大きな岩とその下の隙間に作られた社が現れました。
ここが赤岩神社です。
雲仙岳は火山で出来た山体なので、あちこちに巨岩がありますが、ここにもあったのか!
雰囲気的に瑞穂町にある岩戸神社に似ている気がします。
宗教にはあまり詳しくありませんが、山岳信仰ではこのような巨岩を神様が宿るものとして祀っていたのでしょう。
コメント
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