島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

普賢岳新登山ルート

2012-05-29 09:08:05 | 平成新山
えー皆さん、おはようございます。
只今、実家からアクセスしています。
今日はお休みなので帰ってきたのですが、1日しか休みがないので午後には島原半島に戻ります。
さて今週の日曜日、普賢岳の新登山ルートを登ってきました。
5月9日に供用開始になり、早めに登ってみなくてはと思っていたところ、珍しく日曜日が休みだったので、知人と行ってきました。
前日に宮崎先生の巨樹・巨木観察会を行っていたため、できるだけ体力を温存しようとロープウェイを使い妙見岳まで登りました。
妙見岳からカルデラの縁に沿って国見岳に向かっていくのですが、丁度国見岳のミヤマキリシマが見ごろをむかえていました。

日頃から「国見岳と九千部岳には行きたくない」と公言している私は絶対に拒否。
知人たちが登っている間、新ルートの入り口まで移動し、のんびり待つことにしました。
しかし、今の時期(ミヤマキリシマ満開)と新ルートの開通ということで登山者が多いこと。
待っている間に少なくとも100人には「こんにちわ~」と挨拶しました。
肝心の新ルート入り口です。

ここから暫くは噴火前にも通れた登山道を使い、風穴を見学できるコースを通ります。
一度見晴らしの良い場所へ出た後に、人一人がやっと通れるくらいの新しく作られた登山道を通って立岩の峰に出ます。
ここが一方通行になっている部分です。
そこを抜けると、平成新山が目の前に見えます。

平成新山の斜面をよーく見てみると、ピンク色の花が所々に見られました。
ミヤマキリシマが咲いているのです。
自然の回復は人が考えるよりも、ずっと早く逞しいのですね。
昼食を摂った後、霧氷沢と普賢岳の山頂を越えて仁田峠に帰ってきました。
5月9日の供用開始の日には、霧氷沢のヒカゲツツジが綺麗に咲いていたそうですが、残念ながらもうすでに時期を過ぎていました。
また来年には咲いている時期に登りたいと思います。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする