お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

坊主がチャペルに

2008年09月30日 | 雑感
 今回の親戚の結婚式は、横浜のおしゃれな式場で、まさに、現代主流となったチャペルでのキリスト教式結婚式。

 案内をもらった当初、夫は、「オレ、布袍・輪袈裟で出席しようかな」と、冗談を言っておりました・・・
(布袍(ふほう・黒い衣)輪袈裟(首にかける細長い輪になった袈裟)で、浄土真宗僧侶の定番姿)

 いよいよ、結婚式。
 会場に入場、正面に十字架。
 
 夫は、席に着くなり「ナマンダブ、ナマンダブ・・・」
 私は、あわてて「シー、シー」と制する・・・ウチの夫、声がよく通るので、内緒話ができない。本人は、つぶやいているつもりでも、つぶやきになっていない。

 オルガン演奏、聖歌隊の美しい歌声に合わせて、主人公たちが入場。西洋人の牧師さんの司婚で、誓いの言葉、指輪の交換、結婚証明書にサイン、一同で賛美歌を歌って、終了しました。

 
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おのぼりさんが登る

2008年09月29日 | 雑感
 姪っ子の結婚式出席のため上京。
 私、いなかのオバサンが、横浜で一番ノッポの高層ホテルに宿泊してきました

 お寺の留守番は、実家の母に来てもらって、久々に一家総出の旅行

 ああ、楽しかった~

  
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先妻のお墓に

2008年09月25日 | 仏教
 あるご年配の女性が、ご主人を亡くされた後のこと。

「先妻さんと仲良くお墓に入っているところに、後妻の自分が後から入っていいものだろうか」と心配されたらしい。

 繰り返しになりますが、お墓に生前の感情のまま、じっと宿っている・・・ということは決してありません。

 皆、浄土に生まれ、仏と成らせていただく身です。

 お墓の中で、生前の感情を引きずってケンカを始めることも、気兼ねしたり、気疲れすることも、一切なし。

 浄土は、何の差別も こだわりもない 仏の格付け・ランキングもない 平等の世界。
 
 仏説阿弥陀経にも出てくる言葉ですが、「倶会一処」(くえいっしょ)

 飲食店の名前みたいですが・・・意味は、倶に、さとりの仏と成って、会う世界

 お墓は、
 先妻さんが入っておられようが、
 生前憎たらしかった姑が入っていようが、
 あるいは、姓の異なる親族であろうが、○○家にこだわらなくても、
 
 残された遺族が、先に亡くなった故人を偲びやすいようにされたら、いいことだと、思うのであります。

 
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常例法座

2008年09月24日 | 行事・案内
 昨日、ご門徒の皆さまに、ご案内するのを忘れましたが、

 毎月「6」のつく日、つまり、6日、16日、26日に開かれている 本願寺佐賀会館の常例法座

 明後日26日の常例法座のご講師は、3月、法専寺での巡番報恩講(大法要)で5日間ご講師をつとめていただいたF師です。

 ウチの大法要の折、普段なかなかお寺の法座にお参りいただけない若い女性方もお斎当番のために、たくさんお出でくださっていましたが、
 その、まだ仏教に縁の薄い若手が、F師のご法話には感動
 熱心にお聴聞なさっていました。

 26日(金)午後1時半から お時間のある方は、ぜひ、本願寺佐賀会館に お参りください。

 と、勧めつつ、肝心の私・オバサンは本当に残念なことにお参りできません。うう、残念
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彼岸中日

2008年09月23日 | 仏教
 昼と夜の時間が同じ、祝日「秋分の日」。
 日本の仏教で言えば、彼岸の一週間の真ん中の日「彼岸の中日」
 煩悩にまみれた此岸(しがん)・人間世界から、彼岸(悟りの世界)に心を合わせる「お彼岸」の「中日」であります。

 法専寺でも「秋の彼岸中日法要」を勤修いたしました。
 たくさんの皆さまにお参りいただき、住職の法話をお聞きいただき、有り難いことでした。厚く御礼申し上げます。
 住職の法話にありましたが、「彼岸に至ること」を古代インド語で「パーラミータ」それを漢字に音訳したのが「波羅蜜多」
 真宗では唱えませんが、般若心経でお馴染みの「波羅蜜多」です。

 さて、きょう、ご紹介していた本は、写真の著書・森田真円師「ひらがな正信偈」本願寺出版社 です。

 先日、当ブログでご紹介した「笑う門には念仏あり」の中からもお話させていただきました。
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メラミン

2008年09月22日 | 雑感
 今度はメラミン

 最初ニュースで耳にしたとき「メラミン」を「メラニン」と聞き間違え、
 「メラニンって紫外線を浴びて、しみの元になるヤツじゃなかったけ」と思ったオバサンであります。

 化学はさっぱりわかりませんが、工業用品が、なぜ、食品に混入されるのか
 製造業者は、危険だという、認識がなかったのか

 製造した自社のミルクを、我が子に飲ませる気があったのか
 それとも、「自社の製品は、儲け用で、我が子に与えるなんて、とんでもない」 と思っていたのか・・・

 自分の仕事に、プロとしてのプライドはないのか 

 の連続であります。
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仏教讃歌コンサート

2008年09月21日 | 行事・案内
 毎年10月最終土曜日に開催している佐賀仏教讃歌の会「仏教讃歌コンサート」

 今年は10月25日(土)13時半より 伊万里市民センター 

 巨瀬組11ヶ寺の女性有志の仏教讃歌の会「こぶしの会」もステージに立ちます。

 歌うのは、2曲。仏教讃歌の「人の世の」(八谷秋剣作詞、服部正作曲)と 「逢えてよかったね」(小原孝作詞・作曲 シャンソン歌手の石井好子さんとのリサイタルのために書き下ろした曲)を歌います。

 小原孝さんの「逢えてよかったね」の歌詞をご紹介です。

 逢えてよかったね 少しだけ 遠回りしたけれど 今はこうして
 逢えてよかったね 私たち 傷ついて泣いた日も 今はなつかしい
 いつまでも いつの日も こんなふうに寄りそい 
 いつまでも いつの日も 歌い続けたい

 逢えてよかったね さりげなく 過ぎてゆく時間さえ 今はいとおしい
 逢えてよかったね ふりむけば 思い出がほほえんで そっと手を振った
 いつまでも いつの日も こんなふうに寄りそい
 いつまでも いつの日も 歌い続けたい
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彼岸入り

2008年09月20日 | 雑感
 昨日から台風一過の晴天。ギラギラ太陽が照りつけ、気温も30℃こえ。
 汗だくの秋の彼岸の入りとなりました。

 先日、埼玉県K市の親戚が亡くなったのですが、火葬場の順番待ちで、葬儀は5日後でした。
 人口の多い都市部では、火葬の順番待ち(5日待ち)は、フツーのことらしいですね。

 別の知り合いの話によると、都会の葬儀社には、火葬・葬儀待ちの遺体保存用冷凍庫が設備されているとのこと。

 まさに、葬儀が初七日になっちゃうのですね~

 ああ、人口の少ない佐賀でよかった・・・と思ったことでした。

 さて、23日は、午後1時半より 法専寺の彼岸中日法要です。
 
 「此岸」に生きる私たちが、「彼岸(さとりの世界)」に心を合わせる お彼岸の法要です。ご参詣をお待ちしております。

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まわるまわる

2008年09月19日 | 雑感
 汚染米の流通・・・

 めぐり、めぐって、私も食べていることでしょう。
 
 まわりまわって、儲けのために流した業者さんの口にも、遠くの土産のお菓子や宴会のお酒などで・・・

 その方の最愛の孫さんの口にも入っているかもしれません。

 「ジタバタしてない」ほど、「危険ではない」と言っても、

 もし、今に始まったことではないとしたら、
 ずっと体内に蓄積され続け、この先、日本人の平均寿命は短くなっていくのかも・・・

 事故米流通に限らず、
 この世は みんな つながっている。

 自分の行いが、思いもかけない 各方面に影響を及ぼす・・・
 
 私も気をつけよう

 

 
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合掌礼拝

2008年09月18日 | 仏教
 写真は、「浄土真宗本願寺派 法式規範」に掲載されている 正しい合掌礼拝の作法です。

 時々、顔の前 というか 頭の高さで 手を合わせている お姿を目にしますが、
 正しくは、胸の前に45度の角度ぐらいで、脇を開かず、指も開かず、自然に合掌する
 
 礼拝は、合掌の姿から、頭だけでなく、背筋を伸ばしたまま 45度の角度で上体を倒す(すると、合掌した手は、畳(床面)と平行になる)

 これが、正しく、美しい作法です。

 合掌礼拝以外、普段の念珠の持ち方は、左手で持つ ことになっています。
 
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