「ビハーラ」とは、古代インド語で、「僧院・安らぎの場所」を意味する言葉です。
病苦の方、終末期の方々に寄り添う活動・仏教版ホスピス活動を「ビハーラ」と言います。
「ビハーラ佐賀」とは、浄土真宗本願寺派(西本願寺)の佐賀県内寺院の有志(ご門徒さん、僧侶、寺族)が参加している団体です。
具体的に、どんなことをしているかと、申しますと
県内、ビハーラ活動に理解ある老人施設に、その地区在住のビハーラ会員が訪問。
老人施設のホールにて、僧侶による勤行、法話、レクレーションと、みんなで、心明るく、楽しむ会です。
会の後は、老人施設入居者の方々とお話したり、寝たきりの方にも、お声かけをしたりしています。
勤行、法話はありますが、宗教勧誘ではありませんから、一般会員は、お年寄りと一緒に歌ったり、お話相手をさせていただくだけです。
また「ビハーラ佐賀」では、病院の小児科病棟を訪問する若手グループもおられます。
本の朗読や紙芝居、歌や演奏など、病気で苦しむ子ども達が、ほんの一時でも、楽しんでくれるよう、工夫して活動されています。
きょうは、その「ビハーラ佐賀」の総会が、本願寺佐賀教堂(西本願寺の佐賀支店のような事務所 兼 お寺)にて開らかれました。
「ビハーラ佐賀」会員は、減少傾向にあるそうです。
私が参加させていただいている老人施設も、メンバーは限られた方々で、なかなか新しい方に参加いただけていません。
訪問活動以外に、年2回の勉強会(講師をお招きしての講演会)もあり、大変興味深いお話を伺うこともできます。
できる時にできることを。私の場合は、自己満足にすぎませんが、自他ともに、楽しいひとときを過ごせたら、有難いと。
どうぞ、ご参加よろしくお願いします。
詳しくは、三根組Z寺ご住職がご紹介くださっている、フェイスブック(HPから移行)の「ビハーラ佐賀」をご覧ください