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お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

よいお年を

2007年12月31日 | Weblog
 今年もいろいろありました
 悲しみも失敗も
 私にとって無駄なことは
 一つもありませんでした

 山門の掲示板に書かせていただいている12月の言葉です。

 今年始めは拙著の出版騒動に始まり、暮れは父親の死という、私にとっても激動の1年でした。

 今、腰痛で、家族に負担をかけつつ、今年を終えようとしています。早く、「原人」の状態から「人間」に進化したいと願いながら・・・

 皆様には1年間、拙ブログでお付き合いいただき、ありがとうございました。コメントを入れてくださった皆様にも、心から感謝申し上げます。

 皆様にとって来年がよい年でありますように! 

 
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巻障子

2007年12月29日 | 行事・案内
 私が不在中の26日、本堂の巻障子(折りたたみ式の障子)が新品に取り替えられました。
 
 今までの巻障子は、約100年前のもの。
 あちこち破損が進んでいました。
 修理補修代と新品購入代とあまり値段が変わらない見積もりでしたので、総代会で、この際、新品に取り替えようという決定で作成していただいていました。

 年内に間に合って、納入となりました。
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クリスマスの夜遅く

2007年12月28日 | Weblog
 25日夜11時頃、里の父が86才で亡くなりました。

 3年前に心筋梗塞をおこして以来、入退院をくりかえしていました。
 今回は、お盆の頃から入院中でした。

 それほど悪い状態と思っていなかった私は、入院直後見舞ったまま・・・
 元旦会を済ませたら、病院で正月を迎えることになる父を見舞うつもりでしたが、それより一週間早く往ってしまいました。

 亡くなる当日も夕方7時ぐらいまで病室にいた母が、「じゃあ、明日また来ますからね」と言うのに、いつも通り、返事・頷いて応えたそうです。
 それから、数時間後の容態急変。
 病院からの連絡で駆けつけた母も兄も間に合いませんでした。

 26日、家族親族だけで通夜。27日、葬式を済ませ、夜、佐賀に戻りました。
  
 その2日間、法専寺の墓参り客の応対、留守番は、仏婦会長さんとM・Yさんのお二人にご迷惑おかけしました。

 ご門徒の皆様にまで、お気遣いいただきました。厚く御礼申し上げます。

 さて、暮れのお寺の業務に戻り、今朝は本堂の花生けから。頑張っています。





  
 
 
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めぐみ

2007年12月25日 | 本紹介
 昨日届いた本願寺の仏教婦人会連盟の季刊雑誌「めぐみ」です。

 今回は「200号記念特集」となっていて、内容が盛りだくさん。

 お裏方(うらかた・ご門主夫人)の大谷範子様が、仏教婦人会総連盟の総裁を務めておられ、巻頭に言葉を書かれています。

 それによると、「めぐみ」は、仏教婦人会機関誌として、1952年に発刊。季刊誌として年4回発行されてきたのですが、途中、廃刊の危機もあったそうです。

 さて、この「めぐみ」も以前は、正直おもしろくなかった。

 教義を熟知されておられる方には、相応しい機関誌なのですが、当時まだ若く、教義に不慣れな私にとっては、あまりのコテコテぶりに読みたくな~い雑誌でした。

 今は編集委員(ご門徒女性を含む)のご努力により、随分工夫されて読みやすくなっております。
 
 年齢の上がってきた私には、読みやすい。でも、やはり、若い女性には、敬遠されるのでは・・・
 
 だから、若い女性向きの雑誌もあっていいのでは・・・と常々思っています。
 子育て、人間関係の悩みとか・・・仏事の作法とか・・・精進料理とか・・・紹介した雑誌。

 例えばS学会が「p・・・n」という女性誌を発行されておられますが、先日墓所の待合室で読んだところ、おもしろかった。宗教色もそれほど強くなく・・・
 一般女性誌に近く、ところどころにS学会の紹介記事がある程度で・・・

 浄土真宗では、昨年から、一般向きに季刊誌「ジッポウ」が発刊されていますが、

 浄土真宗関係各位、ぜひ、一般女性誌「新・めぐみ」もお願いします。
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正月準備

2007年12月24日 | 行事・案内
 きょうは、3連休最終日、佐賀市内の道路は混んでいました。
 この時期、冬休みの家族連れ、中高生グループ、帰省中の若い方々で、「佐賀にもこんなに人がいたんだ・・・」と思うくらい混雑します。

 特にきょうは、クリスマス・イブってことで、ケーキ屋さんの前には、交通整理のガードマンが立っておられました。

 ガソリンスタンドの店員さんは、サンタさんでした。

 さて、法専寺では、ボチボチ、墓参り客が増えてきました。
 
 きょうは、来客の合間に、間もなく帰省の家族のために、部屋の掃除や、布団の用意をしました。

 そして、毎年元旦には、家族一服を着るので、着物の下準備も。

 11時からの元旦会は、例年、私と娘は着物姿で、お参りの皆様をお迎えしております。
 
 天気予報では、年末寒くなりそうです。さて、元旦のお天気はどうでしょう 
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ジッポウ 冬号

2007年12月23日 | 本紹介
 昨日は雨。風も強く大荒れでしたね。

 お参りもないし、3連休で法務以外は夫が在宅、留守番もあり・・・ということで、こういう時こそ私にとって、買い物日和。

 久々に○タウンの○伊国屋書店に行って、今月中旬に出ていた季刊誌「ジッポウ」4(ダイアモンド社)を買ってきました。

 「ジッポウ」は、昨年から出版されているダイアモンド社と仏教総合研究所(西本願寺系法人)編集の仏教雑誌です。

 今まで価格が高すぎ(1500円) でしたが、今回の2007・冬号から定価950円になっています。

 今回は、いろいろ興味深い、おもしろい記事があります。編集も工夫されておられるようです。

 「ジッポウ」は、見た目は雑誌ですが、書店によると、「一般書籍」扱いだと聞きました。佐賀の○伊国屋書店では、一般雑誌の所になく、「仏教書」のコーナーに置いてあります。

 同じ並びに拙著「お寺は何のためにあるのですか?」も置いてあります。
 拙著は、まだ、売れているのかなあ・・・売れ残って、書店に迷惑かけているだけかなあ・・・
 
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正月&報恩講準備

2007年12月22日 | 雑感
 師走という実感のないまま過ごしていましたが、
12月20日 カレンダーを見て、日にちが「20」代に突入したことを実感 
 さすがに、正月準備スイッチがON になりました。
 というわけで、このところ毎日、まじめに片付け大掃除、正月準備に頑張っています。

 昨夜は、今年最後の生け花のお稽古。
 お正月、床の間に飾る生花を生けました。

 さて、山門前の道路工事。
 数日工事をしていた後、ピタリと止まったまま・・・

 昨日、工事の方が挨拶に来られ、
 「いろいろありまして、今度、担当者が変わりました。工事は年明けから始めますので」
 「そうなんですか・・・」と穏やかに挨拶を受けたものの、
 内心、「ええっ 」 

 そういうことですので、東からの市道は、少々凸凹していますが、年明けまで、今まで通り、進入できます。

 工事の方は、「法専寺の巡番報恩講の時は、ご迷惑かけないようにしますので・・・」と、おっしゃってくださっていますが・・・

 と言うことは、まだ3月末に終了せずに、法要中は、工事中ってことでしょうか  
 他寺からのご参詣のお客様用に、ウチの地図の入った行事案内チラシを間もなく作成しなければなりませんが、

 地図の進入道は、どう案内したらよろしいんでしょう、間近にならないと、工事の進み具合が分からないってことでしょうか・・・心配です。
 
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SAGA

2007年12月21日 | 佐賀ネタ
 先日の夕方のこと。夫の従弟(お寺の若住職)が久しぶりに、ふらりと現れた。
 いろいろ話している中で、彼がここへ来る途中、書店で買ってきたという文庫本の話になった。

 栗本薫の「グイン・サーガ」というファンタジー。 

 何事にも無知な私ゆえ、栗本薫さんが、そのような物語を書かれていることを知らなかった。矢継ぎ早に質問

 「グイン・サーガ」は、正伝118巻、外伝21巻出版されている、世界最長のファンタジーなんだそうです。今もまだまだ続いている・・・
 外国でも翻訳、出版されている。

 「ところで『グイン・サーガ』って、どういう意味?」と私。
 「『グイン』は主人公の名前で『サーガ』は、『SAGA』。物語って意味」と、彼は、携帯の英語辞書機能で「SAGA」を見せてくれました。

 SAGA
 1,中世のノルウエー、アイスランド王侯・豪族にまつわる伝説
 2,(一般に)武勇伝、冒険物語
 3,大河小説

 SAGA 佐賀 は、英語では、そういう意味なんだ 知らなかった~

 ついでに佐賀市=SAGAーcity=「sagacity」は、「賢明、聡明」の意味。

 sagacity・・・そういえば遠~い昔に、そのような英単語を記憶していたような気もするが・・・言われるまで気づかなかった。
 
 佐賀市の皆様、おお、何と、すばらしい 

 
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ヒマラヤ

2007年12月20日 | 仏教
 先日の「真宗講座」・内藤昭文先生「仏教概論」の講義で

 唯識学「八識」

 「唯識」の「識」は「心」とほぼ同義語として使用される。この「識」とは、私たちの日常の認識、見たり聞いたり考えたりする心の働きを意味している。

 その識を仏教では 1・眼識、2・耳識、3・鼻識、4・舌識、5・身識、6・意識 の「六識」で考えている。これを「現行識(現に働いている識)」と呼ぶ。

 つまり、自分で自覚できる世界のことです。

 でもそれは、心の世界の、例えたら、海面に出ている氷山に一角にすぎず、海面下には潜在的な識、無意識の識として、7・未那(マナ)識、8・阿頼耶(アーラヤ)識を説く。

 阿頼耶(アーラヤ)識は、心の一番奥底にある識で、 
 
 単なる記憶ではなく、生まれ育った価値観と言いますか、無意識のうちに刷り込まれた私たち各人の無意識の識ですね。

 その阿頼耶(アーラヤ)識を経た自我でしか物を考えない「我執」が未那(マナ)識。
 そのマナ識が転じられなくては、自己中心を離れられない、つまり、自他平等、悟りはありえない・・・というお話でございます。

 さて、阿頼耶(アーラヤ)識の「Alaya」とは「蔵」の意味で、「たくわえる」という意味。

 サンスクリット語(古代インド語)で「雪」を「hima(ヒマ)」と言い、それに、「蔵」=「alaya(アーラヤ)」で「ヒマラヤ」

 ヒマラヤは、常に「雪をたくわえている」と言う意味なんだそうです。

 唯識学「八識」よりも、ヒマラヤの意味に「へ~」と、感心した私なのでありました。 
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優先順位

2007年12月19日 | 雑感
 昨日は早朝から夜遅くまで、あちこち行ったり来たり。

 まず、朝8時前から祥月命日のおつとめにHさん宅へ。 
 そこから、本願寺佐賀会館に直行して、勧学寮の「真宗講座」を午前中受講。
 
 午後はKさんの一周忌のお参りへ。
 
 夜は、ご門徒さんと一緒に、今年最後の仏教讃歌コーラスの練習に。

 10時過ぎ帰宅。留守中、入れ違いに帰宅食事した夫の洗い物の(私が病気でない限り、食器は流しに、そのまま置いてある)片付け済まし、ホッしたら、さすがに疲れが出て、夫に起こされるまで、こたつで爆睡。

 そもそも、暮れの忙しい時期に、何もわざわざ真宗講座なんぞ聞きに行かなくても・・・なんでしょうが、

 次回の講義は来年3月、ウチの巡番報恩講(大法要)の直前です。とても、出席はできそうにありません。だから、ワガママをしてでも今回出席しておきたかったんです。
 
 お安くはない「受講料が勿体ない」という主婦感覚もありますが、やはり、一番の理由は、受講していて楽しいから

 私ごとき、仏教学も真宗学も、学びの浅~いお寺のオバサンには「???」「むむむ」「う~ん」と難しい講義なれど、
「へえ~」「はあ~」「そうなんだ~」という学びがあり、ワクワクします。

 暮れに坊守が寺の留守番をしていない・・・と、いうのは問題かもしれませんが、そういうわけで、私のワガママで講座に行かせていただきました。

 さて、さて、庫裏の片付け、大掃除も始めなきゃ、年賀状も書いてしまわなきゃ、御正忌報恩講でお話させていただくネタも考えなくては・・・

 することは山のようにあるのに、今もこうしてブログで遊んでいる私であります。自分の好きなことは優先なんだけど・・・大掃除に取りかかるのは気合いが要る。
 先日I氏の「義務感でなく使命感」の名言を思い出し、優先順位の下位のほうこそ、しっかり果たさなきゃ・・・ と思うのでありました。
 
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