お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

お寺に行っても・・・

2009年02月28日 | 仏教
 昨日の素敵な「若婦さん」との出逢いで、改めて思ったのですが・・・

 法専寺にても、お舅さん、お姑さんと仲良く、ご一緒にお参りくださる若奥さんがおられる一方、
 お舅さん、お姑さんは、とても熱心にお聴聞なさるのに、息子さん、若奥さんは、お寺に来てくださらない ということも多々あります。

 気持はあるが、事実、お仕事でお忙しい、あるいは、お義父、義母さまがおられるので、まだ自分はお寺の法座に(義理参りに)行かなくても・・・という
まあ、少なくとも「お寺嫌い」でない、好意的な息子さん、若奥さんが大多数なのですが、

 中には(鈍感な私も感じるほどに)「どうも嫌われているなあ~」という方も・・・

 これは、私の想像ですが、その方にとって

 「お姑さんは、あれだけお寺の法座にお参りしていながら、キツイ性格は一つも直らん 一体、お寺で何を聞いてきているんだ

あるいは、

 「お姑さんが、あれだけお寺にお参りしているのに、我が家は困った問題だらけで、何の御利益もない。いいことないのなら、行かないほうがマシ

と、思っておられるのでは・・・

つづく・・・
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6のつく日は

2009年02月27日 | 行事・案内
 本願寺佐賀会館では6,16,26日は「常例法座」があります。

 昨日26日、ウチの仏教婦人会役員さん方とその「常例法座」にお参りへ。

 そこで、70代と思しきご婦人と一緒に来られた40代と思しきお美しい女性が、私に声をかけてくださった。
 
 先日のM組の「若婦人の集い」で、私の拙い話を聞いてくださった女性でした。
 
 いつも、お義母様と一緒に、あちこちのご法座でお聴聞しておられるとのこと。
 
 「きょうは、仕事が休みだったので、義母と温泉でも行こうかと思ったのですが、ちょうど6のつく日なので、坊守さんが仰った『心のエステ』のために、常例法座に来させていただきました」

 それにしても、お姑さんを鬱陶しく思うお嫁さんが多い中で、たまの休日に、よくぞ、ご一緒にお寺参りを・・・

 「義母に強制されなかったのがよかったのかもしれません。何だか自然に私も一緒にお参りするようになっていました。義母がいるから、私もお聴聞のご縁にあっているのです」

 彼女はこうも言われました。
「死んでからでなく、生きてゆく中での大切なことなのに、同年配の女性達が仏教を敬遠しているのが残念で、勿体ないと思います」

 「一般の講演だと、その講師の主観でお話になるので全て違いますが。こうしてお聴聞すると、ご講師(僧侶)は主観でなく、仏さまのことをお話くださるので、どなたのお話を聞いても同じで、うなずけます」

 ああ、ありがたいなあ、まだお若いのに、こんな女性がいらっしゃるのだなあ 

 昨日は、組内J寺ご住職のわかりやすい、ありがたいご法話とともに、彼女の言葉を反芻しながら、うれしく、幸せな気分で帰路につきました。
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おくりびと

2009年02月26日 | 雑感
 近くのシネコンで「おくりびと」が上映されていると知り、早速、昨日、夫婦で見に行きました。

 佐賀のシネコンでも、チケット売り場に長蛇の列(普段、佐賀ではありえない光景)という写真入り新聞記事を目にしていたので、
列に並ばなくていいように、前もって、ネットでチケット購入し、映画館に行ってホールの自動発券機でチケットを発券したら、楽チンでした。 座席は満席。中高年が大多数。

 「おくりびと」は、本当にいい映画でした。
 ユーモアもあり、
 いやあ、目が腫れそうなくらい泣きました。
 素敵なセリフ(言葉)が、たくさんありました。

 28年間、私は、夫が泣くのを見たことがないのですが、昨日は映画館座席隣の夫が、途中、ゴソゴソとポケットから何やら(ティッシュを)取り出し、鼻をかんでいる気配がありましたので、泣いていたのでしょう。
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呂律

2009年02月25日 | 仏教
 繰り返しテレビで流された某大臣の「ろれつの回らない」会見

 会見もですが、その後のバチカンでの愚行を聞くと、日本国民として恥ずかしい。修学旅行の子ども達のマナーより、よほどヒドイ。

 さて、「呂律(ろれつ)」

 仏教の「声明(しょうみょう:お経に節をつけて唱える)」に「呂旋法」「律旋法」「中曲」の3種類の音階があります。(日本音楽は、「声明」の大きな影響を受けています)

 声明の音階「呂律(りょりつ)」「ろれつ」=言葉の発音・調子 の意味になったようです。

 袋だたきの元大臣様、たまには、仏さまの前にお座りになって、しっかりした呂律で声明を唱えられてはいかがでしょう
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出発

2009年02月24日 | 雑感
 映画「おくりびと」のアカデミー賞受賞は、明るいニュースでしたね。

 私は残念ながら映画館での上映を見逃してしまったので、映画に関しては何のコメントもできません。「早くDVDにならないかなあ」と切望しているところです。

 元となった青木新門氏の著書「納棺夫日記」は、15年前、ある布教使さんのご法話の中で紹介があった時、早速手に入れて拝読しておりました。

 「死」は、日常でありながら、なるべく見ないようにしている、現実から遠ざけてしまっているのが常ですが、

 仏教では、「死」に真正面から向き合っています。誰もが避けられないことですから・・・

 そして、「死」を、単なる不幸、塩をまくような「ケガレ」と思うのではなく、

 「死」を「仏(真理の覚者)」と誕生する尊い出来事と味わう。

 そう言う意味では、「おくりびと」の英訳名が「departures 」(旅立ち・出発」になっていることを有り難く思っています。
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本願力に遇う

2009年02月23日 | 仏教
 「本願力」とは、阿弥陀如来の力、私たちを真如(真理・さとり)に導きたいと願われる阿弥陀さまの「本当」の「願」と「力」(はたらき)のことを申します。
 本願他力、他力本願 と言いますね。

 他力本願とは、自分の執着心(「自力」・自分中心に考える心)を離れて「さとり」に向かうように、と
私たちに対して、願い、はたらかれている 阿弥陀如来のお力(「他力」)のことであって、
決して、世間で誤用されている、自主努力放棄、人頼みの意味ではありません。

 本願力に遇うってことは、仏さまの視点から自分を見て、そのジコチュウ(愚かさ、傲慢)に気づかされ
 同時に、こんな私でも、本願力の有り難さの中に、安心して生きていけるのだ と味わうことであります。
 
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男を籠絡するには?

2009年02月20日 | 本紹介
 内田樹 著「ひとりでは生きられないのも芸のうち」文藝春秋

 フムフム・・・そうだそうだ・・・と拝読しているのですが・・・

 笑ってしまったのが、「いかにして男は籠絡されるか」の章

 氏曰く、男を騙すのは、簡単で、まず「あなたには才能があると思うの」と「才能」を誉める。「才能」で落ちない男には「ルックス」を誉める。「私、あなたのルックスが好きなの」

 なのに、世の女性は、
 p25男に向かって「あんたはバカなんだから」とか「ブッサイクな顔して」とかいうようなことを、たとえそれが事実であるにせよ(中略)告知することは、当該男性との良好な人間関係の構築に百害あって一利なし・・・

 

 

  
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最愛の人を失った方に

2009年02月19日 | 雑感
 あるご門徒女性とお話していて、気づかされたことがあります。

 最愛の家族を亡くした後日、知人にお悔やみの言葉をかけられ、根掘り葉掘り、亡くなられた方の病状を聞かれるのが、つらい・・・その時の耐え難い悲しみが、また、わき起こるので・・・と言われた。

 また、例えば、
 夕方、帰り支度の折、亭主持ちの女性が、ご主人を亡くされた彼女に対して、「あ~あ、今から夕飯の献立何にしようか面倒くさいなあ あなたは(檀那さんの)食事の用意しなくていいから、いいよね~

 まだ、ご主人を失った悲しみの中にいる彼女には、相手が悪気なく冗談で言っているとわかっていても、キツイ言葉だと・・・

 言っている本人に悪気はないのでしょうが、相手を傷つけ、悲しませる言葉を吐いてしまう・・・
 
 私も自分が気づかないだけで、相当あちこちの方を悲しませているに違いありません。
 鈍感力で生きている私ですが、相手の心に寄り添うことには、鈍感になりたくない と、あらためて思ったことでした・・・

 
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仏教とともに!

2009年02月18日 | 行事・案内
 昨日の佐賀新聞「読者のひろば」にて、佐賀市のご住職F師が紹介されておられましたが・・・

 F師のお寺で久しぶりに仏前結婚式が行われたそうです。
 新郎はアメリカ留学経験もある方・・・
 仏前結婚式を選んだ若い二人のために、若手の僧侶方が、ボランティアの結婚式サポート隊として協力、雅楽が流れる中、荘厳なお式になったそうです。

 よかった、よかった 
 法専寺では、オバサンがこれだけ「仏前結婚式」をアピールしているのに、まだありません・・・

 さて、お知らせですが、

 2月22日(日)午前8時30分~9時 
 NHKラジオ第2放送の「宗教の時間」に佐賀市のR寺ご住職S師が出演され、お話されるそうです

 再放送は 3月1日(日)午後6時30分から

 皆さん、ご一緒に拝聴いたしましょう
 
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第19回仏教讃歌コンサートに向けて

2009年02月17日 | 行事・案内
 きょうは、組内G寺坊守さんと共に武雄へ。

 「佐賀仏教讃歌の会」
 今年の「第19回仏教讃歌コンサート」(10月24日の発表会)に向けて、第1回目の代表者会議に出席してまいりました。
 
 ウチの組の仏教讃歌コーラス「こぶしの会」では、発表会終了後~次の発表会まで・・・坊守が2名ずつ1年交替でお世話役をつとめています。
 今回はG寺坊守さんと私がお当番。

 「仏教讃歌コーラス」を 教区で、組織だてて(ただ今11団体)、きちんと活動しているのは、佐賀教区だけではないだろうか という話でした。

 小さな佐賀県に、浄土真宗本願寺派の寺院が多く、ご法義篤く、活動しやすく、まとまりやすい・・・
 有り難いことだと思いました。

 あ、佐賀市のG寺さんの仏教讃歌コーラスが、来月か、再来月号の(本願寺の月刊誌)「大乗」に掲載されるそうですよ~

 
 
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