お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

寺婦記念法座

2014年01月31日 | 行事・案内
 きょうは3年に1度の佐賀教区寺族婦人記念法座でした。
 寺族婦人(じぞくふじんとは、お寺に住む女性、主に、坊守たち)のことで、略して「寺婦」(じふ)。

 法座は、寺婦役員で役割分担。
 私は、結衆(けっしゅう:導師以外で人数を決めて出勤する僧侶)の一人として出勤、正信偈和讃の2句目を唱えさせていただきました。

 女性ばかりで出勤する機会は多くありませんので、よい経験をさせていただきました。

 ご法話は、本願寺派司教のT師にご出講いただき、「本願」について、お話いただきました。

 印象に残った言葉をご紹介いたします。

 古代インド語の「ビハーラ」は、苦悩が、安らぎに転じられる僧院の意味。

 安楽国・極楽の「」とは、自分の欲望が充足されることではなく、心安らか・心が楽 という意味

 「平等」とは、皆に同じだけ与えられることではなく、
 最も救われにくい者が救われてこそ「平等」
 
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生かされて生きている

2014年01月29日 | 仏教
 本願寺新報(西本願寺の新聞)1月20日号の「字問字答」(筑間宗融師)
見事な書とともに紹介されている言葉は

 六十兆の細胞が
 みんな調和して
 活動している
 俺が
 生きとるなんて
 よく云うわ


 「俺のいのち」「私のいのち」と言い、実際そのように感じて生きていますが
「いのち」は授かり物で、私の所有物ではない。
 私の意思では、どうにもならないのが「いのち」であり、
私の「思議」をはるかに超えた「不思議」なものが「いのち」と、しみじみ気づかされます。

 

 

 
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遺体 明日への十日間

2014年01月28日 | 佐賀ネタ
 映画「遺体 明日への十日間
 2011年3月11日
 あの未曾有の災害に直面し
 困難な状況と向き合った人々がいた

 彼らには
悲しむ時間さえ無かった

 の紹介文が記載されている東日本大震災の映画です。

チラシ裏面には
「一人のジャーナリストが取材した事実を基に報道が伝えきれなかった真実を描く」 
と紹介されています。

 主演は西田敏行、他、緒形直人、勝地涼、國村隼、佐藤浩市、佐野史郎、柳葉敏郎・・・などなどの豪華俳優陣です。

 この映画を佐賀で上映する会を、法専寺の前・仏教壮年会会長さんが、お世話なさっています。

 日 時:2月23日(
 場 所:アバンセ1階ホール
上映時刻:①11:00~  ②14:00~  ③18:30~
 料 金:(前売り券)1,100円、(当日券)1,200円 料金の一部は被災地へ寄附

 
 恐ろしくて、悲しくて、つらい映画と推察いたしますが、
被災地のことを忘れてしまったかのような日々を送る、のどかな佐賀に住む私たちこそ、鑑賞すべきかと思います。

 ちなみに、その日はちょうど、組の「若婦人の集い」の日ですので、我々は、夕方からの部を鑑賞したいと思っています。


 
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法専寺新年会

2014年01月26日 | 行事・案内
 昨夜は、法専寺仏教壮年会主催で、コーラス会員、「若っかもんで飲もう会」メンバーも加わり、料亭での新年会
 今年は、参加者が少なくて、ちょっと残念でしたが、楽しかった~

 壮年会会長の挨拶の中で、「認知症予防のために、適度の運動算数を」という話がありました。

 特に運動もしてない私・・・(せいぜい6kg近くなった5ヶ月の孫を抱いてスクワットするくらい?)
 認知症テストの中で、100から7を引いてゆくというのがありますが、93まではさっとわかっても、その後の暗算は・・・う~ん、時間がかかりそうな私です・・・

 新年会にご出席くださった皆さま、ありがとうございました

 さて、先日、ご門徒さんからいただいた、「シニア川柳」から、私の現状にピッタリの句を3つ。

 目には蚊を
 耳には蝉を
 飼っている
 
 
 名が出ない
「あれ」「これ」「それ」で
 用をたす


 探し物
 やっと探して
 置き忘れ

 
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お帰りなさい

2014年01月23日 | 仏教
あるご法話で、「浄土とは、『いらっしゃい』ではなく、親から『お帰りなさい』と迎えられる、あたたかさ、安心の場」
と聞かせていただきました。
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厳寒に

2014年01月22日 | 雑感
今朝は、佐賀の平野部も、うっすら積雪。
 この寒さの中、暮れに生けた正月用の生け花の余り花材、松と梅を小さな花瓶にさしていたら、つぼみがふくらんで、一輪開花。

 
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巡番報恩講準備

2014年01月21日 | 行事・案内
 門徒会館の畳替えも昨日で全て修了しました。
 写真は、2階の法中部屋。出勤の僧侶方の控え室です。

 ご門徒さんには、半年前、おとき当番の予告編?を配布しておりましたが、
間もなく、案内状とともに、最終的なご協力お願い状をお届けいたします。

 法専寺のご門徒さんは、思いやりのある、生真面目な方ばかりなので
ご高齢の方、体調の悪い方は、決して「自分もお手伝いせねば」と、ご無理なさらぬよう、
もし可能ならば、本堂に座って、お聴聞だけでも、していただけたら有り難い・・・と、ご案内しています。
 
 その代わり、若い方、今、健康に恵まれている方は、ぜひ、仏さまへの報恩感謝のお気持ちで、清掃やおとき接待、駐車場や、案内係など、ご協力いただけたら、大変有り難く存じます。

 法専寺一同、「おもてなし」の心で、参拝客をお迎えしたいと存じます。

 
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差定

2014年01月19日 | Weblog
 「差定」とは、「さじょう」と読み、法要の式次第のようなものです。

 昨夕は、組内(そない:法専寺が所属する近辺のお寺のグループ)の若手の法中(ほっちゅう:僧侶方)に、ご参集いただき、
当寺が3月に会所を務める「巡番報恩講」5日間の「差定」をご相談。

 それと同時に、「会係」(えがかり)もお願いしました。

「会係」とは、法要の責任者であり、指示者のような存在です。
 まず、法要のおつとめに先立ち、尊前のお飾りや、法具に不備がないか点検し、ロウソクに点火など、準備をします。
 後堂(本堂裏)で待機する出勤(勤行に出る)僧侶方に、時間通りに法要開始するよう時計をにらんで、合図。
 喚鐘の係が、
「カン、カン、カン・・・・」と鐘を打ち、
雅楽のCD(法専寺では生演奏はないので)が流れる中、法中さん方が、内陣に出仕なさいます。

 ウチの組では、会係は、若院さん(住職後継者)方が、つとめてくださっていましたが、
次々、継職なさって「住職」さんになられましたゆえ、「若院」さんが少なくなりました。
 なので、若手ご住職方にも、お手伝いお願いしなくてはなりません。

 ちなみに、組内住職で最長老は、初期高齢者の夫です。
 

 
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水仙

2014年01月17日 | 雑感
今夜の生け花お稽古は水仙でした。毎年生けているのに、ノートを開かないと(決まりごとを確認しないと)生けられません。年数ばかり経って、全く進歩のない私です。
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おたっしゃ本舗

2014年01月15日 | 佐賀ネタ
 「おたっしゃ本舗」とは、佐賀市の地域包括支援センターの愛称で、
中学校校区ごとに事務所が設置されている高齢者支援の公的機関です。

 自分たちがお世話になるのは、まだまだ先のように感じていましたが・・・

 その「おたっしゃ本舗」から、初期高齢者?の仲間入りした夫にアンケートが届きました。
 アンケートの対象年齢は、65才になって間もない人と、90才以上の方。
 自分が高齢者だと認めたくない夫は、ろくに目も通さず、アンケートなど返信する気がまるでなく、
「『返信いただけない方には、個別に、ご連絡します』と書いてありますよ」と、おどしてアンケートを返信しました。

 今は、たまたま健康(そろそろ腰痛などは、出ておりますが)ですが、
すでに「介護予防事業」の対象者にカウントされております。

 私も今年は還暦。
 子どもの時は、想像もできなかった年齢ですが、
何ら、精神年齢は変わらず、成長もありません・・・
 
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