お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

私は私のいのちを生きる

2024年01月30日 | 仏教
 

 先日の生け花。玄関の自由花ですお花はすっかり春ですね。
 さて、有名なお釈迦様の言葉
「天上天下唯我独尊」
 この広大な宇宙の中で誰もが代わりのない、尊い1人である

 弱くてもいい
 ビリでも良い
 自分で自分をダメにしない限り、ダメな人は1人もいない

 賜った私のいのちを大切に、いのちを私物化せずに、私な私なりに生きてゆきたいと思います。
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イスラム教の考え方を学ぶ

2024年01月28日 | 本紹介
 

 何事にも疎い私ゆえ、イスラム教のことも浅薄な知識、いえ、全然知らないと言ったほうが正しいです。
 そんな知識ゼロの私にもわかりやすく、イスラム教の考え方を西欧諸国との考え方と対比して著されています。
 私が見聞きするニュースは欧米から見た報道であることも改めて感じました。
 イスラム教は、神が預言者を通じて詳細に規定された生活を送る、神と私の関係であって、本来、他者(他宗教の者)に干渉することはないことも知りました。
 それぞれの宗教(自分が生きる規範なるもの)、それぞれ考え方の違いをお互い知り、尊重し、認め合わないところに平和はないと改めて思いました。
 宗教の名の下に「我執」の(私が正しいと自分の感性に固執する)怖さも悲しく思いました。
 私は仏教徒だから申すことかもしれませんが、
自分の考え方を善とし、自分の感性に固執し、自分の感性に合わない他者を差別、攻撃することの精神性の幼稚さ、愚かさ
をよくよく自覚するよう促す仏の教えをあらためて有り難く拝受したのでした。
コメント (2)
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法専寺新年会

2024年01月27日 | 行事・案内


 写真は境内のロウバイ。
 さて、きょうは5年ぶりの法専寺仏教壮年会&婦人会の合同新年会で、料亭へ。
 親しいご門徒さんとの楽しい会話と共に、美味しいお料理をいただいて、至福のひとときでした。
 乾杯音頭の仏教壮年会会長さんも、シメの挨拶で責任役員(総代代表)さんも、最近お参り(聞法)が減っていることに触れ、皆で(法座のお参りを)お誘いしましょうと、ご挨拶くださり、有り難いことでした。
 今年もご門徒の皆さんと共に聞法できますこと、私も楽しみにしております。
 ありがとうございます!
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歴史勉強会で

2024年01月26日 | 佐賀ネタ
 月1回の「歴史勉強会」に楽しみに行っています。
 元高校教師で郷土史家の森先生の講義はとてもわかりやすく面白い。
 昨年から「葉隠」を解説くださっています。
 先日は佐賀藩の「武士の一分」
 「武士の一分」とは
『武士の一分』という映画もありましたが、
武士が命をかけて守らなければならない名誉、面目のこと。
 武士は誇り高く、卑怯を嫌う。面子を潰されると切り合いになる。
 やられた時は仕返しに行き、仕返しが達成したら、その場で腹を切る。それが武士らしいと評価される。
 また、後に禁止されるが、主君が亡くなった後の「追腹」(殉死)で佐賀藩は多くの家臣が亡くなっている。これは、忠臣は二君に仕えない ということと、恩義のある方に殉ずることから。
 初代藩主・鍋島勝茂が亡くなった時は何と26人も殉死されている。そして、殉死した者の子孫は戦死した者の子孫同様、大切にされている。

『葉隠』の作者・山本常朝は、
 どうすれば(武士として)恥をかかずに済むか、それは生への執着を捨てることである。「常住死身」になっていなければならない。
と言う。
 武士の一分
 うう・・・
 この時代の武士に生まれなくて良かった〜
 
 
 
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佐賀も積雪

2024年01月24日 | 佐賀ネタ




 今朝は佐賀平野部も3〜4センチの積雪でした。
 早朝の風景。写真↑
 私は今朝早く出かける用事があり、天気予報を聞いて、昨夜からタクシーを予約しようとしましたが、予約不可。
 国道まで見に行ってくれた夫が、国道はそんなに積雪してないと、教えてくれたので、マイカーで出かけることに。
 出発前、まず、車の雪落とし。バサッ、バサッ。
 国道は皆さんソロソロ、ノロノロ運転(通勤ラッシュ時でもあり)だったので、あまり怖い思いをせずに運転できました。
 よかった〜
 会話はスベるけど、車はスベらずに済んで。
 午後、用事が済んだ頃は晴れ、雪はすっかり解けていました。

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佐賀県太良町

2024年01月22日 | 佐賀ネタ
 

 佐賀県の最南、長崎県との県境近くの太良町(たらちょう)へ。
 (竹崎)蟹食べ行こう お酒も飲もう ♫ と、贅沢しに。
 
 写真は、竹崎城址展望台。

 

 展望台からの眺め。対岸、左の小さく見える三角形の山は眉山。その隣に大きな、山頂は雲に隠れた雲仙岳(頂上付近に大火砕流があった普賢岳)。



 有明海対岸には福岡県大牟田市、右側(南)に荒尾市が見えます。
 
 

 写真↓は、有明海の夜明け。


 美味しい蟹と佐賀県各銘柄のお酒(少しずつ飲み比べ)をいただき、至福の時を過ごさせていただきました。
 夕方と翌朝の温泉大浴場でたまたまご一緒し、湯船で話しかけてくださった女性は、福島(原発事故帰宅困難区域・双葉町)のご出身で、今は転勤で福岡市にお住まいの方でした。
 震災1年半後と2年後「佐賀仏教讃歌の会」の方々にお誘いいただき、私も2回ほど福島訪問させていただいていたので、福島の話や、彼女が福岡市から佐賀県内あちらこちら、遊びに来られている話で、朝から長湯になりました。
 K寺さまの仏教婦人会会長さんもお務めの旅館Tの女将さんともお見送りに出てくださった時に長話。
 たくさんの有難いご縁の贅沢な時間を賜りました。お世話になりました。
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生と死

2024年01月20日 | 本紹介
 

 農学博士、植物学者・稲垣栄洋さんの著書の言葉です。

 「永遠に思える宇宙でさえも生と死を繰り返している」
 「私たちは宇宙を構成する一員として、与えられた生命を生きて、与えられた死を受け入れるだけで良いのかもしれない」
「私の体を構成している炭素は、再び宇宙にばらまかれ、どこかで新しい星を生み出す」
 「私たちの体は星の死によって生まれたものである。そうだとしたら、この炭素でできた有機体が老いて死ぬ運命を背負っていることは、当然のことなのかも知れない」
 
 まさに広大な宇宙のいのち、無量寿ですね。
 宇宙の中、ちっぽけだけど尊い一構成員として生まれた私。淡々と生きて、淡々とこの世の命終える、そして、次にいのちを繋いでゆく。
 いいなぁ。そういう境地で生きてゆけたら。
 
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PERFECT DAYS

2024年01月18日 | 雑感


写真は今朝の夜明け。
映画「PERFECT DAYS」を観てきました。
 役所広司さんが第76回カンヌ国際映画祭で男優賞を取られた日本、ドイツ合作映画です。
 幼なじみが
「仏教的な映画だと思った。2回観に行った。1回目聞き漏らした言葉や気づかなかった映像を楽しめた」
と言っていたので、これは私も1回は観なくちゃ! と。
 ほとんどのセリフのない映像。役所広司さんの表情だけで魅せられる。
 日常生活を大切に楽しむ、感動する。素敵な生き方。
 幼なじみが言うとおり、仏教的な美しい映画だと思いました。
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佐賀県神埼市でウォーキング

2024年01月17日 | 佐賀ネタ
 

 先日、佐賀市東隣の神埼市でのウォーキングに参加。
 写真↑ は、白角折(おしとり)神社の樹齢1000年を超える大楠(高さ26m根回り27m)
 
 

 仁比山(にいやま)神社。本殿は疲れて上りませんでしたので、写真は看板のみです。
 仁比山神社は神埼市的(いくは)にあります。
 
 先日、関裕二さんの著書
 

を読んでいたら、古代、朝鮮半島の任那日本府を代表する人物に「的」(いくは)氏の名前が。
 古来より朝鮮半島と行き来が盛んな北部九州。神埼の仁比山神社付近の地名「的」(いくは)は、的氏と関係ないのかな?と、思ったところです。

 

 写真↑ は、のどかな仁比山公園の水車。
 久しぶりのウォーキング、9000歩歩きました。
 お世話くださっているのは、ゆめさが大卒業生の先輩方です。ありがとうございます。
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御正忌報恩講終わる

2024年01月16日 | 行事・案内
 

 今年初めての生け花稽古は
ボケの1種生けを。
 
 さて、1月16日(新暦)の親鸞聖人の御命日をご縁とする
御正忌報恩講(ごしょうきほうおんこう・西本願寺では毎年1月9日午後から16日午前中)も満了しました。
 15日は通夜布教(つやふきょう・オールナイトで次々と全国からおみえの布教使さん方々が御法話をくださる)のライブ中継がありました。
布団の中で眠りながらスマホで御法話を聞かせいただく贅沢を。夜中目が覚めて、またしばらくお聞かせいただきました。
 普段からYouTubeで御法話を聞きながら眠りにつくと言う友人もいます。
 不眠気味の方は、ぜひ、御法話を聞きながら、おやすみになられることをオススメいたします。
 ちなみに、我が家の1週間の精進料理期間も終わり、また、肉、魚の命を頂く食生活に戻ります。
 この1週間、小学生の孫は学校給食以外、ウチでの食事は精進、中学生の孫は精進弁当でした。
 孫たちも慣れていて、何の不平もありません。
 中学生の孫が、妹たち小学校の給食メニューを聞いて「いいなぁ」とは言っていましたが。
 
 今年も家族一同、楽しく御正忌報恩講のご縁に遇えて良かったです。
 南無阿弥陀仏
 
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