お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

葬式の意味

2011年01月31日 | 本紹介
 管純和 師 「葬式のはなし」 法蔵館

 Q&Aの形で
真宗における、葬式の意味 や
葬式に関わる仏事 に関して答えておられます。

 あいまいで誤解の多い、葬儀告別式の違いなど明快に答えてくださっています。
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貼り紙 その3

2011年01月30日 | 雑感
 懇志の貼り紙

 ふと、思いました。
これが、ずばり金額が書いてあるから、貼り紙を見る方に「こだわり」の感情がわきおこるのではないかと

 現に、同じ金額を寄付いただいても、
その懇志で、例えば、仏具の香炉を購入し、

 「香炉 ○○○○(寄贈者名)」   のように、

 貼り紙したとしたら

 その貼り紙を見て
「懇志の貼り紙をするなんて、けしからん
という感情はおこらないのではないか・・・

 う~ん、
 私もそうですが、
 現金となると、どうも、なまなましくて・・・
懇志の貼り紙を見る側に余計な感情(煩悩)がわきおこります。

 お寺は懇志で成り立っているのですから
大昔から、頂いた懇志は(金額の多少に、かかわらず=こだわらず)感謝の気持ちを込めて、貼り出しているのでしょう。
 
 でも、それを見る側に、こだわり(煩悩)がおこる。
  
 さて、どうしたものでしょう
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ポルターガイストの正体

2011年01月28日 | 雑感
 霧島山の新燃岳の大噴火

 一昨日未明、何か物音に夫は目が覚めたらしい(私は熟睡していて気づかなかった・・・)
そして、昨日は、日中、居間の引き戸が、ガタガタと音を立てて揺れていた

 地震でもないし・・・
 どこか窓が開いていてが吹き込んでいる様子もないし・・・

と、不審に思っていたら、
火山の大噴火による空振と言う現象だったらしい。九州の対角線上にある遠い佐賀でも、空振がおこる自然の凄まじさ!


 話を聞いたところによると、
夜中の物音に、「誰か外に不審者がいる」とギョッとしたり

 一部の窓や戸だけが揺れてガタガタ音がするのを
これはポルターガイストか・・・と、不安になった方がいらっしゃったようです。

 口蹄疫が治まったと思ったら、今度は、鳥インフルエンザ・・・

 その上、火山灰による大被害

 宮崎、鹿児島は大変なことになっております。 
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貼り紙 その2

2011年01月27日 | 雑感
 昨日の続きです。

 某氏が指摘されたとおりに、葬式懇志の貼り紙も止めた方がいいのかどうか・・・
私にはわかりません。

 ただ、今まで、家族のどなたかが亡くなり、初めてお葬式をなさる方の中で、
「葬式のお布施をどのくらいしたらいいのか、全くわかりませんので教えてください
と仰る方がおられます。
 そうお尋ねくださっても、
「そちらのお気持ちで・・・」としかお答えのしようがありません。
布施なのですから、金額に決まりはありません。
金額は各自の気持ち・ご事情によりますから・・・
僧侶から請求するものではありませんし・・・
 それでも、
「いや、全く見当がつきませんので・・・」とお尋ねなさる方に
「では、本堂に葬式懇志の貼り紙をしていますので、参考になってください」
とお伝えすることはありました。

つづく・・・
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貼り紙

2011年01月26日 | 雑感
 恒例の「仏教壮年会」&「仏教讃歌コーラス」&「若っかもんで飲もう会」合同新年会

 この新年会だけは、送迎バスにて、お料理屋さんで行っています。(私もお客さんでいられるので、毎年楽しみ・・・ルンルン

 そのお酒の席で、某氏が仰ったこと。
 
(佐賀の?)お寺では、寺の法要(報恩講、彼岸法要、盂蘭盆会等・・・)の折、受付で、いただいた懇志をその場で開き、その法要の間、半紙にご芳名と金額を書いて貼りだします。

 懇志なのに、どうして、一人一人、名前と金額を書いて貼りだすのか
 
 一般家庭からお寺に嫁に来た私も最初戸惑いました。
 理由は、未だによくわかりませんが、たぶん、ご懇志をいただいた感謝の気持ちから貼りだしているのではないか・・・
 父(前住職)の時は、全ての法要の度に、総代さんに受付をお願いして、貼りだしていました。
 今の住職になってから、法専寺では、一般の法要の懇志を貼りだすのは止めました。(組の会所を務める「巡番報恩講」の時は組の行事ですので、慣例に従って、貼りだしています)
 一般の法要の「お志」の貼り紙は止めましたが、
ご葬儀で上げていただいた懇志は、貼っています。

 某氏は、その「葬式懇志」を貼りだしているのを問題だ と、仰いました。

つづく・・・

 
 

 

 

 
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煩悩の火災警報

2011年01月24日 | 仏教
 仏さまに出遇うってことは

 常時、煩悩の火種をかかえた私が、何らかの縁によって、すぐ発火し
心が火災になりそうな時

 私自身に心を静める能力がなくて、完全な心の火災鎮火はできないでしょうが

 仏さまの願い・御恩を思い出せば、
それが、私の煩悩によるものと自覚させられる・・・

大火災まで広がり、自分も焼けただれ、
周囲に延焼して大迷惑かける前に
「ああ、また煩悩が燃え上がっとるな~
と自覚することで、
少~し(ほんのちょっぴり)阻止できる ってことではないでしょうか。

 いや、無理かな



 さて、煩悩によって心が暴走し、行きすぎたところが殺人なのでしょうが
今夜のサスペンスドラマ舞台は、佐賀らしい。

 
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火災警報機

2011年01月21日 | 雑感
 火災警報機の設置義務の期限が迫り
先日の総代会で決定し、本堂、納骨堂、門徒会館台所、庫裡の台所、寝室に取り付けていただきました。

 例えば、納骨堂で火災が発生した場合、庫裡(くり:住職家族の住まい)でも、一斉に警報音が鳴る連動式を設置。

 ついでに非常火災警報機(ボタンを押すと、けたたましい音がする器具)と、何カ所も置いている消火器を点検していただきました。

 火災は怖いです。
 
 なのに、思考・行動を中断されたり、別のことに思考が移ると、今までしていたことをすっかり忘れてしまう私ですので、鍋を焦がすこと たびたび。
「また~
と家族にあきれられてきました。

 今は、コンロも便利になり、焦げ付きそうになると、自動消火するようになったので、助かっていますが・・・

 若い時からこの有様。これから、ますます認知が劣ってゆくのですから、私が火災の原因を作らないよう、気をつけなければ・・・
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願い その2

2011年01月20日 | 仏教
 親は、まだ何も分からない幼い子どもに「こういう人に育って欲しい」「しあわせでいて欲しい」と願います。
 何もできない、何も分からない幼い子どものために、親が労力惜しまず、世話をします。

 親子の絆により、幼子は、安心して過ごし、
不安を感じたら「お母さ~ん
甘えて「お母さ~ん
ありがとうの気持ちで「お母さ~ん
 
 仏さまからご覧になると
私は、何も分からない子どもと同じ・・・

 自ら進んで覚りの道に至ろうとも思わないし、第一、自分が迷妄の存在であることすら、自覚症状がない。

 自覚症状のない者が、医者にかかろうと思わず、まして、治療が必要だなんて思いもしないのと同じ・・・

 だから、放っておけなくて、
仏さまの方から、「南無阿弥陀仏」となり
私の前に出向いてくださったのだと味わっております。

 そう、「お母さ~ん」は、「南無阿弥陀仏」
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願い

2011年01月19日 | 雑感
 ある学童保育にて
その日は、家からお弁当を持ってくる日だったそうですが
 
 ある1人の子どもA君の様子が朝から変だった。
お昼になって、みんながお弁当を広げる時間になると、
自分はお昼は「いらん」と、言ってふてくされていた。

 先生がじっくり理由を聞くと
 A君のお母さんは、お弁当を作るのが面倒だったのか、
お弁当の代わりに、お菓子を持たせていたらしい。

 A君は、自分だけお弁当でなく、お菓子を出して食べるのがイヤで
ふてくされていたらしい。

 A君は、親には文句が言えず
結局、先生方や周りの友人を蹴ったり・・・という暴力で、うっぷんをはらしていた。

 その話をしてくださった先生が仰っていました。

「何も、豪華な弁当でなくていいのだから、おにぎりくらい持たせてあげればいいのに・・・」

 昔は、貧しくて、お母さんが本当に忙しくて、お弁当を作ってもらえず、
お弁当の時間、1人校庭に抜け出て、水道の水を飲んで空腹に耐えていた・・・という話はありましたが、

 今は、どうなんでしょう?

 別に「母親」が弁当作って当然とは言いませんが
案外、自分の都合が優先で、携帯メールチェックしたり、化粧する時間はあっても
弁当を作る時間がない(作る気がない)のだとしたら、子どもが、かわいそうな気がします。

 



 

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異常気象

2011年01月17日 | 雑感
 夏、あれだけ猛暑だったので、暖冬だろうと思っていたのに・・・

 寒い 
 掃除をするのも、外に出かけるのも、気合いが要る。

 昨日も、たぶん今朝も、佐賀でもー3℃

 でも、北国の方には、これくらいで寒がっていては、笑われるでしょう。

 豪雪地域の方には、積雪3cmくらいで騒いでいては、あきれられるでしょうね。

 
 重労働の雪かきする必要もなく

 地震も少なく(今のところ、めったに揺れない)

 津波の心配をすることもなく

 がけ崩れの心配もない

 
 そういう佐賀の平野部に住んでいる私は、本当に恵まれた生活をさせてもらっています。

 あ、でも、佐賀の平野部も災害は、あります。

 台風と大雨洪水

 世界各地も大災害が多いこの頃
 長女がお世話になっていたオーストラリア ブリスベーンのホストファミリー(一昨年秋には、子ども達が来日。ウチに宿泊)とは、まだ連絡がとれません。

 何事もないのが「当たり前」と思わないよう、「明日は我が身」の覚悟をもって、いつ死んでもいいよう、しっかり生きていきたいとあらためて思っています。

     
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