お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

看取り

2016年06月30日 | 雑感
 先日、母がお世話になっている老人施設で、
「看取りのとき ー穏やかな最期を迎えてもらうためにー」 と題して、
施設内常勤の医師による講演がありました。

 本人と家族の意向が大きいですが、基本的に「長く生きる」(本人を苦しめるだけの延命処置)よりも、質(最期まで、心穏やかに生きる)ことに重点をおいて、対応してくださっていることがよくわかりました。
 その中で、「あの応対でよかったのだろうか 大きな病院に移ってもらったほうがよかったのではないだろうか」と、迷い、悩まれるケースも多々あることをお話くださいました。

 とても、やさしい、魅力的な先生です。
 母も、たびたび不定愁訴(更年期は、はるかに過ぎていますが)で、お騒がせしていますが、その度に、本人の訴えをよく聞いて、対応してくださっています。
 
 生きるのも大変ですが、死ぬのも大変、思い通りになりません。
 できれば、苦しまずに死にたいですが、自分ではどうしようもありません。

 あるがまま・・・おまかせです。
 南無阿弥陀仏

 

 
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15歳の夏

2016年06月28日 | 行事・案内




上映会のお知らせです。

お世話は法専寺の総代さんご夫妻がなさっています。

日時 8月20日(土)
①11時~12時40分、②14時~15時40分、③18時~19時40分

会場 佐賀市 アバンセホール

料金 1000円(当日1200円)
中高生は500円、小学生は無料

戦争の史実も戦争の現実も知らない私たちは、観るべき映画だと思います。
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組仏教婦人会50周年記念大会

2016年06月26日 | 行事・案内
 このところの大雨続きの中、きょうは、奇跡的に思える晴天に恵まれ、組(浄土真宗のお寺のグループ)の仏教婦人会50周年記念大会が行われました。

   
 
 写真 ↑ は、各寺代表者(11名)による献灯、献花、献香

   

 組長さんが導師をつとめられ、組内ご住職方による「宗祖讃仰作法」(音楽法要)  写真 ↑

 その後は、私、本堂外でウロウロしていましたので、写真はありませんが
 声楽家、S先生の素晴らしいミニコンサート
 
 午後から長崎県諫早市からおいでくださった、K師(美人女性ご住職)のご法話をお聴聞。
 有り難いご縁をいただきました。

 役員さん方、本当にお疲れさまでございました
 また、会所の婦人会の方々、何日もお世話いただきまして、大変お世話様になりました。

 たくさんの皆様のお力で、楽しい1日を過ごさせていただき、お浄土にもってゆく良き想い出がまた1つ増えました
 有り難うございました
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組仏教婦人会50周年記念大会 仏花

2016年06月24日 | 行事・案内
いよいよ26日(日)は、組仏教婦人会50周年記念大会です。
 きょうは、早朝から、S組のM寺坊守様に、会所G寺様までおいでいただき、如来前の仏花を生けていただきました。 写真 ↓

  

ご指導いただきながら、組内坊守たちも脇尊前の仏花を生けました。

 親切なご指導で、わかりやすく、とても楽しく、仏花の勉強をさせていただきました。

 きちんと生けるのは、物凄く面倒で、難しい・・・と、敬遠していた私です。普段、いかに短時間で生けるか・・・と、全くイイカゲンな花を生けている私です。
 大いに反省し、これから、少し真似事をして、生けてみたいと思いました。有り難うございました

 また、各寺仏婦代表者による献花、献灯、献香の折りのお花も6つ、坊守たちで作成。写真 ↓

  

 午後は、当日の流れを再確認したり、レジュメを各寺人数分、分ける作業や会場の垂れ幕(書は、組内のH寺坊守さん)の設営をして、夕方解散しました。

  

 会所のG寺様は、準備の度、仏教婦人会の役員さん方までおいでいただき、いろいろお気遣いの数々・・・本当に感謝、感謝です。
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悲しみに寄り添うビハーラ

2016年06月23日 | 仏教


昨日の大雨を報じる佐賀新聞の記事です。
 夕食後、一斉に家族の携帯が鳴り響き・・・
一瞬「えっ、また地震」(緊急地震速報)かと思いましたが、でも、地震速報とは音楽が違う
 洪水、土砂災害警報? が、ウチのすぐお隣、神埼市に発令された その緊急速報でした。

 昨日、高速道路もJRも不通の区間があり、大雨洪水警報は出たままでしたが、午後、雨は小降りに。

 予定通り、佐賀教区の寺族婦人(お寺の女性)の総会が本願寺佐賀教堂で開かれ、私もお参りさせていただきました。
(佐賀市の中心部道路は冠水もなく、大丈夫でした)

 

 ご講師のM師が、いつもながら、カラフルな資料をご用意いただき、
ビハーラ = 安らぎの場所・僧院
として、「悲しみに寄り添う」寺院活動を・・・との、ご法話をいただきました。

 お寺に住まわせていただいている者として、しっかり仏法をお伝えするお手伝いをさせていただきたいと、あらためて思いました。

 きょうは、曇り空、雨は上がっています。さて、あすは
  
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若いうちに

2016年06月21日 | 仏教


写真は、鹿児島教区川内組が作られた「法語カレンダー」今月の言葉は
本願寺第8代蓮如上人の言葉です。

 若いうちは、世間のことに忙しく、なかなか仏法を聞くという機会も気持ちの余裕もないかもしれませんが、元気な若い内だからこそ、ぜひぜひ、お寺を有効活用して、仏法にご縁を結んでいただければ・・・と、思います。

 各地、猛烈な雨や竜巻など被害が出ています。
 熊本は2度の大地震の後、片付けもままならぬまま、今度は豪雨で崖崩れや浸水・・・
 疲労困憊。情けなく、おつらい日々であろうと存じます。
 
 今は雨が上がっていますが、また、明日は豪雨になるそうです。
 
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軟弱

2016年06月19日 | 雑感
 先日、仏教壮年会の元会員さんで、以前、総代も務めていただいたM・C氏がご往生されました。

 その三日参り(ご葬儀、火葬後のお寺参り)の折、ご親戚の中に90才の男性がおられました。
 奥様からご主人の年齢を聞いて驚いたくらい、とてもそんなご高齢には見えません。
 姿勢もよく、足取りも軽く・・・
奥様が仰るには、ご主人はパソコンもなさるそうです。

太平洋戦争では激戦地にて、大腿部に被弾され、ケロイドになっておられるそうです。

 そこまで奥様からお話を伺って、お尋ねしました。

 「戦争を体験され、今もビシッと生活しておられる先輩からご覧になったら、今の若い者は、軟弱で幼稚で、嘆かわしく思っていらっしゃるのではありませんか

 奥様は、ご主人のほうを振り向きながら
「はい、本当に・・・」と、深くうなずかれました。

 あまりに恵まれた生活をしつつ、それが当たり前と鈍感、
堪え忍ぶことに弱く、ジコチュウで子どもっぽい・・・
もう、いい年した大人でありながら、身心軟弱・・・

大先輩のお姿を拝し、私自身を大いに反省させられたことでした。

 
 
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第36回千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要 参拝ツアー

2016年06月18日 | 行事・案内
毎年恒例の東京 国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑で、浄土真宗本願寺派により勤修される
全戦没者追悼法要

 9月18日(日)12:45~14:15
 

 この法要は、先の戦争で戦死、犠牲になられた日本人だけを追悼するのではなく、
仏教精神に基づき、全世界の戦争犠牲者、また世界各地で紛争、テロなどで犠牲になられた方々を追悼し、
自らの生き方を仏前に問う法要です。

 佐賀教区参拝ツアーのご案内をいただいています。

9月15日 出発 ー 18日の法要に参拝して佐賀に帰る 3泊4日、参加費83,000円のツアーです。

 築地本願寺参拝や靖国神社見学などあり、自由行動もできる参拝ツアーです。

 佐賀教区内の門徒さんはどなたでも参加できます。
 ご希望の方は、詳細を各寺、または佐賀教務所にお尋ねください。申込用紙もあります。

申し込み締め切りは、佐賀教区の「平和の集いー全戦争犠牲者追悼法要」が勤修される8月6日です。
 
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佐賀産玉ねぎ

2016年06月16日 | 佐賀ネタ


北海道に次いで全国第2位のタマネギ生産地 佐賀県ですが、
タマネギの病気「べと病」が広がり、深刻な状況だそうです。
写真は、きょうの朝日新聞。
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ビハーラ佐賀 講演会で

2016年06月16日 | 雑感


生け花のお稽古で生けた「アガパンサス」の1種生けです。

 さて、先日、「ビハーラ佐賀」総会後、仏教婦人会との合同公開講座で

 「東日本大震災の被災体験を通して」と題して
気仙沼の菅原文子さんのお話を聞かせていただきました。

 菅原さんは津波でご家族を3人亡くされています。
 ご主人は、階段から手を差し伸べたSさんの目の前で大波に流され、行方不明となられました。

 行方不明のご主人に宛てた手紙・「あなたへ」で、第2回「kyoto kakimoto 恋文大賞」を受賞され、
受賞がご縁で、西本願寺とご縁がつながり、
 「初めて、あの大きな本堂にお参りし、とても、心が落ち着ちつきました」
と仰いました。
 
 「気仙沼に真宗寺院はなく、浄土真宗なんて、どんな教えかも全く知らなかったけれど、僧侶方やご門徒さん方と接する機会を経て、み教えを学んでみたいと思いました」
ということで
現在、何と、お仕事(酒屋さん)で、大変ご多忙の中、中央仏教学院(浄土真宗の専門学校)の通信教育を受講されているそうです。

大賞を受賞された「恋文」と壮絶な震災、津波体験を書籍にされた

 「あなたへの恋文」も購入させていただきました。



 

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