お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

栄の国まつり

2015年07月31日 | 佐賀ネタ


8月1日、2日は第44回「佐賀城下栄の国まつり」です。

昨年、一昨年と2年続けて、2日目の総踊りが、雨のため中止になりました。
先日、町の公民館で、盆踊りの練習がありました。
今年は雨の心配はなさそうです。
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「救われる」

2015年07月30日 | 仏教
 先日、大阪のある真宗専門学校(僧侶を目指しておられる方々、もしくは、僧侶で、学問を深められる方々対象)で、教えておられるA先生が、学生さん方に、

 (法話などで)簡単に「救われる」という言葉を使うけれど、

「救われる」とは、どういうことなのか 
「救われる」という言葉を使わずに 説明せよ という 課題を出されたそうです。

 お寺に生まれ育った方、篤信のお宅で育たれた方、聴聞を重ねられた方々にとっては、当たり前、何を今さらの「救われる」と言う言葉(仏教用語)ですが、

 若い頃の私のように、仏教に疎い者にとって、「阿弥陀如来に救われる」と、聞いても、何のことかわからないし、違うことをイメージします。
 
 たとえば、一生懸命、阿弥陀さまに祈願することで、
自分や家族の病気が治ったり、家庭内の諸問題が解消したり・・・つまり、自分の悩みが解消される(自分に好都合な状態になる)ことが
「救われる」という意味だという誤解。

 その大きな誤解により、一大事を聞き誤ることになります。
 
 または、現世は、どうしようもなく辛いけど、死後、地獄に落ちず、極楽世界に行けて、お気楽ハッピーエンド、めでたし、めでたし
みたいな、誤解も、あります。 

 仏教で「救われる」とは、究極的には、覚りに至る(智慧と慈悲を完璧にそなえた仏になる)ことです。
 しかし、覚りに至る なんて、自分でできることではありません。(自分でできる と、思う人は、自己満足に過ぎません)
いや、仏になりたい と、思える人は、すばらしい、大方は、「仏に成りたい」 なんてこと、思いもしない  のが、私です。

 1,自分は、真実(法)とは、かけ離れた、自分中心の物の見方、感じ方しかできず、縁によっては、心コロコロ。自分に不都合なことは周囲のせいにし、自分に好都合なことは、自分の手柄にしたがる。とてもじゃないが、覚りの境地に、ほど遠い存在である と、気づかされること。

 2,そんな私をも見捨てず、「あなたを覚りに導きましょう」と願っておられるのが、覚りを得、覚者となられた仏 の、大いなる願いである と、気づかされること。

 1,2に気づきによって、私の心が転じられ(今までの自分中心だけの思考回路に、仏さまを意識した思考回路が加わり)
幾分、やわらかな心に恵まれる。そして、自分に不都合なことも、何とか乗り越えて、強く明るく生きぬく人生をめぐまれる。 

 それが、現世で「救われる」ことなのだと、味わっております。

 
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甲子園

2015年07月29日 | 佐賀ネタ


佐賀新聞一面記事⬆

佐賀龍谷高校、甲子園出場おめでとうございます❗
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老後崩壊

2015年07月27日 | 本紹介


 図書館で予約順番待ちで、このたび拝読した  

  藤田孝典 氏著 「下流老人」

 「下流老人」とは、3つの「ない」

 1,収入が著しく「ない」
 2,十分な貯蓄が「ない」
 3,頼れる人間がい「ない」 



 収入が、2ヶ月で10万を切る、老齢年金だけの母。
 長生きは「想定外」で、貯金を取り崩して生活しており、もはや、十分とは言いがたい母は、1,2が当てはまります。
 まあ、母には、「頼れる」ほど立派ではありませんが、子どもがいるので、精神面は安心で、何とかなるでしょう。

 でも、私自身も、長生きリスクをかかえ、全く人ごとではありません。

 本には、

 親の介護のため、自分の老後資金がなくなったり・・・
 認知症により、詐欺や、悪徳商法のターゲットにされ、貯金を使い果たしたり・・・
 思わぬ事故や、病気により、多額の保証金や医療費が必要になったり・・・
 頼れるはずの子どもの諸問題があったり・・・
 
「想定外」が、この娑婆世界。
 身につまされるエピソードが紹介されております。

 
 
 
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台風前に

2015年07月26日 | 行事・案内
昨夜は母がお世話になっている老人施設の盆踊り大会でした。
ボランティアさん、職員さん方が踊られるのを楽しく 拝見。
車椅子の母も手拍子したり、ノリノリで、ふりを真似たり、ニコニコ。
「楽しかった~
と、喜ぶ顔を見られて、私も楽しいひとときでした。

さて、今朝も穏やかな晴れ。
心配した、おみがき、境内清掃は10時半に無事終了しました。

暑い中、ご奉仕いただいた皆様、お疲れ様でございました❗

ありがとうございました❗❗

正午現在、台風の影響は、まだありません。
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盆前の境内清掃

2015年07月25日 | 行事・案内
日曜に盆前の仏具磨き&境内の内外大掃除を予定していますが…

台風12号の影響が心配です。できるかなあ
 小雨決行ですが、台風で風雨が強い場合は、次の日曜日、8月2日(日)に順延です。

 境内清掃のお手伝いいただいた方に配布予定の「御堂さん」(大阪 津村別院発行の月刊誌)写真 ↓


  


 今年は戦後70年にあたり、新聞も雑誌も戦争体験者(90才前後の方々)の体験談が掲載されています。
 戦争に勝者も敗者もないと思います。 ただ、残酷で、悲しいだけです。
 人間がこの世に作り出す地獄です。

  
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原発

2015年07月24日 | 雑感
 昨夜、神崎J寺さんにて、弁護士の河合弘之氏が制作された映画

「日本と原発 ー私たちは原発で幸せですか? 」

を観賞しました。

戦後、核の平和利用がうたわれ、資源の少ない日本では夢のエネルギーで、絶対安全 という、宣伝により、原発が各地にどんどん建設されていった経緯。

 原発のしくみ、原発をめぐる政財官の癒着 など、とても興味深く拝見、勉強になりました。

 3.11のフクシマの大事故、誰も寄りつけないため、今もどうなっているかすらわからないメルトダウンした原発の状態、おそらく、地下水として、どんどん太平洋に流れでているであろう放射性物質。
 汚染水を入れたタンクが腐食したら、どうなるのか、考えただけで恐ろしい状態。

 とても、「Under control」とは、思えません。

 何より、涙がでたのは、原発事故により、故郷を、家を、土地を、生活を、家族を・・・全て失った避難区域の方々の悲痛。
 そして、原発事故さえなければ、救助できたはずのたくさんの命が、避難指示により、見殺しされてしまった厳しい現実。

 車ごと流されて、身動きとれず生存していた方々は、クラクションを響かせておられた・・・また、ガレキの中で、うめき声をあげておられた・・・
でも、救助に行けたのは、1ヶ月後のことだった。

 現在、日本に54基の原発。
 自然災害が多い、小さな島国に物凄い数です。
 今、フクシマの不都合な現実は、忘れたように、何が何でも再稼働に進んでいます。

 原発を再稼働させないと、今の生活に困る と、思う方、実際、困られる方がおられるのも事実でしょう。

 でも、再稼働すれば、核のゴミが増え続けます。汚物を処理する目処も立たず、行け行けドンドンでは、危険な核のゴミ保存に10万年かかると、聞くと、子孫に申し訳ありません。

 そう遠くない未来に、必ずまた、大地震が起こります。日本は自滅するのではないか心配です。

 映画の中で、廃墟と化した避難地域で、河合弁護士が言われていました。
「国破れて山河あり ではなく、国破れて山河なし」

 事実、避難区域は、もう住めません。敵国に侵略されたわけでもなく、日本人は、自ら、日本国土を消滅させてしまいました。
 

 
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梅雨末期

2015年07月22日 | 雑感


梅雨明けは、まだの佐賀。
時折、どしゃ降りのきょう、雨が上がっている間に外掃除に出たら、掃除用具入れ倉庫の入り口に、セミの脱け殻、仲良く2匹分を発見

頭の中のセミの耳鳴りをかき消し、本物が、にぎやかに鳴く季節が間もなくやってきます。


 同級生の訃報。交通事故。
先程、葬儀に参列した友人から、涙、涙のご葬儀だったと聞きました。

 同窓会にご無沙汰ばかりの私です。もう、5年くらい前でしょうか。新年会に顔を出した時、彼が声をかけてくださり、仏教やお寺の話をしたことを思い出します。

「我や先、人や先、きょうとも知らず、明日とも知らず…」

 いずれ、私もお浄土に往かせていただきます。

南無阿弥陀仏

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池坊巡回講習会

2015年07月21日 | 佐賀ネタ
夏休みに入った連休中、普段は遠方にいらっしゃるお子さん、お孫さんが帰省され、3世代お揃いで墓参りにおいでくださる方が多々ありました。
庫裏(くり:住職家族住まい)にも挨拶に寄ってくださって、うれしいことでした
 ようこそ、ようこそ

 さて、日曜日は夕方から組の児童念仏奉仕団(小学生の夏休み本山参拝と旅行)の結団式が組内H寺さんで開かれ、住職、若院が出席させていただきました。
 法専寺から参加してくれるのは、わずか1名ですが、隣寺のK寺さんご門徒さんに親友がいて、一緒に参加してくれるそうで、よかったです
 結団式のカレーライスは、西門中(組内西グループ)の坊守さん方がお世話くださいました。暑い中、お疲れ様でございました
 私は東門中なので、解団式の折りのお世話係です。

 ということで、結団式は、お任せして、日曜日は、1日中、市民会館での池坊巡回講習会に出席させていただきました。

 「巡回講習」というのは、本部派遣の講師が、ステージ上で、種々の生け花を説明しながら、生けてくださる講習会です。

   


   

 楽しく拝見、勉強させていただきました。 写真 ↑

 さて、連休明けのきょう、普通の生け花練習日でした。

 きょうも立花( 写真 ↓ )をさせていただきましたが、前回より時間短縮(それでも3時間近く)で生けることができました。でも、まだまだ、戸惑うことばかりで、お恥ずかしいです
 師匠は、草花の立花なら、30分で生けてしまわれるそうです さずか~

  

 

 
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7月の言葉 その3

2015年07月20日 | 仏教
 夏休みに入り、7月も下旬になってきました。

 さて、法専寺山門前の今月の言葉は

 私が よりいっそう 苦しむのは
 外部のせい ではなく
 私が感受する
 私の心のせい である




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