お寺のオバサンのひとりごと

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司馬遼太郎と「大乗」

2008年09月03日 | 仏教
 昨日もご紹介した本山から出ている月刊誌「大乗」9月号ですが、 通巻700号特集となっています。
 昭和25年6月に「ブディスト マガジン」という雑誌名で創刊。
 4年間後に現在の「大乗」という雑誌名に。
 創刊には、当時、産経新聞の宗教担当記者だった司馬遼太郎氏も関わりがあったとのこと。
 司馬遼太郎(福田定一)さんは、昭和21年京都の新日本新聞社に入社。大学・宗教の担当記者をされていましたが、同新聞社が倒産。その後、産経新聞京都支社に入社。昭和27年に大阪本社に転勤するまで、宗教担当記者として、東西本願寺に記者室がある京都宗教記者クラブに出入りしておられたそうです。

 「ブディスト マガジン」(現・「大乗」)初代の編集長は、司馬さんの紹介で青木幸次郎氏が迎えられた。

 司馬さんが「司馬遼太郎」のペンネームで初めて小説を発表したのは、大阪本社へ転勤後、「大乗」が最初だったそうです。

 ちなみに、記者クラブ・・・

 国会や警察、県庁などにありますが、「宗教記者クラブ」は、両本願寺にしかないそうです。(このことについては、本山から出ているフリーペーパー「安穏」2007年創刊号に書かれていましたね。バチカンと京都と・・・世界に2つだけしかない「宗教記者クラブ」

 「大乗」は、今、書店でも購入できますので、ぜひ、どうぞ! 佐賀では紀伊國屋書店に置いてあります
コメント (3)
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