お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

ビハーラ

2010年01月30日 | 行事・案内
「ビハーラ」とは、キリスト教で言う「ホスピス」の仏教版。
「ビハーラ」と言う言葉は、古代インド語で「やすらぎの場所」の意味だそうです。

 本願寺派では、ビハーラ活動として、病院や特別養護老人施設の訪問をしています。

 ビハーラ佐賀では、年数回の研修会と毎月のK病院の小児科病棟訪問、佐賀県内の特老施設訪問を行っています。

 写真は、私も一員として訪問させていただいているK苑でのビハーラ活動一場面。

 この日は、いつものように佐賀県では有名な仏教讃歌「ひとりじゃなかもん」を入所者の方々共々に歌い、
 組内J寺ご住職M師が、おつとめ(「らいはいのうた」)、ご法話
そして、ご用意くださった紙芝居
 最期に「だめで もともと音頭」を元気に踊って(車椅子にお座りのまま、できる体操。写真はM師の元気な掛け声につられて、一同踊っているところです)

 こうして、ホールでの集いを終了。

 その後は、各自、入所者の方のお部屋を回ってお話相手をさせていただきました。

 毎月、訪問を待っていてくださる方がおられることが、会員一同の喜びです。
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日曜講演 その3

2010年01月29日 | 行事・案内
 いよいよ、当日、17日。

 聞法会館にお話を聞きにおいでになる方といえば、
 私より、よほど聞法を重ねられた、人生の大先輩のご門徒さん方 か 寺院関係者
 私が本で書いたことなど、「何を今さら、わかりきったことを
と、思われる方ばかりだ ということは、容易に想像できましたので、

 私が、若い頃、いかに、お寺にも、仏教・真宗にも疎く、
どんなふうに誤解して、お寺を見ていたか
どんなふうに、仏教用語すら誤解していたか

 ご法話も、仏教用語の誤解に加えて、斜に構えて聞いていたので、
なかなか素直にうなずけなかったこと

 今にして思えば、そういう私ゆえ
阿弥陀さまが「コイツは、重症だからお寺に入院させよう」と
私の襟首つかまえて、お寺に放り込んでくだっさったのだと、思うこと。

 そして、もし、以前の私と似たような思いで、お寺や仏教を誤解し、
「お寺は、自分には関係ないところ」 と 門前を素通りされている方がおられるならば
実にもったいない

 無関心な方、あるいは、あやしげな宗教もどきに迷われている方に、少しでも誤解を解いていただき、振り向いていただけないだろうか と、本を出したこと

など、お話させていただきました。

 つまり、ご法話(「阿弥陀さまが」)ではなく、「私が」のお話でございました。

 

 
 
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日曜講演 その2

2010年01月28日 | 行事・案内
 今回、最初に私に電話をかけてくださった本山(西本願寺)職員さんは、女性僧侶Dさん。
 私の本を読んで、私を買い被ったDさんが、興味をもって、声をかけてくださったようです。

 日曜講演の前夜、つまり御正忌報恩講が終わった夜、Dさんと初めてお会いしましたが、
電話のお声の印象で、私はDさんを40代、本山のバリバリのキャリア女性と、イメージしていたのに、
目の前に現れたDさんは、お若く(娘の年齢に近い)実に魅力的な美しい女性でした。
 
 その夜は、DさんとH氏(同じく本山でご活躍の30代?男性僧侶)と食事をさせていただきました。
 お二人とも、私の本を本山内外、相当いろいろな方にすすめてくださったようで、私ごときの本が本山のブックセンターにも平積みに置かれていたのは、お二人のお蔭であったと知りました。

 本当は、本願寺出版社の本を売るべき立場のDさんが、法蔵館に連絡
当日、講演に合わせて、会場で拙著を販売する手配をしてくださっていました。

 Dさんは、仏教に無関心の世間一般の方に、いかにPR、布教するか ということを真剣に考えておられる方でした。

 本山の方は、宗門内に目が向いた方ばかりかと、思いこんでいた私は、こういう若くて、ヤル気マンマンで、熱い思いをもった方がおられる と知り、本当にうれしい出遇いでした。

 H氏が、私のファンだと言いながら、こう仰いました。
「出る杭は打たれる が 出過ぎた杭は打たれないと、○○先生が言われていました・・・」

 う~ん、私の厚かましさは、宗門で呆れられる、出過ぎた杭なんだ~ 

 
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日曜講演

2010年01月25日 | 行事・案内
 一生のうち、もう二度とない体験をさせていただいたので、ご紹介です。

 私、通信教育で、かろうじて僧侶資格をいただいただけの「お寺のオバサン」
 仏教の学問にも、宗門のことにも極めて疎いので、
 今回初めて知ったのですが

 毎週日曜日午前10時~11時15分
 聞法会館(西本願寺の研修・宿泊施設)の総会所(1階の仏間)にて
 「日曜講演」
という講演会が開かれています。

 毎週のことで、講師を引き受ける方がよほど手詰まりだったのでしょう。
 私にお声がかかりました。

 昨年秋、本山の職員さん(僧侶)から初めて電話をいただいた時、
私ごときが出版したり、ブログでエラソウなこと書いているので、
「ああ、ついに宗門から、おしかりの電話が、かかってきたか」と思いました。

続く・・・
 
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和田真雄先生の

2010年01月23日 | 本紹介
 新刊です。

 「私でも他力信心は得られますか?」法蔵館

 本の表装を見て、「あら~、私の本とデザインが同じで、色違いだ~」と思いました。

 私のがピンクで、和田先生のがグレーです。

 もちろん中身も、和田先生のがグレードが高いことは言うまでもありません。
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法蔵館訪問

2010年01月22日 | 雑感
 1月16日、本山(西本願寺)の「御正忌報恩講」が終わった、午後、

 法蔵館へ。

 法蔵館は、来年、創業400年を迎えられる歴史ある仏教専門の出版社です。
東本願寺前の通りを東に入ったところにあります。

 2006年、私が厚かましく送り付けた、ド素人の原稿を
 2007年、本にしてくださった出版社です。

 実は、私、メールと電話のやりとりだけで、法蔵館へ行ったことがありませんでした。
 今回、時間がありましたので、いつもお世話になっている現・編集長さんにご挨拶したくて、訪問。
 法蔵館書店の2階へ案内され、
階段を上がった小さな(失礼!)事務所が出版社でした。

 現・編集長さんは、女性のTさん。想像通り、お若く素敵な方でした。
 同じくチャーミングな女性編集者のMさんと3人で、楽しくおしゃべりさせていただきました。
 帰りに、私が編集でお世話になった 

 和田真雄先生の最新作

 「私でも他力の信心は得られますか?」

を購入して、法蔵館を後にしました。
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16日 日中法要

2010年01月21日 | 行事・案内
 またまた、昨日の続きです。

 6:00~の晨朝(じんじょう:朝のおつとめ礼拝)の後、宿に戻り 朝食。

 余談ですが、
 お寺に住む者は、もちろんですが、ご門徒さん方も、

 朝は、まず、仏前に、お仏飯(ぶっぱん:仏飯器に炊きたてのご飯を盛ったもの)をお供え(私たちが口にする前に、仏さまに感謝の心でお供え)し、勤行(ごんぎょう:おつとめ)し、合掌礼拝し、それから、朝食です。

 さて、宿で朝食とチェックアウトを済ませ(荷物は預けて)、再び、本願寺へ

 10:00~日中法要(にっちゅうほうよう:午前中の法要)

 ご門主さま導師で、「報恩講作法」という、おつとめがありました。
 法要作法だけで80分。不思議に足がしびれませんでした。

 9日午後から始まった「御正忌報恩講」は、これをもって全て終了いたしました。

 私にとっては、自坊(法専寺)の御正忌報恩講を終え、
本山の中継・インターネットで参拝し、
そして、本山にてお参りし・・・たっぷり、報恩講の8日間でありました。

 

 
 
 

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16日晨朝

2010年01月20日 | 行事・案内
 晨朝とは、「じんじょう」と読みます。
 朝、一番の勤行(おつとめ)のことです。

 本山(西本願寺)では、毎日、朝6時から晨朝のおつとめがあります。

 1月16日は、ちょうど、親鸞聖人の祥月命日。

 未明の寒さの中、本願寺へ。

 当日の晨朝では、まず、阿弥陀堂で、「仏説阿弥陀経」の漢音読み(普段、聞きなれた呉音の読み方とは、かなり違って聞こえます)のおつとめ。

 引き続き、御影堂にゾロゾロ移動して(阿弥陀堂と御影堂は渡り廊下でつながっています)

 御影堂では、「正信偈」の真譜のおつとめ。導師は、ご門主さま。

 浄土真宗の一門にとっては、一番ポピュラーな「正信偈」(しょうしんげ:親鸞聖人が書かれた阿弥陀仏を讃える詩)ですが

 この「正信偈」の唱え方も 真、行、草 のあげ方があります。

 普段、私たちが一番聞き慣れているのは、草譜 です。

 本山で、1月16日の親鸞聖人の祥月命日のこの朝のみ、「真譜」でおつとめされるのだそうです。

 実は、私、「真譜」を知りませんでしたので、これまた、興味津津。
ま、行譜だって、中仏(中央仏教学院:浄土真宗の専門学校)通信教育のテストの時に、覚えたくらいですから・・・

 前日、本願寺内のブックセンターに、この「正信偈・真譜」の聖典が販売されているのを目にしたのですが、定価1、050円。
 僧侶の自覚・心得もなく、その上、ケチな私、
「高っ 帰っても、末寺では使わないし、買わなくてもいいや」と思い・・・
 当朝、前にお座りの御婦人が、ちゃんと、真譜の聖典をお持ちだったので、それを後ろから盗み見して、おつとめさせていただきました。

 初めて、聞いた「正信偈」真譜  
 念仏 の声が、大きなお堂に響き渡っておりました。
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1月15日通夜布教

2010年01月18日 | 行事・案内
 またまた、昨日の続きです。

「通夜布教」とは、

 誰か亡くなられての「お通夜」の布教(法話)のことではなく

 夜通し、
つまり、オールナイトで布教がある ことを言います。

 毎年、1月15日は、夕方から翌朝まで、聞法会館(もんぼうかいかん:本願寺研修・宿泊施設)
にて、通夜布教が行われています。
 
 冷蔵庫のように冷えた、本願寺の広~い御堂(とにかく寒かった!)と違い
こちら(聞法会館)は、暖房も効いて暖かです。

 18:30~勤行と、本願寺派総長(国会で言えば、総理大臣にあたる方)の挨拶
 19:00~1階の総会所 と 3階の多目的ホール の2か所にて
       同時進行でご法話が開始。

 全国各地からおいでになった14名の布教使さんが40分ずつ、
1階と3階で、それぞれ法話をされることになっています。
 どの布教使さんが、どこで何時にお話しされるか・・・の日程表も用意されています。
(写真は今年の御正忌報恩講の冊子表紙ですが、この冊子に8日間の法要日程から、経文まで掲載されています。当然、これにも通夜布教のご講師さん日程が掲載されています。
この冊子は、報恩講を楽しむオフィシャル・ガイドブックです←こういう言い方をしたら不謹慎でしょうが・・・)

 私が18時半に総会所に行った時は、すでに満堂。廊下にも人があふれ、後ろに立ったまま、お一人目の大阪教区のK師のご法話を聞かせていただきました。

 そのお話がよかったので、K師を追っかけて、3階へ移動。
 そこで、再び、K師のご法話を聞かせていただきました。(1階とは、違うお話をされました)

 できれば、翌朝まで、徹夜で聞法したかったのですが・・・17日に大事なことをかかえていたので、体調維持のため、途中で、宿に引き上げました。

 当日は、聞法会館に宿泊してない方も200円(だったと思う)で、大浴場が使用できるようですよ。
 オールナイトで聞法すれば、当夜の宿泊宿は、不要かもですね。
ただし、大人数の方が集まるため、荷物は預かってもらえません・・・
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1月15日

2010年01月18日 | 行事・案内
 昨日の続きです。

 本山(西本願寺)の 国宝「鴻の間」(対面所)で、優雅に、お斎(おとき:精進料理の昼食)を頂戴した後は、
昨年、10年がかりの大修復が完成したばかりの「御影堂」(ごえいどう)へ。
 西本願寺は、山門を入ると大きな御堂が2つ並んでいます。
向かって右側が「阿弥陀堂」、左側に「御影堂」。
「御影堂」とは、親鸞聖人の像を顕彰しているお堂です。

 13:30~ 仏教讃歌の指導、御堂布教(布教使さんによるご法話)、助け合い運動募金、再来年の750回大遠忌(だいおんき:親鸞聖人の750回忌のこと。来年から法要が始まる)についてのビデオ放映

 14:00~ 逮夜(たいや)法要:午後の法要
        ご門主のご親教(しんきょう:お話)

 この後も16:00から、演奏会や人形劇など、イベントがあっていたのですが、
 私は、逮夜法要までお参りして、一旦、当夜予約していた宿にチェック・イン

 本山の御正忌報恩講の間、西本願寺の周辺の宿は、よほど早く予約しないと、とれません。
私は、思い立ったのが12月でしたので、当然とれず、京都駅あたりで、宿をとりました。

 18:00~ 再び西本願寺へ戻り
初夜(夜の時間が早い意味で、色っぽい意味ではありません)の おつとめ(もちろん行為をいたすことでなく、お経をあげること)にお参り。

 18:30~ 西本願寺 北隣の「聞法会館(もんぼうかいかん)」(西本願寺の研修会場&宿泊施設)の「通夜布教(つやふきょう)」へ。

        
続く・・・
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