お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

大江健三郎氏の言葉

2021年01月31日 | 雑感
 先日、ビハーラ全国集会(リモート)で、講師が紹介された大江健三郎さんの言葉。(『M/Tと森のフシギの物語』)が心に残りました。

 「ある人間の生涯を考えるとして、その誕生の時からはじめるのじゃなく、そこよりはるか前までさかのぼり、また彼が死んた日でしめくくるのでなしに、さらに先へ延ばす仕方で、見取り図を書くことは必要です」
 「あるひとりの人間がこの世に生まれ出ることは、単にかれひとりの生と死ということにとどまらないはずです。かれがふくみこまれている人びとの輪の、大きな翳のなかに生まれてきて、そして死んたあともなんらかの、続いてゆくものがあるはずだからです」
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ビハーラ全国集会

2021年01月30日 | 行事・案内


 ビハーラの全国集会が今年はオンラインで開かれるご案内があり、家で拝聴できるならばと申し込み。
 初めて参加のご縁に恵まれました
 京都大名誉教授・やまだようこ先生の講演に時々ジーンとしながら拝聴。
 大切な人に先立たれるつらい喪失感。悲しみをかかえながらも、その後の生き方の「ものがたり」は、1人1人異なりますが、支え支えられながらしなやかに生きたいと思いました。
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防災

2021年01月28日 | 佐賀ネタ
 2週間ぶりにゆめさが大学へ。
 私が出席することを確認してくれていたお仲間の友達が、まだよく見えないだろうからと入口まで迎えに来てくださいました。感謝、感謝です。
 
 さて、午前中の講義は佐賀県危機管理防災課職員さん(全国の数々の災害地でご活躍、ご自身も勤務地で大地震被災経験)による「防災について」のお話。
 
 海抜の低い佐賀平野なので、まずは洪水の対策。
 案外見ないハザードマップ。ちゃんと住まいの危険度、避難先を確認しておくこと。
 大地震が起きないと思っている佐賀も福岡県西方沖地震や熊本地震ではかなり揺れました。佐賀直下でなくても地盤のゆるい佐賀平野は近辺の地震で相当揺れる。
 佐賀領内でも1703年小城で、また1831年肥前で地震あり、佐賀城の石垣崩れ、領内の家屋倒壊の記録があるそうです。 
 普段の備え︰飲水、食料品は最低3日分。携帯ガスコンロ、簡易トイレを勧められました。
 夜間の地震に備えて、枕元に懐中電灯、スリッパを常備。
 停電後、通電火災に備えてブレーカーを切る。避難所から帰宅した時も安全を確認してからブレーカーを入れる。
 等々、教えていただきました。
 
 
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下がり藤のついたマスク

2021年01月24日 | Weblog


 数日前届いた本願寺新報の記事。
 本願寺派の紋・下がり藤が付いたマスク。
 単なる布マスクでなく抗菌作用があるらしい。
 佐賀県伊万里市の業者さんが作っておられるのですね。
 
 先日はお2人の会計担当総代さんがお世話くださり、昨夜は仏教壮年会例会でしたが、住職夫婦にお任せ。
 まだ、右目に違和感あり、バシャバシャ顔も洗えない、髪も自分では後頭部しか洗えない(目に水が入らないよう注意されている)私ゆえ、皆さまにご挨拶もせず、失礼しております。
 前住職もお通夜のお参りで不在でした。
 お参りの皆さま、ようこそありがとうございました。
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大活字本

2021年01月23日 | 本紹介




 目の状態が安定しない間、読書は難しかろうと思っていたところ、大活字の本があることを思い出し、前もって図書室からお借りしていました。
 一般の書籍よりひと回り大型で、活字の大きな本。文庫本1冊分が大型本上下刊になっています。ありがたいです。
 
 術後1週間経過し、きょうはレーザーで糸を2ヶ所切り、眼圧の調整。
 大型サングラス、マスクの強盗のような出で立ちで連日通院。
 視力が、ちぐはぐで車の運転ができないので、家族に送り迎えをしてもらっています。
 
 うれしいことは、洗顔、洗髪、ほどほどの飲酒の許可は出ました。
 
  
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緑内障手術体験 その4

2021年01月22日 | 雑感
 またまた緑内障手術の体験談です。 
 いよいよ手術を受ける目に麻酔。
 目に麻酔をするだけなので意識はハッキリしている。
 「右下をずっと見ていてください」の指示に全集中。静かな呼吸。
 リラックスしようと思うか手や肩に力が入る。
 手術中、鈍い感覚はあるが、痛みはない。
 途中で術中の右目が暗転。もはや、どこを見ているかわからなくなる。
 術外の左目が貼り付けられたシートごしの灯りで、自分の鼻先が見えるので、左目の視線をそこに合わせれば右目も右下を向くだろうと集中。
 とにかく動かないように静かに呼吸。じっと静かに35分。
 「終わりましたよ」
と、言われた時はホッと脱力。
 
 きょうで、手術から4日経過。今週は毎日通院。(今も、激混みの待合室)
 まだ、右目はボンヤリしていますが、痛みは楽になりました。
 来週、糸を切って眼圧コントロールらしいです。


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緑内障手術体験 その3

2021年01月21日 | 雑感
 緑内障の方のご参考に。手術までの流れ。
 手術待機室(リクライニングチェアが並んだ)に案内され、手術着に着替え、ネームカードを首から下げる。
 待機室にはカーテンで仕切られ7人が待機、手術室から1人出で来たら、次が入室。面接みたいに。(他の方は白内障手術のよう)
 さて、術前準備は
手術受ける目のおでこにシール。検温、血圧測定、10分?ごとに抗菌剤と瞳孔を小さくする点眼。
 シャワーキャップをかぶりテープで止める。
 万一の時、すぐ対応できるよう点滴(血管確保)、血圧計、心電図の器具をつけ、順番が来て手術室に。
 待機部屋同様、軽快な音楽が流れる中、歯科医院のような椅子に座わる。主治医登場。目の消毒。
 この時期だから、患者も口元はマスク着用のまま。
 心電図、自動血圧計、酸素濃度の器具が素早くつながれ、
顔上半分に接着シート。手術受ける眼に上まぶたを押し上げるように別の接着シートを貼付け、目のところだけ切る。目が閉じないよう、輪っかをはめられ、ライト、医療器具が眼前頭上に。
 主治医が「始めます」にサポートの医師、スタッフが「よろしくお願いします」
 つづく・・・
  
 
 

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緑内障手術体験 その2

2021年01月21日 | 雑感
 緑内障手術は眼圧を下げる手術であって、欠損した視野が戻るわけではありません。進行をなるべく止めるための手術です。
 眼圧が高い方には、有効な手術でしょうが、果たして元々眼圧が低いのに視神経が痛み、視野欠損が進む私のような者にとって、手術の効果はどうなのか?素人が考えてもしょうがないので、長年の主治医におまかせです。
 説明文によると、
 白目の一部を切除して穴を開け、眼内の水(房水)が出ていく流出路をつくる。
 流出路の周囲をわざと緩めに縫い、適量の房水が流出し続けるようにする。
 作成した流出路は身体の修復機能により次第にふさがってしまうので、流出路を維持し、長期に眼圧下降を維持するため、マイトマイシンCという増殖抑制剤(抗がん剤)を手術部に湿布、その後、洗浄して終了。
 とのことです。
 私は日帰り手術なので、術後は毎日通院です。
 手術1週間前から抗菌剤の目薬を1日4回点眼。
 コロナ禍なので、2週間前から感染拡大地域の人と接触しないこと、1週間前から体温を朝晩測定して当日を迎えます。

 術後、2週間は見え方が不安定で、乱視も出るそうです。
 眼内の状態は人それぞれなので、場合によっては再手術など治療の追加もあるようです。
 13年前の白内障手術は(片目)10分程度で済み、後はスカッと視力回復でしたが、緑内障は治癒もなく、微妙なややこしい手術。
 手術時間も30〜40分はかかるようですし、ちょっと怖い。
 つづく・・・
 
 
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緑内障手術体験

2021年01月20日 | 雑感
 1月18日緑内障手術をうけました。
 緑内障は一般に眼圧が上がり、視神経を傷めることで、視野欠損が進む障害ですが、私の場合は正常眼圧緑内障。日本人の緑内障患者の大多数が眼圧は正常範囲(10〜20mmHg)なのに視神経がダメージを受ける緑内障です。
 正常範囲の眼圧をさらに下げることで視神経を守ることができるそうで、点眼薬が増えてゆき、3本の点眼薬を使用。
 眼圧は12~14くらい、かなり低い数値ですが、それでも発症から10年で、じわじわ両眼とも視野欠損が進行。
 最近も発症しましたが、虹彩炎を繰り返してきた右目が特に視野欠損が進んでいて、3分の1以上見えていません。
 昨年11月中旬の視野検査の後、眼科主治医に「手術を」と言われました。
 11月末は巡番報恩講がひかえていましたし、年末年始、御正忌報恩講まではバタバタする、ということで、御正忌明けの手術日を予約。
 つづく・・・
 
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2021年1月の言葉 その2

2021年01月17日 | 仏教
 「ほのぼのカレンダー」東井義雄先生の今月の言葉は
 
 「 きょうは今日という作品を
 仕上げさせていただく日 」
この20数年を思い返しても地震、原発事故、台風、水害・・・これほど実感をともなって
 当たり前と思っていたことが有り難いことだと気づかされる
ことはなかったのてはないでしょうか。

 平穏な日常が一変する災害を度々経験してきた私たちですが、昨年末からは世界中の誰もが、日常生活が変わってしまいました。
 思い通りにならないことを思い知らされます。
 状況がどうであれ、生きていかねばなりません。人間だから人とつながりあって、助けあって。
 2021年1月17日、阪神淡路大震災から26年の日に
 きょうという日は誰にとっても2度とないのだ、そして、その真っ白な新しくむかえた日に「きょう」を彩るのは1人1人なのだと、東井先生の言葉に改めてハッとさせられます。
 
 
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