お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

頑張りすぎない

2007年09月30日 | 本紹介
今年建て替えられ、ピカピカの我が町公民館。

 そこに、市立図書館の分室もできて、大変便利になりました。
 本館で借りた本をここで返却できるので、時間が無いときは助かります。
 
 もちろん、本の数は、少なく限られるのですが、案外、本館では、予約待ちのような推理小説や話題の本が並んでいて、内心「人口の少ない我が町でこそ・・・むふふ、ラッキー」と喜んでいるのであります。

 その中で見つけた 

 曾野綾子さんの「うつを見つめる言葉」イースト・プレス

 ご自身もウツの体験者として、まえがきにこう書かれています。

 いつから、どうしてうつから抜け出したのか。私は或る年齢から、人間の運命にそれまでよりは少し従順になったのだ。つまり自分の能力の限度を見極め、流されて生きることことを私らしく、もしかしたら美しくさえあるのだ、と思えるようになったのだ。
 できることを、できる時に、できるだけ、できるやり方でやる。それだけのことだ。それ以上のことは、独裁的恐怖政治をしいている国家でない限り、神も仏も、社会も他人も肉親も、望みようがない、という地点に立つことにした。

 本文では、頑張りすぎる方の肩の力がぬける、自分を愛おしく、大切に思える言葉が、紹介されています。



 
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カフェ・ド・シンラン

2007年09月29日 | 行事・案内
 ある方のブログを拝見していて知ったことですが、

 9月21日 東京・築地本願寺境内に
 
  ロハス キッチン&バー 「カフェ・ド・シンラン」

がオープンしたそうですよ。 (「シンラン」はもちろん「親鸞」聖人のこと)

 何事にも無学無知な私・・・「ロハス」を知らなかった ので早速、調べました。

 Lifestyles Of Health And Susutainability の頭文字をとって「LOHAS」と言うらしい。

 経済効率優先をあらため、地球環境や健康を大切に考える生活の仕方ってことのようです。

 そのロハスな「カフェ・ド・シンラン」

 営業は11時から23時まで。日、祝日は休業。3ヶ月限定の営業らしいです。

 お酒も飲めますので、お近くに行かれることが、ありましたら、ぜひ、お立ち寄りください

 
 
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ミャンマーを憂い

2007年09月28日 | Weblog
 ミャンマーのデモに対し、政府が武力鎮圧。

 日本人ジャーナリストを含め、ミャンマーの無抵抗の僧侶、市民に多数の死傷者が出て、悲惨な状況ですね。

 mixiのコニュを見ていたら、

 同じ仏教徒として、じっとしていられない・・・

と、若い僧侶の方が、

 明日29日(土)午後3時から 
 品川のミャンマー大使館前で 
 ミャンマー国内平和を願う集い 

をされるそうで、参加を呼びかけておられましたので、拙ブログでもご紹介させていただきます。
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Cさんを偲ぶ会

2007年09月28日 | 雑感
 49才で突然亡くなった友人・Cさんを偲ぶ会で博多へ。
 博多のCさん姉上宅にAさん、Eさん、Yさん、東京からMさんも集合。
 
 私の調声で一緒に「正信偈」をおつとめ。
 仏事の後は、博多駅前のホテルで熟女6名、昼食を楽しんできました。
 
 Cさんの死から、もう4年。この会も4回目になります。

 昨年は、Cさん姉上はじめ、友人一同、佐賀までおいでいただいて、法専寺にておつとめ。
 昼食は、ちょうど来日中のオーストラリアの友人一家も加わって賑やかでした。(早いなあ、あれからもう丸1年です・・・)

 「諸行無常」・・・頭ではわかっているけど、わかっていない。

 Cさんがあらためて実感させてくれました。

 自分の死を、まだまだ先だと思っているし、友人にも、そのうちいつでも会えると思っていた・・・その思いこみを厳しく訂正、教示してくれたのが、Cさんでした。

 そして、Cさんのお蔭で、毎年こうして友人が集まっている。そして、私が僧侶役をつとめさせていただいている。

 仏さまと成られたCさん、広大な智慧と慈悲の仏さまと成って、今、私たちに、はたらいてくださっています。

 Cさん、ありがとう。 合掌

 

 
 

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境内墓地整備

2007年09月27日 | Weblog
 きょうは、早朝から石材店の方が来られて、墓石撤去作業が行われています。

 ひとつは、あるご遺族の依頼で、古いお墓を撤去される作業。

 もうひとつは、山門入口付近に、無縁仏のお墓の、さお石だけを寄せ並べて放置したようになったまま(たぶん、昭和初期から、その状態だったようですが・・・)の古い墓石を撤去、整備する作業です。

 きょうも快晴。 日中は相変わらず、30℃こえる厳しい暑さと強い日差し。
 石も、さわると火傷しそうなほど熱くなっています。
 墓石は、重機、クレーンでトラックに積み、整地は手作業。6人の方々が汗だくで作業をしてくださっています。

 境内参道の真ん中には、別の、かなり古い(江戸時代のも含む)無縁となられたお墓をまとめ「倶会一処(くえいっしょ・共に一処で会うの意味)」と書かれたお墓があります。

 今、「自分が死んだら、後を見てくれる家族がいない」と、心配される方が増えています。

 ご高齢の女性で「自分が死んだらどうなるのか それを考えると不安で夜も眠れない」  と相談される方もおられます。

 またある時、50代の独身男性が、「生きている間の保険は、たくさんあるけど、自分が死んでからの保険って何もないから、自分の葬儀とか、お墓とか、どうなるのか、不安に思うことがありますよ」 と、言われていました。

 だから、いずれ、現在の古い「倶会一処」のお墓を新しく整備して、遺族の無いご門徒さんも安心していただける、新しい大きな「倶会一処」のお墓にリニューアルできたらなあ・・・と、思い、親しい総代さんに、私、坊守の個人的考えとして、気持ちを伝えたところです。

 これは、今回は無理ですが、いずれ近いうちに・・・の計画にしていただけたら・・・と、願っています。

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仏旗

2007年09月26日 | 仏教
 日本は首相が代わり、新しい内閣がスタートですが、

 ミャンマーでは軍事政権反対の僧侶のデモ。

 そのニュース映像で、僧侶方が、たくさんのカラフルな旗を掲げて行進されていますが、お気づきでしょうか?

 あの旗は、世界共通の仏教徒の旗「仏旗」です。

 たぶん、どこのお寺にも「仏旗」があります。

 ウチでは、巡番報恩講など大きな行事の時に掲げています。
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彼岸中日に

2007年09月24日 | 雑感
 お彼岸行事も無事終了。
 
 秋彼岸中日法要には、たくさんの方々にお参りをいただき、うれしいことでした。

 昨日、彼岸の中日に、町内はゲートボール大会。隣のH町はじめ、体育大会が開催されていた町区や、敬老会が開かれていた地区もあり・・・

 前住職が、晩年、陰で、憤慨していたことを思い出しました。

「昔なら、お彼岸に、町の行事を開催するなど、考えられないことだった。まして、敬老会を彼岸の中日に開くとは、何事だ」と。

 今は、彼岸の意味も忘れられ・・・「秋分の日」が日曜日と重なり、「連休になって、ラッキー」ってところですよね。

 連休だから、町の諸行事を開催されるのでしょう。秋は行事が多いから仕方ないのでしょうが、お寺側としたら、「お彼岸」の意味が忘れ去られているようで、ちょっと悲しい・・・そう思うのは、お寺側の身勝手な思いでしょうか・・・

 総代のS氏のように、「午前中は、町民体育大会で、駆けっこに出場して走ってきました~」と、午後の法座には、駆けつけてくださった方もありました。

 
 お彼岸にお参りいただきました皆様、

 お忙しい中を「法専寺にもお参り行かねば・・・」とお気遣いいただき、ようこそ ありがとうございました。


 
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落雷被害

2007年09月22日 | Weblog
 昨夜、生け花のお稽古日で、池坊の先生で、ご門徒さんでもある、ご近所のM先生宅へ。

 先日16日の日曜日、佐賀は、断続的に、ものすごい雷雨だったのですが・・・

 何と、当日夕方、M先生宅に落雷
 
 ブレーカーや、家電品が、吹き飛ぶ衝撃。

 その晩は、もちろん停電・・・(エアコン、扇風機も使えず、暑いので、鍵を閉めず、網戸にしたまま休まれたそうです。ま、都会ほど危険ではない、佐賀だから、できることですが・・・)

 パソコン、テレビ、エアコン、冷蔵庫、風呂のスイッチにいたるまで・・・家電品が全滅。

 火災にならず、ご家族にお怪我は、なかったものの・・・ものすごい衝撃と轟音で、耳がおかしくなり、耳鼻科へ行かれたとのこと。

 大損害

 それにしても、ウチの近辺は、何故か雷がよく落ちます。

 Mさん宅のように家電全滅の被害を受けられた話も、度々耳にします。

 あるいは、直撃ではないものの、近くに落雷で、電話が不通になった、とか、ショックで、一時的に停電になった、とか・・・

 先日も、隣町の叔父宅近辺に落雷。 昼間外出していた叔父夫婦が、夜帰宅したら、電気がつかず、真っ暗。「自分ちだけ停電している」と携帯でSOSの電話があり、夫と飛んでいったことも・・・

 落雷、恐るべし
 
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寺号看板

2007年09月21日 | 雑感
 来春の巡番報恩講(6年に1度、会所当番が巡ってくる、組の「報恩講」行事)に向けて境内地の整備や、お荘厳の手直し、購入等・・・ボチボチ準備が始まっています。

 昨日は、叔父夫婦が、立派なケヤキで作った「撫松山 法専寺」の看板を山門に寄附・設置してくれました

 書は、元龍谷短期大学教授のY先生によるものです。
 
「お彼岸にお参りの方々に、早速、ご披露できて(間に合って)よかった」と、叔父。 叔父夫婦に感謝です。

 山門は、本堂建設と同時期ならば、築100年。

 風雨にさらされている分、随分傷んでいます。(危険がないよう、度々補修はしていますが・・・)

 新しい山号看板に併せて、山門を建て替えるとなると、相当な金額が・・・

 なので、これは、ご門徒さんが、宝くじに当たるか、あるいは、「遺産相続で揉めるより、寺に寄附しよう」と、多額に寄附してくださるのを待つか・・・(確率は、かなり低そうだが・・・

 傷んだ山門に掛かった、新しい立派な「撫松山 法専寺」の山号を眺めながら、どうするかは、次世代の住職さんへの宿題ということかなあ・・・と、思ったのでした。
 
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スーパーで

2007年09月20日 | Weblog
 昨日、大型スーパーでのこと。

 会計レジに並んでいると、私の前のオバサマが、自分が使用し、レジまでカゴを乗せて運んできたカートを後ろに並んでいる私の方へポンと放置。

 レジに並んで次の順番を待っている私の進路を塞ぐような放置の仕方。
 
 「あのお、邪魔なんですけど・・・」「あのお、カートをお忘れでは?」と、言いたいところ・・・気の弱い私は、何も言えず、無言でそ~っと、そのオバサマの方へカートを押しやる・・・

 レジの店員さんが、「マイバッグをお持ちですか?」の質問に、オバサマは持ってない旨返答し、「レジ袋代は、いくらとるの?」と、横柄にお尋ね。

 店員さんが、「レジ袋代は不要ですが、マイバッグを持参いただくと、会計から○円値引きいたします」との説明に、オバサマ納得。会計を済ませると、レジ前にバリケードのように放置したカートを振り向くこともなく、そのまま去って行かれました。

 結局、後ろにいた私がカートを片付けさせていただきました。
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