池坊巡回講習

　３０日午後は池坊巡回講習へ。

　写真は講師のＳ先生がデモンストレーションで生けられた自由花。

　









　今は、床の間や玄関台の無いお宅が多く、伝統的な立花や生花を置く場所が無い。

　池坊の伝統的花形は大切ですが、これからの若い方々には自由花が飾りやすいので、講習は自由花が多くなるようです。

　発想が乏しくセンスのない私は自由花も下手ですが、何をどの花器に生けたいのか、講習会でいろいろヒントを教えていただきました。

　もちろん、伝統的、生花のデモンストレーションもありました。

　
　

　

４年ぶりの町内夏まつり

　２９日夕方から町内の夏まつりでした。

　夫・前住職は役員で。私は踊りで。若家族も揃って４年ぶりの夏まつりへ。

　小学校グランドには、たくさんの人出。

　子ども達の参加が多いのは、町内の子ども達に前もって町内自治会各団体出店の買い物券やお楽しみ抽選券が配布されているから。

　町区対抗の玉入れ、保育園園児の子ども御輿や、公民館でダンスを習っている子ども達の可愛いダンス、葉隠太鼓のパフォーマンス、ラムネ早飲み競技等など盛りだくさん。

　私は「佐賀七賢人音頭」と、最後の盆踊りも促されて、やぐらの上へ。夕方、そよ風もあり、覚悟したほどは暑くありませんでした。

　抽選で豪華商品(１等は３万円分の旅行券など)今年は特に「町づくり協議会」発足１０周年の記念で抽選当選が多かったので、最後まで盛り上がりました。私はもちろん当たりませんでした。

　帰宅して、20分後、雷雨になりました。ギリギリ、セーフ。

　役員さん達は、グランドの片付けが終わり、公民館に引き上げる時に降り出したそうです。

　役員さんはじめ、関係各位、大変お疲れさまでした。

　大盛況に無事、夏まつりが終わり、良かった、良かった。

猛暑日に

　最高気温３７℃。

　猛暑の炎天下、造園業者さんが黙々と作業してくださいました。ありがとうございます。明日まで作業はかかられます。

　私はきょう、夕飯当番以外、何の予定もなかったので、炎天下にできること、大物の大洗濯をがんばりました。

　と、言っても、洗濯機が洗ってくれるのですが。本堂ソファのカバーや台所、居間のカーテンなど、何度も洗濯機を回し、干してすぐ乾いて、スッキリ。

　暇な猛暑日の楽しみです。

　

　

　

　

夏休みラジオ体操

　

　梅雨明けと共に連日の猛暑日。稲がすくすく育っています。

　コロナ禍、数年中止だった夏休みのラジオ体操。

　今年夏休み、子ども達のラジオ体操も再開。

　この数年、ウチの集落にどんどん新しいお宅が建設され、小学生も増えました。

　今年は午前６時半、当寺の駐車場に子ども達、保護者も加えて２０名以上集まり、ラジオ体操が行われています。

　ウチの集落にこんなに子ども達が増えたなんて、感動です。

生け花特別講習会

　きょうは生け花。普段お世話になっている池坊Ｍ先生の社中(青年部が中心に開催、ちなみにウチの坊守がお世話役)で、

池坊中央の講師で全国、いや、世界各地で生け花の講師をお務めのＳ先生を隣県からお招きし、当寺を会所に特別講習会が開かれました。

　

　きょうは、三種生けがテーマ。

　午前中、先生が生けてくださった作品２品。

　写真下の作品は本勝手なので、この床の間では逆ですが、写真撮影の為、ここに置いてパチリ。

　

　生け花のみならず、世界情勢まで、先生の豊富な知識に基づくトークも興味深く拝聴。

　

　午後は各人生けた花の手直しとアドバイスをいただきました。

　大変わかりやすく丁寧にご指導いただき、本当に有難い楽しい１日でした。

　ありがとうございました！

　

　

　

児童念仏奉仕団

　「児童念仏奉仕団」とは、子ども達の団体参拝です。

　本山・京都の西本願寺に参拝、仏教のお話を聞いたり、国宝の間や庭を清掃奉仕したり、その後、お楽しみの観光付きの　旅行です。

　ウチの組では２年に１度の夏休みに企画。コロナ禍で中止が続いたので、今年は久しぶりの団体参拝予定。

　２３日午後、Ｋ寺さまにて、結団式あり、住職坊守が出席。

　団体参拝には、ウチの小４の孫も含め、法専寺から４名参加。１１ケ寺で３７名の参加者だそうです。

　結団式では参加者、保護者に日程、注意事項などの説明と班ごとに班長決めがあったようです。

　引率の若手僧侶、坊守さま方、お疲れさまです。

　私も若い時、引率経験しましたが、担当の班の子ども達のお金管理、具合が悪くなる子のお世話等などありました。でも、１番楽しんでいたのは私自身だったかも。

　さて、今回、法専寺から参加してくださるお子さん達は、いつもお参りくださるご門徒さんのお孫さん３人。

　法座で児童念仏奉仕団の案内を聞かれて

　「おじいちゃんが費用出してあげるから行っておいで」

と、孫さんに参加を促されたとのこと、若奥様にお聞きしました。

　有難いですね。

夏の境内清掃

　きようは早朝から仏具のお磨き＆境内清掃でした。

　カンカン照りではなく、曇り空でしたので、幾分マシでしたが、蒸し暑い中、４０名近くの方々に御奉仕いただいて、内外ピカピカにしていただきました。

　初めておいでくださった方々もあり、有難いことでした。

　皆さま、大変お疲れさまでございました。

ありがとうございました。

本願は誰のためにあるのか

　阿弥陀如来の本願は、私のため(縁によっては何をしでかすかわからない、どうしょうもない煩悩丸抱えの私をも仏にする・覚りに導き楽を与えるため)に願われた

究極の智慧と慈悲の仏心といただいております。

　覚りに遠〜〜〜い煩悩の私を救わんがために、阿弥陀さまのほうが大変なご苦労、はたらきをしてくださっています。

　南無阿弥陀仏

　

いつでも歎異抄

　

　以前「寺族勉強会」で、テキストとして、Ｏ先生が解説してくださっていた本です。

　原文はもちろんですが、井上見淳先生がわかりやすく意訳してくださっています。

　

　

認知症になっても

　生け花稽古で立花新風体。

　さて先日来、最近お目にかかっていない旧知の方々について、この頃言動おかしくなっておられると言う話を立て続けに耳にしました。

　以前のその方では考えられないような、ちょっと戸惑う言動をされるが、本人はそれに全く気づいておられない・・・とか。

　認知症の症状が出られているのでしょうか。

　また、バリバリ仕事をされ、しっかり者でいらしたご門徒さんが、高齢になられてからは、何度も同じことをお尋ねになり、何度も同じ話をされ、

「あぁ、この方でも歳を重ねられると物忘れになられるのだなあ」と、しみじみ思うことがあります。

　う〜ん、今も空気読めない私ですが、間もなく、もっと言動がおかしくなり、自覚は全くないまま、周囲の皆さんにご迷惑おかけする日が近いと思われます。

　南無阿弥陀仏も忘れるかもしれません。

　でも、私が阿弥陀さまを忘れて、わからなくなっても、

阿弥陀さまは私のことを全て見越して、先手の南無阿弥陀仏です。

　良かった〜

　周囲の皆さまにはご迷惑おかけしますが、お許しいただいて、私自身はあるがまま、安心して、生きていこう。