お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

Dr・コトーと茨木先生

2013年11月29日 | 本紹介
先日、図書館で見つけて、読んだ本です。

 今回、初めて知ったのですが

 産婦人科医で、漫画家でもある
 茨木保「患者さん ゴメンナサイ」PHP

漫画でつづった医師の現実。クスッと笑ったり、ドキッと考えさせられたり・・・
 
 茨木医師は、山田貴敏氏のコミック「Dr・コトー診療所」の医学監修をなさっていたらしい。 

 巻末にお二人の対談があり、感銘。一部ご紹介させていただきます。

 茨木医師の言葉

 「星の王子さま」を書いたサン・テグジュベリの言葉に
地球は我々が親の代から譲り受けた物ではない。子どもの代からの借りた物だ」と言う言葉がある。
 次の代のことを思って、どう生きていくことが一番よいかを考えて
自分のいのちを生きることが大切ですね。
 自分が死んでも、生命は未来につながっている・・・
それが、死んでいく人の希望にも結びつくんじゃないかと。

それに対して、山田氏

 みんな拾い物なんです。
今、生きていること自体も。
 悔いなく生きるなんて、できるわけないですよ。
 あとは、どれぐらい拾い物の命を使えるかですよね。

 

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佐賀教堂報恩講

2013年11月28日 | 雑感
 今年は、初日に若院夫婦が、お参りし、私は、3日目のきょう、午後は、母の所用があったので、せめて午前中、お参りさせていただく予定でした。

 ところが、土曜日から嘔吐下痢症状の上の孫、1日遅れて、私が、同様に胃腸症状、発熱でダウン・・・

 その翌日は、若院が発熱。(一晩の発熱のみで、かろうじて元気)
 火曜日の教堂報恩講初日の講師は、若手の布教使さんだったので、若院は、同年代のご法話を聞きたいということで、勤務先は年休とって教堂報恩講へ参詣。 

 娘も同行参詣するつもりが、孫と私のダウンにより、断念。

 水曜日、やっと孫と私が元気を回復・・・
 きょう、木曜日、さて、今度は私が、佐賀教堂の報恩講にお参りし、ゆっくりお聴聞させていただく予定が・・・

 本日から、娘(孫の母親)が、同様の症状でダウン。

ということで、きょうは、私が、家事と孫の世話。
途中、約束していた「法専寺のお母さん」達を車にお乗せし、佐賀教堂へ、
私は、本堂で合掌礼拝したのみで、帰宅・・・うう、残念 

 「法専寺のお母さん」達によると、ご法話が「とてもよかった~」そうで、ますます、残念・・・聞きたかったなあ~

 きょうは、聞かせていただいたことを、ここでご紹介する予定だったのです・・・

 我が家の時間差ダウン。 やっぱり、ノロウイルス、それとも細菌、混合しているのか
 次々感染中の我が家ですが、
 今のところ無事なのは、マイペース次女と、
毎日のアルコール消毒(晩酌)が効いているらしい、夫・住職です
 

 
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寝込む

2013年11月26日 | 雑感
住職は走り回っていましたが、私は久々に何もない連休。
気が緩んだのでしょう。日曜夕方、食事の用意(平日娘、土日私が当番)をしていたら吐き気が…
それから、翌日未明まで一晩中、ほとんどトイレで過ごし…
ノロウイルスかと思って受診したら、細菌性の感染性胃腸炎でした。
まだ何も食べたくありませんが、熱は下がり携帯いじる元気が出てきました。
きょうから3日間、本願寺佐賀教堂の報恩講です。
あさっては法専寺のお母さん達とお参りの約束しています。
きょうまで家族に甘えおとなしく寝て、体力回復しなくては。
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同窓会九州交流会 in 北九州 その2

2013年11月22日 | 雑感
 門司港レトロは初めて行ったのですが、「焼きカレー」が名物らしく
お昼は、「陽のあたる場所」というレストランで、門司港を行き交う船舶を眺めつつ、それは、それは美味しい、熱々のカレードリアをいただきました。

 同窓会の集合時刻まで、街を観光。

 夜は、九州・沖縄の各支部からの参加者50名ほど(女子大なのでオバサン、いえ、淑女ばかり)の交流会。
 アトラクションで、琵琶の演奏もありました。
平家物語の一節「早鞆の瀬戸

 祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 
 沙羅双樹の花の色 生者必衰の理を現わす
 驕れる者は 久しからず
 只、春の夜の夢の如し
 (中略)
 波底に今なおひそと生き 昔語か 平家ガニ
 早鞆の瀬戸の夕騒に つま弾く琵琶の音は冴えて



 女性の琵琶のすばらしい演奏に聴き入りました。写真↑

 また、翌日は、赤間神宮(元・阿弥陀寺)に向うバスの車中で
大先輩で元教師でいらした北九州支部の方が、平家物語を数カ所、朗読してくださいました。これまた、見事な朗読で、ジーンと胸に響きました。

 お当番の北九州支部の皆様、お世話になりました。ありがとうございました
それにしても、先輩方の輝いておられること、博学であられること(単に私があまりに物を知らなさすぎるのですが)に頭が下がります。

 非日常の有り難い2日間を過ごし、現実生活に戻りました。
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同窓会九州交流会 in 北九州

2013年11月20日 | 雑感
 大学同窓会の九州交流会が、今年は北九州で開催され、佐賀から5名参加。
集合宿泊場所は、門司港レトロのホテル。

 JR佐賀ー博多間は、2枚切符や4枚切符(特急自由席料金込みの割引切符)がありますが、佐賀から北九州って、どれが安くて便利なんだろう と、調べたら
 佐賀ー北九州(市内・小倉でも門司港でも)も2枚切符があるんですね。

 いつものように、博多までは長崎本線。
 博多から鹿児島本線に乗り換えて、北九州へ。
 博多ー大分の特急「ソニック」(北九州市内は、黒崎・折尾、小倉に停車)は知っていましたが、
 今回初めて知ったのは、博多ー小倉間の特急「きらめき
 写真は、「きらめき」の自由席のbox席。
何だか、喫茶店みたいで、素敵でした。

 乗り換えの都合で、「きらめき」は、戸畑で降り(ホームから、赤い若戸大橋をながめ)、ほどなく同じホームで、門司港行きに乗り換えて、門司港駅へ。
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我や先、人や先

2013年11月17日 | 仏教
 先月末のことです。
 体調に、いささか異常が出て、検診。
 「大丈夫とは、思いますが、細胞検査に出します。結果は、1週間後にわかります
と医師。
 その1週間、いろいろ考えました。

 私自身は、もし、ガン宣告受けたら「ああ、そうですか」と受け容れて、
内心
「これから病の苦しみは受けなければならないけれど、老いの苦しみは、味あわずにすんで、よかった
とか
「ま、私の人生、皆々さまに、ご迷惑かけつつ、イイカゲンながらも、私なりに、いっしょうけんめい生かされ生きてきたから、もう、これで充分」と考えるのではないか・・・

 でもね、私はいいけど、入院なんてことになったら、家族は、お寺はどうなるだろう
生きているつもりで(いや、その前提でないと予定が立てられないので)次々ある予定、来春の巡番報恩講に大迷惑かけてしまうな・・・
 
 若坊守は、乳幼児をかかえて大変だろうな・・・
まして、老母は・・・一番、悲しませることになってしまう・・・

 エラソウに老母を見送るつもりでいたけど、私の方が、先立つ可能性をすっかり忘れていた・・・

 など、いろいろな思い(妄想)が浮かびました。

で、結局、今回は、ただの炎症で、ガンでは、ありませんでした。

普段、突っ走っている生活の中、ちょっと、考えさせられた1週間でした。

 生まれたからには、100%の致死率、それも、いつ、いかなる状況で亡くなるかもわからない 
と頭でわかっていても、元気に走り回っている間は、なかなか実感できない 私の「いのち」の現実

 蓮如上人(本願寺8代法主)の「御文章」(お手紙)の「白骨の章」

 我や先、人や先 きょうとも知らず、明日とも知らず・・・
をあらためて、味わっています。

 私もいつ、この世の「いのち」終わるかわかりませんが、
もしも、突然の時のために、前もってお礼を申し上げておきます。

「皆様、お世話になることばかりで、いつも有り難うございます。おかげさまで、私は、本当にしあわせです。」

 

 
 
  
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九州龍谷短期大学 仏教公開講座

2013年11月15日 | 行事・案内
 九州龍谷短期大学 公開講座のご案内です。

1,「現代社会の無明を超える」ー親鸞浄土教の可能性ー
  講師:龍谷大学教授 藤能成先生

 日時:平成25年11月30日(土)13:30~16:00
 会場:本願寺福岡教堂 3階 礼拝堂
    (福岡市中央区黒門3-2  TEL:092-771-9081)
参加費:無料 申込み不要


2,「親鸞の思想像と人間像」
 講師:龍谷大学教授 龍渓章雄先生

 日時:12月24,25,26,27日 8:50~15:55
 場所:九州龍谷短期大学 5階 視聴覚教室
   (鳥栖市村田町岩井手1350 TEL:0942-85-1121)
参加費:4日間で5,000円 但し、初めてご参加の方は、別途、出願料1万円
 *事前に申し込み必要



 
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これから始まる

2013年11月14日 | 仏教
 浄土真宗本願寺派の月刊誌「大乗」11月号に

佐賀県神埼市S寺ご住職K師が
「病に生きる」 これから始まるんだと題して、ご自身の体験を交えて書かれておられます。

 K師は2回の脳梗塞を発症。
 6ヶ月にわたるリハビリは、「想像をはるかに超えた」つらさであったそうです。

 そんな中、出あわれた言葉をご紹介くださっています。

 障害をもった人は、これから障害を持つであろう人たちの先輩として、目標になれるような人になってほしい

人生をあきらめるのも、これから始まると思うのも、自分自身

 そして、こう書かれています。

 病気になって、苦しみ、悩み、人生をあきらめるような時もあります。病気は身も心も弱らせます。でも(中略)病気をした人のまわりには「これから始まるんだ」と立ち上がる思いを込めた言葉が、まなざしが、満ちています。
 (略)
 人は人と人との関わりの中で生きています。助けられた言葉や、しぐさ、さまざまなご縁におかげさまと感じられる身となっていきたいと思います。

 

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認知症

2013年11月13日 | Weblog
認知症って、だんだん進むと、ボーと、何もわからなくなり、本人は楽なんだろう・・・なあんて、思い込んでいました。

 でも、実際、老母に、いささか認知症状が出て、
本人に接し、また、認知症に関して、話を伺ったり、本を読むことで、
私の認知症に対する無知・誤解に気づかされました。

 一口に「認知症」と言っても、いろいろな認知症があり、その症状も、症状の変化も1人ひとり違うてことを。

 母の場合は、たった今、聞いたこと、言ったこと、したことを忘れる・・・ってこと。
思い込みが多いこと。

 医師にまず、アドバイスされたのは、そんな時、イライラして「何度同じことを聞くんだ~」なんて、責めるのは、厳禁。

 認知症でも、感情は豊かだからです。
 本人は不安なのですから、傷つきやすい。

 母は、わずか数分の間に同じ質問を何度も繰り返します。
母の場合、耳が遠いので、私は、大声で、何度も同じ答えを繰り返します。(同室の患者さん方のほうが、私のスケジュールを覚えておられたくらいです

上記写真の本は、62才の漫画家さんが、認知症のお母様との日々を描かれたものです。
 岡野雄一 著 「ペコロスの母に会いに行く」

 「ペコロス」は、岡野氏のペンネーム、意味は「小たまねぎ」(体型と頭から付けられたそうです)

 長崎弁でつづられた、おかしい、でも、泣いてしまう漫画です。

 

 
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同窓会親睦バス旅行

2013年11月11日 | 雑感
 昨日は、2年にⅠ度の大学同窓会佐賀県支部の親睦バス旅行。

 よりによって、天気予報は、大雨予報・・・
ところが、未明までの大雨も上がり、曇り空。よかった~

 Y旅行企画の日帰りバスツアー「隠れた紅葉名所ミステリー」に12名で参加。
行先は、当日まで、幹事にも知らされない「ミステリー」

 で、どこの行ったか・・・
 まず、佐賀県と福岡県の県境(市街地)佐賀県基山町にある天台宗の古刹「大興善寺」(だいこうぜんじ)へ。春はつつじで有名なお寺です。

 次は、福岡県太宰府市の太宰府天満宮近くの「竈門神社」(かまどじんじゃ)。
 昨年、改築されたばかりらしく、美しい社殿と社屋。


 社殿は、伝統的な社殿ですが、社屋のモダンなこと 
都会のおしゃれなブティックかと思うほど・・・(片山正通氏による)
 また、展望テラスも、テラスの椅子も、ホテルの外装のようにオシャレ。(ジャスパー・モリソン氏のデザイン)
 縁結びの神社だそうですから、若い方が多いからでしょう。
おみくじの紙も白でなく、ピンク色のようで、展望テラスの樹木にピンクの花が咲いたようにおみくじが結んでありました。

 午後は、福岡県朝倉市秋月へ。
 秋月城下を散策。何と風情のある城下でしょう。

 1203年に秋月氏が築城され、後、秀吉の九州征伐後、黒田長興が現在の城を築城。
昨日は、武者行列(上記写真)もあり、お店の方のお話によると、馬に乗っておられた方は、城主の末裔の方であられたらしい

 秋月と言えば、葛。老ご夫婦が営んでおられる喫茶店で、美味しい葛コーヒーをいただきました。

 最後は、福岡県久留米市の高良大社。バスは、山道を上り、久留米市街地を見下ろしました。
 境内では、これからメジャーデビューされるという2人組(男女)のライヴがあっていて、聞き惚れました。久留米出身の有名人が多いですが、彼らも売れっ子になられるのを楽しみにしています。

 長い1日。
 いずこも、私は初めての所ばかり。
紅葉は始まったところで、ちょっぴり早い時期でしたが、
大変勉強になり、楽しい感動の1日を過ごさせていただきました
 ご参加くださいました、同窓の皆様、ありがとうございました。

                                                                                                                                                    
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