１０月の行事案内

　１０月　２日（木）１９：００～２０：００　「聞法の会」　於　本願寺佐賀教堂　
　　対象：青年と思われる男女　
　　内容：若手僧侶による仏教のお話
　参加費：無料

　１０月　８日（水）１４：００～１５：４５　ビハーラ佐賀　第３回基本学習会　於　本願寺佐賀教堂
　　内容：生死について
　　講師：Ｉ師
　参加費：ビハーラ会員無料、会員外５００円

　１０月１５日（水）１３：００～１６：００　節談説教布教大会ｉｎ佐賀　於　本願寺佐賀教堂
　　お気持ちだけ「お志」をお包みください。

　１０月１８日（土）１３：００　仏教讃歌コンサート　於　西有田　焱の博記念堂
　　写真　↑

　１０月１９日（日）９：００　法専寺精進料理講習会　
　　早めにお申し込みください！　たくさんのご参加をお待ちしています
　　　　
　
　

　１０月２３日（木）１３：００～１６：３０　「聖典に学ぶつどい」佐賀開講３０周年記念講話　於　願正寺
　　ご講師は、真宗木辺派　ご門主、天岸浄園師、利井唯明師
　　お気持ちだけ「お志」をお包みください。

　いずれも、どなたでもお気軽にお参り、ご参加くださいませ
　　
　
　
　　　　

友達のおかげで

　昨日は、久々に博多へ。

　４９才で急逝した同級生のＣさんを偲んで、毎年、友人数名でＣさんの姉上様宅にお参りさせていただいています。
たまたま、私が同じ浄土真宗の「僧侶」ってことで、調声（ちょうしょう：お経を唱える音頭取り役）を務めさせていただいて、一同で「正信偈」をお勤めしています。
　
　遺影のＣさんは若いままですが、私たちは還暦を迎えました。
そして、今年も、Ｃさんをご縁として、友人が元気に集うことができました。

　お参りの後は、友人の手配のおかげで、毎年、美味しいランチをいただいています。

　友達思いだったＣさん、今は尊い仏と成られ、私の日々のドタバタを苦笑しながら、見守ってくれていると思います。

　Ｃさんのおかげ、Ｃさんの姉上様のおかげ、そして、本音を話せる友人達のおかげで、楽しいひとときを過ごさせていただきました。
　
　ありがとうございます　　来年もみんな元気で会えるといいですね。

ほとけの子の集い

　汗ばむ秋晴れのきょう、本願寺派佐賀教区の「ほとけの子の集い」（子ども達がお寺にお参りし、楽しむ集い）が、佐賀教堂にて開催されました。

　きょうは、娘夫婦が、それぞれ不在だったので、ジジ＆ババで、４才と１才の孫守り
ジジが、昼寝中の（と言っても午前中に眠っていた）１才と留守番し、ババ（私）が４才の孫を連れて「ほとけの子の集い」にお参り（参加）させていただきました。

　若院さん方を中心に、仏教婦人会役員さんや、門徒推進員さん方、たくさんの方々がお世話くださっていました。

　寺の娘のくせに？　人見知りで緊張する４才の孫は、自ら何も遊ばず、
若院さん方の素敵な演奏と歌を聴きながら、かき氷を食べ、その後は、自分で作る綿アメを食べながら帰路につきました。

　午後も楽しそうな企画がいろいろあって、もっとゆっくり遊ばせたかったのですが、下の１才が昼寝から目覚める前に帰らなければならなかったので、昼前に帰りました。

　お世話下さった佐賀教区の皆様、有り難うございました　お疲れ様でございました

　


　

子供に迷惑をかけるから・・・

「終活」ブーム。

テレビで、よく耳にするのは、
「子ども達に迷惑かけたくないので」
という理由で、葬式しない、お墓はいらない　と希望されるケース。

　その場合、「子ども達に迷惑をかける」と思っておられる最大の原因が
お寺との付き合い　のように感じます。

　つまり、葬式、納骨を通じて、お寺との付き合いが始まることを
「迷惑」と、思っておられる年配者が多いってことでしょう。

　確かに、新たに、お寺の門徒となると、何かとお寺に「布施」する機会が増えるでしょう。
それを迷惑と、感じるのか、否か・・・

　それまで、仏教なんぞ、「自分には全く関係ない」と思っていた方も
最愛の家族の死を縁として、仏の教え　と　出遇われるのではないのか・・・

　遺族が、携帯、車やゲームや高級家電、旅行などなど・・・自分の楽しみにお金をかけるのは当然で、
生きる道の一番根本を教える仏教に布施し、お寺と付き合うのを迷惑と感じられるとしたら、
これほど残念で、悲しいことはありません　

迷う

　ご法話を聞いていて、よく出てくるのが「迷い」

　「迷う」と聞いて、一般的にイメージするのは、

　「道や方角がわからなくなる」こと
　「どうすればいいか、何をえらんだらいいか、わからない」こと
　
　あるいは、もしかして「死者の霊がさまよう」こと

など、でしょうか

　仏教用語としての「迷い」は、上記の言葉の意味とは、ちょっと違いますので、上記イメージで、初めてご法話を聞かれると、　がいっぱいになるかもしれません。

　ご法話で聞く「迷い」とは
　無明（むみょう）：仏の智慧がない状態

　つまり、自分中心の物の見方・感じ方しかできないため
　思い通りにならないもの（こと）を自分の思い通りにしたいと、苦しむ状態

結果
　愛欲に執着する、
　名誉を求め、おごり、高ぶる、差別する
あるいは逆に、
　卑下して自暴自棄になる

　そんな、心コロコロ、煩悩の満ちあふれた状態を「迷い」と言います。

　決して、死者の霊がさまようことを「迷いの世界」と、法話で言っておられるのではありませんので、念のため。

　

　

彼岸中日

　きょう秋分の日は、秋の彼岸中日。
　台風の影響による雨を心配しましたが、法要が終わるまで降らずにすみました。
お参りいただきました皆さま、ようこそ、ありがとうございました
　特に、仏教婦人会の役員さん方、お疲れ様でございました

　さて、明日は大雨の予報。
災害が起きないといいのですが・・・

秋の彼岸の入り

　きょうは秋の彼岸の入り。
　秋分の日　を　中日　として、前後１週間が　秋彼岸です。
　お彼岸ｗｅｅｋのスタートを「彼岸の入（い）り」と、言います。

　ほんの先日まで最高気温が３０℃を超えていたのに、急に気温が下がり、肌寒い彼岸の入りとなりました。

　昨日はビハーラでＫ苑を訪問しましたが、そのご法話で
　
　私たちの煩悩の世界を此岸（しがん）というのに対し、
　彼岸とは、仏の世界・覚りの世界・浄土　のことである

　仏教は　到彼岸（とうひがん：彼岸に到る教え）と聞かせていただきました。


　　

節談説教布教大会ｉｎ九州

　毎月１５日の「なでしこ会」（法専寺女性の勉強会＆お茶会）

　今月は１５日が「敬老の日」でしたので、翌日１６日に変更。
　おつとめと「正信偈」をご一緒に少し学んだ後、８８才のＭ・Ｙさんのご指導で折り紙をしました。

　さて、ご門徒女性の皆様にご連絡です。

　来月１５日の「なでしこ会」は、お休みです。　その代わり
　
　節談説教布教大会　写真↑　に、各自お参りすることになりました。

　「節談説教」とは、現在のように、演台、黒板の前に立って説法するスタイルではなく、
高座（１ｍくらい高くなって、畳敷きになった台）に座られた　ご講師（布教使さん）が、ところどころ節をつけて説法なさる布教のことです。

　普段、なかなか拝聴できない布教ですので、ご都合のつかれる方は（もちろん、男性も）ぜひお出かけくださいませ

　日時：平成２６年１０月１５日（水）午後１時～４時
　場所：本願寺佐賀教堂

　



　

有明佐賀空港

佐賀空港の名称は「有明佐賀空港」。１９９８年（平成１０年）７月に開港。
佐賀市の南部、有明海に面した佐賀市川副町にあります。

　開港時は、東京と大阪便があったのですが、ほどなく大阪便は無くなりました。
私もそうですが、関西までなら、新幹線を使うことが多いので・・・
　でも、東京便は便利です。東京まで１時間半くらい。
　佐賀空港は、マイカーを何日置いても駐車場無料だし・・・

　現在、
佐賀⇔東京　１日５往復
佐賀⇔上海　　週３便
佐賀⇔ソウル　週３便

そして、先月、８月１日からは

佐賀⇔成田　１日２往復も　↓



　佐賀空港は、佐賀市街地から南へ、車で２０分くらい、どこまでも広がる真っ平ら、のどかな田園風景の干拓地にあります。
日本１　の　佐賀海苔の産地　に臨む空港です。

　昨日の佐賀新聞一面　↓



　ええっ　決定なの　と、驚きましたが、まだ議論中。

　「沖縄の負担軽減」　と言われると、心優しい佐賀県民なら、「他県の余所なら、人ごとでいいけど、自分とこは、絶対にイヤ」とは言わないだろうと、政府は見越しているのかなあ・・・
　それともオスプレイが着陸に失敗しても人的被害（住宅地被害）が少ないから、条件がいいとみているのか・・・
　アジア大陸、日本海に近い、佐賀県が便利とみているのか・・・

　ううう・・・数年後には、爆音が響くのでしょうか
　有明海のムツゴロウもびっくりするでしょうね。

　心配なのが、毎年開催される佐賀のバルーンフェスタ（熱気球大会）。
　佐賀空港が開港してから、飛行範囲が狭くなっているそうですが、
自衛隊や米軍の飛行により、ますますバルーンの飛行範囲が狭められるのでは・・・

　色とりどりのバルーンで彩られる、のどかな佐賀平野の空は、どうなるんでしょう・・・

　



　

　

　

　
　

敬老の日

　きょうは敬老の日。

　ウチの集落でも「敬老の日」の祝賀会があり、
今年、自治会長の夫と、自治会婦人部の世話係の私が中心になって、祝賀会のお世話をさせていただきました。

　ウチの集落は、のどかな田んぼの広がる佐賀市郊外で、昔からの住人が３０数軒だったのが、大型店の進出などにより街になり宅地化。
　若い世帯が増えられて、ただいま５７軒。

　敬老の日の対象者は、７５才以上なので、元からの住人がほとんど。
　対象者は、２４名でしたが、参加くださったのは、お元気な女性４名だけでした。４名は、最高齢者８８才、下は今年対象者になられたばかりのまだ若々しい７５才。
　４人とも、しっかり自分の足で歩いて、公民館（集落の集会所）まで、おいでくださいました。

　お相伴の男性陣と、お手伝いの女性陣も加え、総勢１７名の会食会でしたが、楽しい時間でした。

　最高齢者の８８才が一番気の利いた冗談言われ、私たちを逆に笑わせてくださいました。ありがとうございました。

　午後２時半には、片付けも終わり、帰宅。
　それから、娘たちと孫たちと親娘３代で、プレゼント持って、施設の母の処へ。母娘４代そろいました。

　孫やひ孫が揃って会いに来たことが、母にとって、何より嬉しいことで、
「『敬老の日』は、私が逆に若い人に感謝する日」と、母は言い、
ヨチヨチ歩く１才の孫や、ふざけて変顔をする４才の孫を見て、ケラケラ笑っていました。

　私も、秋の青空のように、さわやかな仕合わせな１日でした。