お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

火葬場事情

2008年09月01日 | 仏教
 お昼の「スクランブル」という番組を見ていたら、N市の火葬場不足が取り上げられていました。
 これは、N市に限ったことではなく、団塊の世代が平均寿命を迎える頃、今の火葬場では、間に合わない(順番待ち)状況になるらしい。

 新しく火葬場を建設する計画にあたり、予定地の住民は大反対。

 自分ちの近くに「縁起の悪いモノ」が建設されるのが、イヤなご様子で・・・ 
 
 日々の生活から「死」を排除したいのが、現代人なんでしょうが・・・

 火葬場って、「縁起が悪い」ものなんでしょうか
 
 皆、例外なく、お世話になる所ですよね。

 そばに火葬場があれば、「自分も最愛の家族も、いつかは死んで逝く身なのだ」と、常々、自覚でき、
 「今、生かされているいのちの有り難さ」に気づき、
より充実した日々を送ることができる「よい環境」のような気がするのは、私だけでしょうか
コメント (7)
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