お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

2008年01月14日 | 仏教
 本日、法専寺の御正忌報恩講を終えました。
 数日前まで、3月下旬並みの暖かさだったのが、きょうは、また気温が下がり、冷たい風の一日でした。
 
 そんな寒い中、また、連休の諸行事でご多用の中、たくさんの方に連日お参りいただきました。ありがとうございました 

 昨日お話の当番を終えた私は、きょうは、もうすっかりリラックスモード。
 住職の御絵伝(ごえでん:親鸞聖人のご生涯を絵で表した4福の掛け軸)解説をボーッと聞いておりました。

 聖人の伝記の中に「夢のお告げによって・・・」ということが出てきます。

 これは、今流行のあやしげなスピリチュアルブームの感覚で受けとられると間違えるのですが、

 聖人が、人生において大変悩まれている時に、夢で解決ヒントを得られ、行動されたってことだと私は思っています。

 これは、聖人のような真摯な求道の悩み(夢に出てくるほど)であって、私のような凡人は、悩んだとしても、その後の人生の指針とするような夢は見ないです

 私が煮詰まっている時に見る夢は、決まって何かの「時間に間に合わない」夢。

 あるいは、夢の中でまで法務や寺行事の接待をこなしていて、朝、目が覚めるとドッと疲れが・・・といった何の解決もヒントもない、どうでもいい夢。

 お寺で生活していたって、阿弥陀様を歓び讃えるような殊勝な夢は一度も見たことがない という、よくよく(欲欲?)の凡夫であります。

 よかった そんな凡夫を救う阿弥陀様がいてくださって 南無阿弥陀仏
コメント (2)
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