喜♪きりん

人が苦手なのに何故か販売員をしてる人の日々あれこれ

消費税増税

2018-11-08 23:21:45 | weblog 2018
来年の消費税増税について、国税局へのQ&Aなど見ると業者側がかなり戸惑っているのが分かる。
いっそのこと軽減税率なんてやめてしまえなんて意見も出ている確かに面倒くさい。

しかし凍結しないかな~何て思うのは無駄だ。一度延期したのだから今度は絶対やる。なので非現実的な考えは捨てて消費税10%が導入された際の混乱を考えてみる。

私は販売する側として消費税の始まりから3,5,8%の増税まですべて経験してきた。そこで出た結論


【最初は混乱するがやがて日常になっていく】



世間の人達の順応性は目を見張るものがある。どんなに反対したって始まってしまえば受け入れる。そして当たり前になる。
ぎゃあぎゃあ言っても何も変わらない。そんなことより生活が大事。「消費税なんて払わないよ」って突っぱねる人は恐らく出ない。



消費税開始日の前後を思い出してみる。

夜中まですべての商品のプライスカードの書き換え、やってもやっても終わりが見えてこない。社長から栄養ドリンクの差し入れ、それより帰って寝たかった。公休の社員も担ぎ出されて作業をしてようやく終わった。帰ったのは午前二時

当日はレジに3%キーが加わり一個ごとに打ったのか全体に付けたかはもはや記憶にない、というか当日の記憶がない。必死で書いたプライスカードが書式変更によりすべて無駄になったことだけは覚えている。地獄だった。

すべて内税になった時は本当に良かった。(プライスカードは本体価格と税込価格両方書かなければならなかったのでやはり地獄)

その後の5%~8%はそこまであたふたすることなく以外とすんなりと日々が流れていった感じ。8%の頃になるとプライスカードを入力するだけで本部で印刷してくれたので入れ替えるだけでよかったし、こう言ってはいけないけど消費税増税を免罪符にしてお客さまからの苦情をかわしてた時期もあった。

中には「そんなのそちらの都合でこっちには関係がない」と憤慨するお客様もいたけど、大抵は「そっちも大変よね消費税なんてやめればいいのにね」と同情してくれる人が多かった。当時のお客様とは政府の悪口で盛り上がってた気がする。

さて、今回の増税についてだが軽減税率はおそらく本部で税込価格で変更されると思う。


例、午後の紅茶105円(本体価格98円税込105円)は軽減税率対象なのでそのまま同じ価格

  キッチンハイター105円は対象外なので107円に変更

こんな感じになるのではないかな。

レシートにどう表示されるかわからないけどレジでの作業を増やすことはないと思う。まあ値札の総入れ替えはあるけど、大変なのはその時くらいかな。施行日よりかなり前から準備するだろうし当日お客様は混乱しても店側は万全にするはず。後、問題になってるイートインはう~ん勤務先もそういうのあるけどお客の意思表示確認とかするほどの規模と使用度でもないし、これは店の裁量にまかせるんじゃないかな。だって

「店の駐車場でだべりながら食べるのは軽減税率対象外ですか?」とか

「店の敷地内から出たところで飲食すれば対象になるのですか?」とかほんと馬鹿馬鹿しいし、いちいち外に言って「対象外なのでもう2%払ってください」なんて店員が言えますか?私は不可能だと思います。コンビニとかは大変だよねホント。

というわけで私の予想ではお仕事にはそれほど影響はなさそう、まあ売り上げは下がるだろうけどね。それより推し事や推しさん達が心配だわ。軽減税率なんて無縁の世界に生きてるし、私もDVDやチケットが高くなるのは辛い。
コメント    この記事についてブログを書く
« あ~あ | トップ | 朗報! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

weblog 2018」カテゴリの最新記事