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日本銀行 京都支店
写真は、外観
日本銀行は、お札の発行、物価や金融システムそのものの安定を担っています。
その京都支店が河原町二条にあり、事前申し込みで見学出来ます。
アクセス
地下鉄京都市役所前で下車し、ホテルオークラの方に出ます。
河原町通を北上して、次に見えてくるのが二条通です。
その河原町通と二条通の角に、日本銀行京都支店があります。
見学申し込み
見学予定日の2か月前~2週間前に京都支店の見学担当にTELします。
5名以上必要ですが、足りない場合は他のグループと一緒にまわるように案内されるようです。
日程が決まったら、代表者が店内見学申込書を書いて、EメールまたはFAXで送ります。
すると先方から案内状と見学者名簿の紙が送られてきます。
案内状は当日持参します。
見学者名簿には、見学予定者全員の氏名と住所を書いて、これもEメールまたはFAXで送ります。
これで準備完了です。
見学
当日は指定された時間に、日本銀行 京都支店の正面左手(北側)の門で受付をします。
代表者は身分証が必要です。
そして中に入り、3階の会議室で20分ほどDVDを観ます。
日本銀行の歴史や、役割についてです。
その後、説明員の方から京都支店の歴史、現状の説明があり、また実際にお札を見ながら偽造防止技術の確認をします。
日銀の支店は全国に32か所あり、1日の平均支払い総額が78億円、受け入れ総額が28億円だそうです。
またお札の造る工場は全国に6か所あります。関西は彦根に工場があり、こちらも事前申込で見学可能だそうです。
京都支店は明治15年、東洞院御池上がる(現ハートンホテル)の町屋を改装して開設されました。
そして明治39年に今の京都文化博物館が2代目の庁舎として辰野金吾により設計されました。そして昭和40年に現在地に移転しています。
お話のあとは、会議室後方にある展示物を見学したり、質問も可能です。
模造券により1億円の重さ体験などがありました。
これで1階に降りて終了ですが、2019年3月~5月までは支店内にある石碑の見学も可能でした。
京都支店正面右手(南側)奥の松の木の間に「是より洛中荷馬口付のもの乗るべからず」と書いてある石碑があります。
これは江戸時代に洛中に入る街道沿いにあり、洛中内では馬を降りて下さいと命じている石碑で、元は違う場所にあったそうです。
他に水火天満宮の境内などにも、同じ石碑が残っているそうです。
また近くには十五重の石塔もありましたが、詳細は不明です。
全部で1時間30分ほどで終了しました。
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