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2015 10/17の拝観報告3(京都国立博物館 京を彩る琳派)


写真は、玄関前

10:25頃に圓徳院を出て、東大路通を南下します。
午前中の早い時間でしたので、まだ渋滞はなかったです。

東山七条で右折し、いつも使う裏道のコインパーキングに駐車してやって来たのが、「京を彩る琳派」を開催中の国立京都博物館です。
同行のfrippertronicsさまは既に来られたとのことで、ここから別行動。
ここからはシヲさま、松戸在住さまと僕の3名です。
10:40頃に到着で40分待ちでした。
実際には11:00過ぎには観賞し始めました。

3階から観ていきます。
僕もそれほど文化財に詳しくはないので、やはりメジャーなところに反応します。
本阿弥光悦作 国宝 船橋蒔絵硯箱。
京都検定でも出てきますし「知っている」、「観たことがある」は、もはやこの世界にいる以上たしなみに近いです(笑)。

もう1つは俵屋宗達の国宝 風神雷神図屏風でしょう。
やっとホンモノを観ることが出来ました。
ちょっと感動(笑)。

他には、かつて観たもの。
お久しぶり感が漂います。

頂妙寺の牛図が2つ並んで展示。
京の冬の旅に前期後期と2回行って、別々に見た苦労を思い出します(笑)。
骨喰藤四郎は文博の関ヶ原展で観ましたし、本法寺の本阿弥光悦作 重文 花唐草螺鈿経箱や妙顕寺の酒井抱一筆 観音図も現地で観ていますね。
養源院の重文 唐獅子図杉戸絵もこちらに持ってこられていましたね・・・近いのに(笑)。

細かいところでは、妙蓮寺 本阿弥光悦筆 重文 立正安国論は、もうすぐ始まる秋の非公開文化財特別公開にて現地で公開されます。

そして1階に降りた時に、琳派とは関係のないところでいつくかの驚きがありました。
まずは元慶寺の梵天像、帝釈天像。
山門の両脇にあったやつがこれか!

妙傳寺の毘沙門天像。
こんなのあったんや。

さらに驚きが、中道寺 増長天像。
4月に現地まで観に行って、その後寄託になっていましたもんね。
久しぶり!って感じでした(笑)。

そして最後の衝撃が、車僧影堂 深山正虎像
「エッ、こんな所で何してんの?そうや寄託するって話あったもんな。でももう来てんの?」みたいな(笑)。
多分ほとんど方が、深山正虎像?って感じでスルーでしょうけれど、僕は1人で興奮していました(笑)。

琳派とは無縁の最後が個人的には強烈でしたが、1時間楽しませて頂きました。

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コメント ( 1 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
京博 琳派展 (一部衆)
2015-11-08 01:21:29
京博の琳派展、前期に続き後期にも行ってみました。
せっかくなので風神雷神図屏風が勢揃いする時期を狙ったんですが、館内の人が大過ぎで違いをじっくり見比べるのは到底無理でした。午後の空いてそうな時間帯なのに開催直後に行った前期と比べて倍くらいは混雑してたでしょうか。

酒井抱一は後期もやっぱり良かったです。特に最後の展示室のクオリティは高過ぎで全部持っていってる感じ。前期の四季花鳥図巻と後期の十二ヶ月花鳥図が最高でした。風神雷神図屏風が一番実力出してない感じなのは、模写だからでしょうか。

余談ですが、後期展示で作者不詳の藤袴図屏風というのが出てましたが、アサギマダラ(蝶)はいませんでした。(笑)
 
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