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妙傳寺
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/7e/45ae64101c0f214524bf5767ab5b8dfd.jpg)
写真は、本堂
妙傳寺(みょうでんじ)・・・「聞いたことがない」って思われたかもしれませんが、前を通ったことがある方は多いハズです。
関西の身延山とも云われる日蓮宗の本山です。
場所は東山二条の南東角で、日蓮上人が経典を持った像が建っているところです。
ここで気付かれたでしょうか。
通常拝観
拝観は無料です。
表門を入ると左手奥に御真骨堂が、右手には本堂があります。
いずれも外部からの拝観です。
本堂を右手から回り込んだ奥に客殿と庫裏が並んでいます。
例年12月、南座の顔見世で掲げられる勘亭流のまねきは、ここの客殿にて書かれています。
11/13 御会式法要
この日は御会式法要です。
11/13の11:00から本堂や寺宝の公開、13:00から法要があり、一般でも参加できます。
特に拝観料は指定されていませんが、志納すると大変喜ばれます。
庫裏から中に入ります。
まずは客殿です。
客殿の手前の間は、待合のようになっていました。
中央の間に日蓮上人や開山の日意上人の掛け軸、豊臣秀頼筆の掛け軸などの寺宝が展示してあり、丁寧に解説までして下さりました。
客殿の奥の間こそが、顔見世のまねきを書いているお部屋です。
当日もまだ名前しか書かれていないまねきが多数置いてありました。
客殿を出て本堂に裏手から入ります。
内陣には釈迦如来像と多宝如来像などがお祀りされています。
本堂右手奥には七面大明神が、左手奥には開山日意上人像がお祀りされていました。
本堂を出て御真骨堂へ。
この途中の左手に竜宮門のような鐘楼があります。
御真骨堂内では読経をされていますが、案内係のお坊さんがおられます。
簡単な解説と”出入りは御自由に”と言い添えていかれます。
御真骨堂の奥には蔵のような扉があり(防火対策)、この中に御真骨がお祀りされています。
通常は閉まっているのですが、この日は開けられています。
外部からも人が来ることを前提にしておられるので、非常に入りやすいです。
団体参拝
10名以上で事前に申し込むと、団体参拝が出来ます。
1時間ぐらいですが、最初の30分は本堂で法要です。
この法要には和尚さんが4人で行われるので、かなり大々的です。
そのあとに由緒や七面大明神などの説明があり、御真骨堂に移動します。
ここでは御真骨が開扉され、近くでお参りさせて頂けます。
最後は客殿でお茶とお茶菓子が出ます。
開扉料はHPに明確な記載がなかったので、思い切って先方にお尋ねしたら”1人2000円”でと云われましたが、これは内容から類推するとかなり遠慮されていると思われます。
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コメント ( 6 ) | Trackback ( )
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元をたどっていけば、どれも日蓮聖人なのですが、
教えや状況等々で別々になっていったようですね。
日蓮宗だと、京都では八本山、
日蓮宗も含めての日蓮聖人門下だと十六本山です。
本山妙伝寺のHPを作成しましたので、
こちらもご覧になってください。
確かに以前よりも見やすくなったように思います。
毎月19日が七面大明神例祭なんですね。
また都合がついた時にお邪魔したいです。
コメントを頂き、ありがとうございました。