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2022 6/17の拝観報告3 最終(元東伏見宮家別邸「吉田山荘」の昼食 京都・大正期の建築めぐり クラブツーリズム 後編)

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写真は、旧亀岡末吉邸の玄関。
吉田山荘を出て、北へ歩きます。
14:00頃にやってきたのが、黎明教会。
こちらは亀岡末吉の旧宅です。
亀岡末吉はまいまい京都のツアーにもあったように仁和寺の本坊を造ったりした京都府の技師さんで、寺社建築などにアールヌーヴォーを取り入れたりしています。
こちらはなかなか内部を拝見出来ないので、今回はいい機会でした。
外観も玄関は杮葺きに花菱文の鬼瓦が載り、さらに懸魚もついています。
作品では画期的なことをする割に、自宅はガチガチの和風建築なのは面白いです。
内部ですが、結構リノベーションされていました。
特に床の間や付書院だったであろうところは、宗教団体さんなので祭壇のようにされており、あまり形跡はありませんでした。
またかつてはお庭だったところも、縁の高さにそろえてフラットになるように床が張られ、広く使われていました。
また釘隠しや襖引手なども、研修館に移されていました。
14:20頃にこちらを出て、ちょっと北にある黎明教会資料研修館へ。
こちらには黎明教会が所蔵されている琳派の書画や小箱などがたくさん展示されていました。
これらは通常から誰でも拝見出来ます。
15:00頃にこちらを出て、次は銅御殿と茂庵の外観見学でしたが、
仕事の会議を入れたので、研修館終わりで離団し、仕事へ向かいました。
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