守るためにあるんだと思ってたけど。
というか、守れっていう意思表示だと思ってたけど。
「え、そんなの適当に言っただけだし」
なんだそれ。
そのために、みんながどんだけムリしてると思ってんだ。
１０年ぐらい前（もっとかな？）に一世を風靡したソフトウェアを、
朝から家じゅうひっくり返して大捜索していたら、
同時代の別のソフトを発見。
インストール方法が２つ書いてあった。
「Macintoshバージョン」と「Windowsバージョン」
これ見て、一気に記憶がよみがえる。
そういえば、こうゆうのを“Hybrid（ハイブリッド）”っていうんじゃなかったっけ。
そうそう、この単語を初めて耳にしたのは、電気自動車よりも前だった。
そんなに前から使われてるわりに、
日本語に訳しきれなくてカタカナのままの言葉のひとつだなー、これ。
先週、某社への最終報告書に先生がこの言葉を単独で使っていて、
なんのハイブリッドなのかが分からないと指摘された。
ニッポン人のボキャブラリーって、増えてるんだか、減ってるんだか。
このところ、現場を視察に行くという仕事が多い。
子ども向けの教育コンテンツとか、
若者向けの自立支援プログラムとかの場なので、
イマドキの小学生とか、ニートてかひきこもりだった人とか、
あるいはワケあって親元で暮らしていない子どもたちなんかと接する。
接してみて思うのは、彼らが抱えている問題は、
別に特別なことじゃないな、ということ。
ひと言でいえば、自然でダイレクトなコミュニケーションが苦手。
身の回りの出来事や、自分以外の人に関心が持てないらしい。
先生や職場の人たちへのご挨拶がちゃんとできないとか、
休み時間にトイレの個室でお弁当を食べるとか、
はたまた、やりたいことが見つからないとか、
何をやってもアルバイトが続かないとか。
その根っこにあるのはそれだと思う。
気持ちは分からないでもない。
そういうことが、素直にできにくい空気が社会に充満してしまっているし。
結局、社会に出てから求められるのは、
学校の成績でも、何でも言われたとおりにできることでもなくて、
周りの人と共感したり、生身の意思疎通しながら、
自分らしさを生み出せる〝ハート〟だという気がする。
生きにくくできてるな、と思う。
自分でヘアスタイルをどうにかすることが苦手な人のための超強力スプレー。
演奏会とかオペラとか、舞台本番で前髪がだら～んと崩れてこないようにする必需品。
これが、増えてる気がするのだよな。
こないだのオペラの本番までは、１本しか持ってなかったと思うんだけど。
………
まあどうしましょ。
誰だか分かんないけど、ごめんなさい。
気持ちの糸が一本切れてしまってぼんやりしているのを知ってか知らずか、
今週は入れ替わり立ち代わり周りのみんなが誘ってくれて。
職場がご近所になった元同僚やら、NPOのメンバーやら、
とあるアニメコンテンツの原作者さんやらディレクターさんやら、
はたまたIBM時代に知り合った中国人の古い友人やら、、、
次から次へと手帳が「ごはん食べに行こう」プラン
で埋まっていく。
ランチタイムに近くまで会いに来てくれたりもした。
そういえば電話機を買わなくっちゃいけなくて。留守電ぜーんぶ消しても「メモリーがいっぱいです」のまんまで留守電できなくって。メモリーいっぱいだからファックス来ても受け取れないし。ほとんど家にいないから、留守電もファックスも使えなかったら意味ないし。こないだはこないだで、あんまり疲れててドライヤー落っことしたら、二度とはまらなくなっちゃって。よりにもよって、それがオペラ本番前夜で。ドライヤー使えないまんまオペラ本番で。本番の翌朝なんてヘロヘロなのに火災警報でたたき起こされて。ふっらふらで山梨までバーベキューしに行って。温泉入って、バーベキューして、仲間とさんざんおしゃべりしながら夜中に日帰りして。次の日は午前中に師匠のお稽古で・・・
そんなくっだらない話を「あっはっは！ 苦労してるねー！」って大笑いされて、
不思議とココロの元気が充電されていく。そっか。
悲しかったり、腹が立ったりしたことが、
楽しかったり、嬉しかったりしたことよりも膨らんでしまったときは、
だれかと一緒に笑い飛ばせばいいんだな。
自分という人間が必要とされてる居場所がない…
じつはここ１～２年くらいそんな気持ちが強くあって、
夏ごろ関西の仕事に応募していた。
通れば今年いっぱいで東京を去ろうと思っていた。
昨夜、オペラの本番が終わって、
次もぜひと言っていただきながらも、
内心、少し整理がついた気分で真夜中に帰宅したら、
応募先から封書が届いていた。
「残念ながら」という言葉が目に入って、
そうなんだ…、と思った。
ガッカリ、でも、ヤッパリ、でもなくて、
ああそうなんだ…、て気持ち。
お前はまだここにいろ、って引き留める力。
どこからだろ。
じつはここ１～２年くらいそんな気持ちが強くあって、
夏ごろ関西の仕事に応募していた。
通れば今年いっぱいで東京を去ろうと思っていた。
昨夜、オペラの本番が終わって、
次もぜひと言っていただきながらも、
内心、少し整理がついた気分で真夜中に帰宅したら、
応募先から封書が届いていた。
「残念ながら」という言葉が目に入って、
そうなんだ…、と思った。
ガッカリ、でも、ヤッパリ、でもなくて、
ああそうなんだ…、て気持ち。
お前はまだここにいろ、って引き留める力。
どこからだろ。
今日はオケ合わせ。
立ち稽古とくらべると、マエストロが視界に入るチャンスも多い。
かといって指揮を凝視するわけでもないので、
その場その場の演技を思い浮かべながら歌ってれば、
ときおり視界の隅に指揮棒の影が揺れるって感じ。
でも今日は・・・
あれ？ なんか白い線が、ぴょろぴょろ、ぴょろぴょろ、って横切ってく？
過労も限界かなー、目がおかしくなったのかなー
、って思ったら、
真っ黒い扉を背にして指揮棒を振るマエストロの動きに合わせて、
ホントに白い線がひらひら～って揺れてた。
なんのことはない、シャツの袖からちょっぴり長めの糸がのぞいてただけなんだけど。
オケ合わせ終わってから、周りに誰もいなくなったマエストロに耳打ちしたら、
「そんなのしょうがないじゃん
」って笑って一蹴されちゃったけど、
でも、だって、ほんとにほんとに気になってしょうがなかったんだもん。
そいでもって、やっぱりマエストロには、
いつもどんなときも、びし！
って、カッコよく決めててほしかったんだもん。
La Primavera 第６回公演
『仮面舞踏会（Un Ballo in Maschera）』
2011年10月8日（土） 18:00開演
江東区文化センターホール
指揮 苫米地英一
演出 古澤 利人
つい出来心で、いわしの丸干しを買いました。
いい感じの太り具合の丸干しくんを見かけちゃったもんだから、ホントについ。
で、買ったからには、焼いて食べるわけですわ。
白ごはんといい感じに焼けたいわしの丸干し。
これまた、めちゃめちゃ美味しいわけです♪
お昼ごはんと晩ごはんの２回つづけて食べても飽きないくらい。
大満足で、お片づけして、お風呂入って、寝て。
……
つぎの日の朝、家の外に出た瞬間に、ちょっぴりだけ、後悔するわけです。
自分が、ほのかに、いわしくさいことに気がついて。。。
La Primavera 第６回公演
『仮面舞踏会（Un Ballo in Maschera）』
2011年10月8日（土） 18:00開演
江東区文化センターホール
指揮 苫米地英一
演出 古澤 利人
お家元と一緒の舞台に上がらせていただいたのは、
これで４回目ぐらいかな。
名取になってからは、たぶん３回目。
前にも書いたけれど、
今回の演奏曲にはずっしりとしたテーマがあって、
お家元も「全体的にゆったりと」とおっしゃっていた。
なのに。
イヤもう、おそれいりました、っていうぐらいの猛スピードで本番終了。
幕が下りきった瞬間、お家元も「速いね
」って苦笑い。
楽屋に引き揚げながら、センパイ方も口々に「どうしようかと思ったわ～」
全力疾走
、としか言いようのないテンポについてった自分をほめてあげたいです。
まーこんなこともあるさ、というのが、舞台の面白さではある。
さて、次はこっち。
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La Primavera 第６回公演
『仮面舞踏会（Un Ballo in Maschera）』
2011年10月8日（土） 18:00開演
江東区文化センターホール
指揮 苫米地英一
演出 古澤 利人
