京都が底冷えなのか、
ヒイラギ実家が底冷えなのか、
はたまたニッポンの木造建築が底冷えなのか、
まぁなんでもいいけど、
冬生まれ冬ギライのヒイラギにはとにかく寒い。
持参したセーターはどれもタートルネックで、
それじゃあスリッパも履けないんじゃないのっていうぐらい分厚い靴下も、
カラダのなかでぼんぼん火を焚いて暖まるべく甘いおやつも持参。
それでも、お鍋の見張り番のお手伝い以外は本能的に動きが鈍くなるぅ。
夕方からは雨も降り出した。
でも雨降りのわりには寒いの。
こういうときの寒さが格別、京都っぽい。
夕食を囲みつつ、寒さつながりでロシアの話に。
料理を取り分けてもらいつつ、思わず口をついて出る、
「Спасибо(スパスィーバ・ありがとう)」
それ聞いて、ヒイラギ・ハハから返ってくるのは、
「Di niente(ディニエンテ・どういたしまして)」
国籍不詳のヒイラギ一家。
“水”ってロシア語で“ヴァダ”とかだったっけ?、と訊かれて、
すぐに思い出せなかったものだから、すねちゃって、
ムスメに負けてられんと今年ロシアに旅したハズの、
学生時代の第二外国語がロシア語だったヒイラギ・チチが、
いちばん無口な夜だったとさ。
<本日のぬらりひ川柳>
「あの父で 帰省されたる ランチかな」 ぬ
「あの椅子の 帰省されたし久しぶり」 ぬ
『ヒイラギ日記』1000回カウントダウン:もう2つねるとお正月~
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