7月のうちには取り切れなかった週休をまずは1日消化しようってことで、
金曜だけど午前中から本宅めざして大移動。
午後はやい時間に最寄り駅に着いて、
本宅までの一本道をゆるゆる歩いていたら。
ドラッグストアから出てきた女の人がいて、
反射的に脇へよけながら何気なく横顔に視線をやると。
どこかで見覚えが・・・
――□□□しゅにん?
聞こえるか聞こえないかくらいの小さな声でつぶやいてみた。
振り向きざま、向こうもみるみる表情が変わって。
「ヒイラギさん!」
社会人最初の職場で直属の上司だったその人は、
身振り手振りも話しぶりも記憶にあるそのまんま。
「30年ぶりぐらいだよね、ぜんっぜん変わんないねえ!」
「昔っから落ち着いてたもんねぇ!!」
「いつか会えるんじゃないかと思ってさーこの辺よく歩いてたのよ!!!」
3フレーズが1セットで、2セットの間に質問文がちりばめられるので、
こちらの近況とかこれまでのあれこれの話をスキを見て挟み込むパターン。
これを幾度繰り返したかわかんないくらい、
ドラッグストア横の歩道でおばちゃんふたりの延々の立ち話。
そろそろかな、とお互いに思いつつ次なる3フレーズ1セットに突入する、
ああこの感じも懐かしいな。
その場で携帯番号を交換してからも2セットぐらいしゃべったかな。
区民どうしで地元礼賛した挙句、椿□荘で女子会しよう!と別れた。
ご縁のある人とは、どんなに長い時間を隔てても、
望ましいタイミングで必ずまた会えるものなのだなぁ。
こういうふしぎは、うれしい。
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