「歌は花、演奏は緑だと思うのよ」
昨日、師匠から言われた言葉。
深い意味のある言葉だと思った。
「花だけがぽん、とあってもおかしいでしょう、
地歌は弾き歌いだけれども、歌よりもまず演奏が大事」
何事にも通じることだと思う。
教育という“人づくり”の現場にいる。
大学院の、それも博士課程だけがどんなに素晴らしくても、
学部や修士の教育が手抜きでは、
きちんと背骨のとおったものの考え方ができる人材は育たない。
仕事のやり方もしかり。
目の前の仕事のやり方ばかり何パターン教わったところで、
それぞれどの枝に咲いている花なのか、
もとをたどれば幹はどれで、どこに根を張っているのか、
それが分かっていないと、まともな仕事なんかできない。
――桜の花だけがある景色は、なんだか少し寂しい気持ちになる。
そばに、柳の緑があって、川の水があるような桜が、
きれいだな、って思う。
桜の花が大好きな人にそう話したときは、
ただ感じるままのことを素直に言っただけだったのだけど、
けっこう真実だったのかなって思う。
<本日のぬらりひ川柳>
「あのさらで 習っただけじゃ 盛り上がり」ぬ
う~ん・・・
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