上方(関西)で生まれ発展してきた地歌筝曲は、
江戸アレンジが加わった形で今日に伝えられているものがある。
吉沢検校の古今組のなかでもいちばんの名曲とされる「冬の曲」も、
あの壮麗な手事部分は吉沢検校による手付ではないそうな。
原曲というか、吉沢検校オリジナルの短いバージョンは、
江戸よりも上方に近いところにあった名古屋派に伝え継がれている。
今や原曲を知るプロの演奏家も数少ないという名古屋派地歌の世界。
師匠にはぜひとも、記憶の限りの演奏を形にして確実に後世に伝えていただきたいなと思う。
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