ヒイラギ日記 ~Holy Holly's Diary~

小粒でも ぴりりと辛い 博士な日々。

見込み違い

2011-12-19 20:03:00 | 仕事人ヒイラギ

どうもこのところ、当てが外れるというか、
こんなハズじゃなかった、ということが立て続いていて閉口している。
ここ最近というよりも、今年はそんなことがやけに多い年だったかもしれない。

こちらが誤解しているとか、予想が外れたとかいうことでもなくて、
それはずいぶんと話がちがいますよね、とか、
今になってそれというのはひどくありませんか、ということが多い。多すぎる。

アントレプレナーシップ(起業家精神)について教えてほしいと言われた話が、
フタを開けてみれば、ベンチャー企業の経営がうまくいかないとか、
ベンチャー企業をもっとたくさん創るにはどうしたらいいかという話だったとか。

講演で使うスライド資料を二週間後までに欲しい、って話だったハズが、
それから一週間経ってから、イヤじつは、その同じ〆切で、スライド資料のほかに、
講演内容を文章化した教材の原稿も一緒に欲しいんです、って言われるとか。

予算は十分にあるからと億のプロジェクトから太っ腹なお話をいただいて、
それでも言われたよりも数十万控えめに見積書を作って出した後になって、

思っていた4分の1しか残高がありませんでした、とか

プライベートなら、ああやっぱりね、で断ち切れば済むというか、
自分の人を見る目も落ちたもんだなと思ってあきらめもつくのだけど。

ビジネスの場面でこういう話が多いっていうのは、本当に困る。
困るというか、疲れるし、果てしない徒労感だし、明らかに損失ばかりが大きい。

今朝、駅の売店に並んだ経済誌の表紙には、ずらりと「2012年 経済予測」
日常的にこの閉塞感だもの、
期待できない先行きなど読む気にもならない。

来年はがらりと環境を変えて、もう少し平和に行こう。

・・・というか、そうできるといいな、というか。

コメント
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