goo blog サービス終了のお知らせ 

ヒイラギ日記 ~Holy Holly's Diary~

小粒でも ぴりりと辛い 博士な日々。

人生はロックだぜ

2020-08-06 21:12:55 | 故障中ヒイラギ

コロナだろーと自分(の生存本能)を信じて生きていくのだ
と調子に乗っていたら某修了生からメールが来て。

在宅生活が長引いて太る一方で、

①体重増加②腰痛発症③活動量減少④体重増加…
というとても分かりやすい悪循環に陥っています

などとめちゃ面白いことが書いてあって、
人のことだと思ってつい吹き出してしまったら、
まるで天罰が下ったかのようなタイミングでひさびさ重量級のぎっくり大魔王

とはいえ都合により三日に一度ペースでラップトップ持って出勤せざるを得ず。
西の果ての赴任地には浅い鍼しか刺さない鍼師しかおらず。
その治療すら発症三日後にやっと這って行ったのにものの30分で終了し。
そしてなぜか毎食後に健康的にトイレに行きたくなるという妙な効能しか発揮せず。

それでも、これまた野性の生存本能がはたらいて、
全身シャワーで温浴からの、血の巡り回復でやや調子よくなったかと思いきや脳貧血、
というのを何度か繰り返し。

もはやコロナなんぞにかまってる場合じゃないわい、という十日間を過ごし。

やっと今日から、
“不意にノドの奥に何かが引っかかったときの咳”
をできるようになりました。

それでも生きていくんだぜ。
ロックだぜ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

意外とめげない性分

2020-02-21 18:36:13 | 故障中ヒイラギ

今年のお誕生日は、こわごわ、そろ~りと迎えました。

あろうことか、『CARMEN』本番2日前の朝、
背面下半分に子泣き爺のごとくびたっと憑りついたぎっくり大魔神。

カリスマ鍼師による集中治療の甲斐あって、
マエストラにも演出家にもモチロン客席にも、
よもやコルセット装着とはみじんも感じさせず(と勝手に思い込んでいる)、
ゲネプロも本番も演じきりましたが。

それなりに多少の無理をした当然の報いとして、
舞台翌日の師匠宅でのリハーサルも往復の道のりも、
翌々日の、都内某所アポイントからの西国への長距離移動も、
コルセット越しにもちょいちょい小泣き爺の不穏な気配。

それでも真面目に職場復帰して2日目。
頑張れた動機は毎度のことながら不純。
一点豪華主義的リゾートツアーが待っているからであ~る。

 ええ、この腰で行きますとも。
日ごろキャリケースさばきを鍛えているのも、こういうときのためさね。
杖代わりにもつり革代わりにも、なんならちょいと腰かけにもなります。

ああ楽しみだなあ。
泊りがけだから、おやつは600円までOKです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴッドハンドの奇跡

2019-05-19 18:17:16 | 故障中ヒイラギ

にっちもさっちも首が動かないどころか、
揺れると痛いという理由でバスやタクシーには乗れない数日を耐え忍び、
週末を待たずに有休取って一路カリスマ鍼師のもとへ。

4時間の新幹線車中も痛み止め服用のうえまっすぐ前向きっぱなし。
お江戸で車外に出た瞬間、四方八方からこちらに向かってくる人並みに恐怖の叫びをあげつつ。
そうだった都会はとにかく弱者に冷たいんだったと通路の端っこを牛歩で進み。

一年弱の無沙汰を詫びる心の余裕もなくとにかくホラ首がぁと泣きついて、
痛い鍼を打たれること1時間余り。
ハイじゃあ起きてゆっくり首を回してみてと言われておそるおそる。

さっきまで上半身まるごとしか振り向けない昔風のロボット状態だった首が、
あぁ~ら不思議、これ以上は人体の限界ですくらいまで回せるようになってる

ネ申 です。マジで。
東洋医学の奇跡です。
中国四千年の歴史はハンパない。

喜びのあまり浮かれすぎる患者であることはバレてるので、
しっかりクギも刺されました。

「で、張り切って寝返り打って明日の朝 寝違えるっていう痛恨のミスだけはしないでね

クギ刺してもらったおかげで、もとい、鍼打ってもらったおかげで、
それから三日経っても元気です。
なんなら全力でスキップできるくらいに。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

このアイドルグループのメンバーって誰と誰だったっけの思い出し方がひどすぎる件

2019-05-13 11:00:39 | 故障中ヒイラギ

引き続き急性頚部痛症です。
薬飲んで寝て起きたらハイ治ってましたなんてワケがないので。

当然寝てる間に薬効が切れて何をどうやっても痛い時間帯がやってきたりもします。
どんな角度で頭部を枕に安置しても痛いという地獄の時間帯です。

そういうときになぜか脳裏にリフレインするのが『ONE PIECE』の主題歌で、
しかも特定の一節だけがエンドレスにこだましたりします。

「戦え 最強の敵は自分さ 永遠に」

まさにこの痛みと戦えるのは自分自身のみという微妙に真理を突いた歌詞です。
朦朧としながらこの部分歌ってるのが誰かについて思いを馳せることで気を紛らわせようとします。

歌っているのがなぜかたぶんもうそこそこおっさん年代のジャニーズの人たちだったなと
誰と誰だったっけ。

サラリーマンやってたいちばん年上の人と。

瀬戸朝香と結婚した特捜9と。

ウルトラマンやってた人と。

宮沢りえが再婚した人と。

あと、軍師官兵衛の岡田准一と。

ぶいしっくすっていうくらいだからもう一人誰かいるんだよな。誰だろうな。
ていうか、フルネーム思い出せるのが岡田くん一人だけってどういうことやねん。

イテテテテ。
まあいいや。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和初の年次有給休暇

2019-05-09 16:16:16 | 故障中ヒイラギ

想定外以外のなにものでもないけれども。
激痛の年次有給休暇である。

急性頚部痛症、というらしい。
かみくだいて言うと、首の筋肉のぎっくり腰、みたいな。

もうとにかく肩から上はすべて激痛
不幸なことに昨日は月例の会議だわ何といっても講義日だわ。

両掌に脂汗を握りしめつつ。
学生には「時々意識不明になるかも」と予告しつつ。

学生からは「授業中に倒れたら労災かな」とか。
「下向けないんですよね」とラップトップを掲げ持って立ち上がって見せてくれたりとか。

必死の形相で昨日一日のオブリゲーションだけを消化し。
今日一日は突如休みを取って絶対安静。

まあ、昨日よりは、きもーち、ましになったか。
ぎっくり腰で救急車にも乗った豊富な経験がこんなところで活きるとは。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すきっ腹に抜糸

2014-04-20 13:37:16 | 故障中ヒイラギ

で、みたび脳貧血。

センセの目の前でみるみる唇の血の気が引いてゆき。

イケメンナースのひかるクンにブーツ脱がされ両脚上げてクッションを挟み込まれ。

次の順番の小さな男の子が元気に診てもらってるあいだじゅうカーテンの向こうに寝かされ。

「もう二度とケガしません」と負け惜しみを言ってセンセとひかるクンに笑われ。

嗚呼、ヒイラギ的人生、なんでこうもまんがチック。。。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エンパシー

2014-04-17 21:32:50 | 故障中ヒイラギ

いいオトナが子どもじゃないんだからって感じでケガの包帯なんか巻いてると。
バカにしたりからかったりしちゃう人と、一緒になって痛がってくれちゃう人と。
まあ大体この二通りの反応に分かれる気がする。

幸いにも友人知人に恵まれて(いまは)
がんばって出かけて人に会ったりしていると、
ほとんど間違いなく後者の反応をしてくれる。

そうして、こういう感性を持ち合わせているオトナの男性は、
けっこうガタイのいい男らしい人でもわりと、痛いって感覚に弱いらしい。

共感して、心配して、気遣って、大丈夫かと尋ねてくれるわりには、
じつはこうこうで・・・と話し始めると、
ぶんぶん首を振ってのけぞりながら、

「わーやめてやめてームリムリムリムリ

いやいやアナタが訊いてくれたんだし。
お互い苦笑いで別のおしゃべりをするのだけど、
なんかしぜ~んな感じでやっぱり元の話題に戻ってきちゃったり。

いい人たちに囲まれた人生は、
これこのようにほほえましいったらありゃしない。


------------------------------
empathy
【名】
1. 共感、感情移入◆他人の気持ち・感情を理解できること。
2.自己移入◆ドイツ語Einfu"hlungの訳語として哲学・心理学・美学分野では「感情移入」と訳されているが、あまりにも情緒主義的な面が強く、一般語化しているので、現象学では能動的および受動的意味合いを含めた「自己移入」という訳語が用いられている。
(『英辞郎 on the WEB Pro』より引用)
------------------------------

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

油断大敵

2014-04-12 21:04:04 | 故障中ヒイラギ

世の中はホントにうまくできている。
というか、人生はホントにドラマティックに紡がれる。

抑うつ症状もずいぶん回復してきて、
パワハラ社長への反撃も戦略的に手を打ちはじめられるようになってきて、
ようやく色々なことがぜんぶ出口に迫ってきた気がしていた。

人間というものは、そういうときにこそ自分でも思いがけないところで油断が出る。
魔の一瞬が、そういう間隙をついてやって来る。

なんのことはない、いつものように夕飯の仕度をしている最中に、
それはやって来た。

何が起こったのか分からないほどの一瞬。
続いて、ざっと全身から冷や汗が吹き出し血の気が上から下へさぁーっと一気に引く。
脳貧血。そして吐き気。

うろたえながら、遠のきそうになる意識の奥のほうで必死に考える。
タオルで指先を覆いながら、診察券がたくさん入っている引き出しの中身をぶちまける。
目を凝らして「外科」という文字を探し出し、電話の子機を発信する。
呼び出し音に続いて留守番電話が話しはじめる。

廊下を這ってクローゼットから区の「くらし便利帳」を引っ張り出す。
何度も端から端へページを繰って夜間診療機関のページを開く。
近所にある唯一の外科クリニックを発見してふたたび電話番号を押す。
電話口に出た看護師にとぎれとぎれに用件を伝え、
言われたとおりに洗面所に這っていき収納コーナーを引っ掻き回して滅菌ガーゼを探し出す。

患部を滅菌ガーゼで覆い、着の身着のままサンダル引っかけてふらふらとクリニックへ。

保険証を出しながら名前を告げるだけで精一杯。
看護師さんの「問診票とか大丈夫ですか?」という言葉も理解できないまま、
待合の椅子の座面に顔を埋め、床にへたり込む。
ここをピンポイントで強く押さえていろと言われるとおりにしながら、
そのままの姿勢でどのくらいの時間診察を待っていたかも分からない。

イケメンナースに体を支えられながらようやく診察室に入ってきたのを一瞥して、
優しそうなひげ面のドクターがまずは患部をすぐに確認してくれる。

「顔が真っ青だ。横になりましょうか。こんなのケガのうちに入らないから大丈夫ですよ~」

ふたたびイケメンナースにポシェットをはずしてもらい体を支えてもらい、
診察台に横になる。
ショックと動揺と止血しなきゃという強迫観念とで全身硬直状態なのを、
消毒の痛みに耐えたのち麻酔を打ってもらいながらじわりじわり弛緩。

横になった状態のまんま縫合手術。
やっとのことで意識の底に(たすかったんだー・・・)てな大げさな安堵が湧いてきたころ、
天上からドクターの声が耳のなかにちゃんと届き始める。

「これは(血が)止まらないんだよねー。肉がないからね。
 two needles縫いますからね、
 そうするとね、人間の身体はうまくできていて、ちゃあんと肉が盛り上がってきますからね。
 大丈夫ですよ~」

あっという間のオペ完了。
ゆっくり体を起こしてもまだやっぱりふらぁ~っとして、
カルテ書き込むドクターの背中を眺めながらしばしそのまま休ませてもらい。
みたびイケメンナースに付き添われて待合室の椅子に座らせてもらい。

会計待ってる間にじわーっと意識がハッキリしてきて、
動揺してしまってすいませんでしたと受付の看護師さんに謝りつつ、
明日の夕方また処置に来てくださいと言い聞かされ。

処方箋薬局で抗菌剤と鎮痛薬をもらいながら、
薬剤師さんにも慰めてもらってるうちにやっと笑えるようになり。
それでも、とぼとぼ、としか歩けないくらい体がショックを受けたのだということに驚き。

夕飯の仕度をしていたのは6時半過ぎだったと思うけれど、
家に帰り着いてリビングに座りこみ、大きく息を吐いて時計を見たら8時過ぎ。
放り出されたまな板の端っこに、刻まれたキャベツの芯と見まごう姿のわが身の欠片。

嗚呼、人生ドラマティック。。。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

着ぶくれ注意報

2014-02-21 20:36:16 | 故障中ヒイラギ

注意力の次は着ぶくれですわ。

こないだクリニックのドクターから「最後に何かありますか?」と問われ、
食欲ほぼ元通りなんすけど思うように体重が戻りませんーと答えたら。

「いやーべつにそんなガリッガリにも見えないから大丈夫でしょ♪」

いやいやいやいや・・・・・・

せんせ、あなたはご存じないのですよ、
このヒイラギがどんだけ筋金入りの寒がり・冷え性・冬ギライかを。

暖房ぼんぼんでぬっくぬくの室内でもじつは上半身3枚重ねはふつうで。
それでも誰かと握手なんかしちゃおうもんなら、冷たッッッと叫ばれるのさ。

だからせんせ、あなたがいまご覧になってるこの胴体は、
これですでにコートが着れる限界まで重ね着ずみなのさっ

去年の夏場に激やせしてしまったので。
体脂肪率が思春期の男子並みのまんま迎えた暴風雪の冬。

寒さがあばらにしみるんですわ。ええ。

なんだろなー。
世のほとんどの女性からバッシングされそうだけど、どうやったら太れるかが、これからの課題。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

引き続き、注意力散漫注意報

2014-02-20 14:36:35 | 故障中ヒイラギ

どうも注意力が散漫になってるなぁと自覚してからは、
電車の運転士さんの指さし確認みたく、
ぶつぶつ口に出しながら何かやってることが増えた。

たとえば、炊事。
包丁持ってたり、コンロの火がついてたりのときは、
ビミョーに危険なこともあるからして。

たしかに、〝うっかり〟とかが減ったかなーという気はするものの、
逆に、自分でもおかしくなってきて笑っちゃって手が震えるっていうリスクも。

昨日も小松菜の下ゆでをしなくちゃと、
ぶつぶつ言いながらお湯を沸かしつつ、ふと。

(コマツナーってフィギュアかなんかでオリンピックとか出てそうだな…)

手前生国と発しますは笑いの国のお隣でござんす。
すかさず自分で自分に「そらコストナーや」とツッコミは入れているが。

われながら笑いのレベルとしては低い毎日に、
ちょっとうなだれてみたりもする今日このごろなのでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする