自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ホソヒラタアブの産卵,再び(4)

2019-03-22 | ヒラタアブ

一つの卵で孵化が始まりかけました。こういうときはわくわくしつつ,「撮影に失敗しないように」と思い,緊張感が走ります。

卵の先端上部が破れかけました。

 

 

しばらくすると,頭部から出始めました。頭部といっても,見た目には定かではありません。

 

頭部をぐうっと伸ばすようにして出ようとします。 

 

出始めると,じつに滑らかな感じで出て来ます。いのちの誕生です。口の先が葉に触れた瞬間です。 

 

一刻も早く全身を出し切ろうと頑張っている様子。

 

完全に,そして無事に生まれ出ました。からだが輝いています。「ほっ!」。そんな気持ちがしてきます。なんとか撮影できたうれしさも混ざっています。

 

今回の撮影は,これまでになくじっくりできました。忘れられない記録になるでしょう。

 


2018秋,ジャガイモ播種物語(16)

2019-03-22 | ジャガイモ

3月18日(月)。ポットの株では、茎がほとんど枯れています。下写真の株ではわずかに残っています。

 

下写真の株では、緑の茎が残っています。 

 

近寄ってみると、脇芽が出始めているのが見えます。ここからの成り行きがおもしろそうです。 

 

元の茎は枯れてしまいました。大きな茎を含めて林立している茎は、形成されたイモから伸びたものばかり。

 

いわゆる“目”から出芽して、もうこんなに伸びているのです。覆土をしないで、このまま栽培を続けてみます。