自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

“虫の目”でとらえた春のチョウ ~キタテハ~

2019-03-21 | 昆虫

3月20日(水)。2月にキタテハを目撃・撮影した同じ田で,キタテハを撮影しました。前と同じように,縄張りに入って来たモンシロチョウ・キタテハを追い出そうと攻撃的な行動を見せました。様子を見ていると,やがて地表に降りました。それで,そっとそっと近づいて,腕を前にうんと出して撮ったのが下写真です。ファインダーを確認しないまま適当に撮ったので,ピントは甘くなっています。

 

この写真を撮った瞬間,舞い上がりました。警戒心の現れでしょう。姿を目で追いながら,いずれ戻って来るだろうと思って待っていました。すると,思ったとおり! すこし離れた別の場所に降りました。今度もそっとそっと近寄って行きました。運よく,まったく気づいていない様子です。ファインダーを覗いてピントを合わせながら,シャッターを切りました。

 

傷んだ翅,色褪せた翅が厳しい越冬を物語っています。

それにしても,こんなにうまくいくとは予想外。ラッキーな一コマになりました。 

 


2018秋,ジャガイモ播種物語(15)

2019-03-21 | ジャガイモ

3月18日(月)。育苗箱のイモの今です。ほとんどの株で,茎がすっかり枯れています。

 

わずかに残った茎もあります。よく見ると,第一・第二・第三節から脇芽が出始めています。これが生長していくとどんな現象が見られるでしょうか。新たな知見が得られるかも。

 

この株もまた茎の上部は枯れているものの,下の方が残っています。そして脇芽が出かけています。これを見ると,ジャガイモは二年草あるいは越年草といってもよさそうな気がしてきます。沖縄のような温暖な気候の下で育てると,まったく枯れずに生長するのではないでしょうか。なお,たくさん見える葉はイモの目から出芽したものです。

 

上写真のイモを,反対側から撮影しました。 イモから芽が出るのは当たり前なのですが,元株の茎の一部が残って生長を続けるというのはすごい話です。もし生育環境に合った気候下で育てれば,元株の茎は枯れずに育ち続けるのかもしれません。ただ,夏の暑い時を除いた場合の話ですが。

 

シリーズ次回はポット植えについて取り上げます。