自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ロウバイ,花と昆虫(2)

2017-01-10 | ロウバイ

12月28日(水)。朝,家周辺がうっすらと雪化粧。庭に積もったのは今季初めて。ロウバイを訪れるはずだった昆虫たちは震えあがっていることでしょう。

 

 
ハラビロカマキリの卵鞘も雪帽子を被りました。

 
べたついた雪で,どんどん解けていきます。ロウバイの下にあるサツキにも雪が。その結晶を写真に収めたくて撮りました。撮っている間にも結晶はかたちを崩していきました。


1月10日(火)。穏やかな日中でした。最高気温12.9℃。開きかけたロウバイは数輪。あまり期待せずに見に行くと,なんとハエが! クロバエのなかまのようです。ヤッター! これが観察第1号! 花弁の黄がしっかりアピールできたのです。冬の黄色は地味で清楚。それでも,自然の中ではひと際目立つのでしょう。左の花の花弁にいたので,たぶん中に潜っていたにちがいありません。

 


時間をおいてから行くと,今度はツマグロキンバエが! これも色に引き付けられてきたのでしょう。ロウバイのアピール作戦は大成功!

  

 
さあ,ロウバイの花と昆虫との,持ちつ持たれつのドラマが幕を開けます。