自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

月と金星が大接近

2017-01-02 | 日記

今日1月2日( 月),日没後,月と金星が並ぶようにして西空に沈んでいきました。

月は三日月。くっきりと輝きを放っていました。そのすぐ隣りには金星が。大気のほとんどは二酸化炭素。濃硫酸の厚い雲で覆われていて,表面温度が平均470℃という高温! そんな正体とはまったく想像できない輝き!

せっかくなので,これをコンパクトカメラで撮りました。手振れを防ぐために,三脚を使い,タイマーを使用して撮影しました。


次に,ズームで拡大して撮りました。金星は上方向がやや欠けているかなという感じですが,正確にはわからない写りです。まあ止むを得ません。 


しばらくして山際に差し掛かり,稜線の木でかたちが崩れかけました。金星は木の間からかろうじて確認できる明るさです。 


月は木の枝で見る見る間に隠されていきました。 


こうした天体ショーが感動体験に入るとすれば,宇宙の事象にしばし目を向け,時間を忘れることもこころの栄養剤として大事だなと思います。正月早々,そんなひとときを味わえました。