1月のガガイモは種子散布でがんばっています。「遠く遠くに種を運ばなくちゃ」。そんな気持ちでしょう。
にわか雨が止み,青空が広がりました。でも,ガガイモの袋菓は湿ってしまいました。これでは袋菓を開いても無駄です。乾くのを待つほかありません。細い蔓はヘクソカズラ。この妙な名はどうも馴染めません。相手を立てて,別名どおりヤイトバナ,サオトメバナと呼びたいもの。実がほんのすこしだけ残っています。
今にも舞い上がりそうな種子もずいぶん湿ってしまいました。しばらくは散布作戦を停止せざるを得ません。
口をパカッと開いた袋菓から,たくさんの綿毛が覗いています。種子は早く飛びたくてうずうずしているようです。ここは自宅近く。飛び立つときに,また訪れようと思います。