自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ハッピー・ニューイヤー!

2017-01-01 | 随想

皆様,新年あけましておめでとうございます。本年もどうかよろしくお願いいたします。皆様に,たくさんのハッピーが訪れますようにお祈り申し上げます。早朝,地元神社に初詣。境内から見る風景は霧で包まれていました。


午後,もう一つ神社に参拝。きれいな,そして穏やかな空が広がっていました。そのときのスナップ写真をアップしておきます。

長い行列が。


昔なつかしい玩具を揃えた店には,人が絶えません。


さて,自分のことに話題を移します。

昨年はミュージアムのしごとをたのしめました。一言でいえば,市民・来館者の目線に立って,新しい時代を展望したミュージアムのあり方を検討し,その方向を見すえながら少しずつ実行に移せたように感じています。そんなふうにいうのは,もしかすると先輩方に対しては礼を失したことなのかもしれません。でも,今のままの運営では先細りするばかりという思いが強くあったのは事実。

検討し,実施に移したものには,たとえば,壁面ギャラリーの無料開放があります。土曜日のサイエンス教室の新設,プラネタリウムを活用したおはなし会(絵本)とコンサートの開始もあります。そうそう,展示品のなかに手作り立体地球をあちこち置く試みもあります。そのきっかけはグッズとして発売した地球風船でした。売れ行きは上々です。

わたしは若くはありません。しかし,この歳でも「知的好奇心,チャレンジ精神を失いたくないというエネルギーが色あせたらおしまい」,そんな気持ちがあります。ある限り,今年も着実に実績を積み重ねたいと願っています。惰性の繰り返しは退歩そのものです。それを警戒するこころがなくなったら,わたしは失格です。

着実な前進のためには,元年に始めた事業を軌道に乗せる必要があります。軌道に乗せるには,市民の皆さんに応援していただけるように,わたし自身が渉外係として細かく動かなくちゃ。応援していただくためには,今後,来館者も含めてミュージアムづくりにかかわっていただく方々に評価をしていただくシステムを整えなくてはなりません。自己評価だけでは運営が独りよがりに流れがちです。

ミュージアムを真の交流の場にするためには,市民の積極的な参加に道筋をつける必要があります。そのためのPRが欠かせません。さらには,子どもボランティアを育てることもたいせつです。

考えることは山ほどあります。それぞれが創造的な内容で,刺激的です。解決に向けたチャレンジがたのしみでもあります。

ブログは思いを表現するの場。交流で刺激をたくさんいただきますように。