自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ルリタテハ,卵から羽化まで(2)

2016-08-23 | ルリタテハ

8月21日(日)。朝。影がずいぶんはっきりしてきました。

 
2つの卵の様子を比べると,どうやら同じ成虫が産付したように思われます。

 
明日あたりには孵化しそう。いったん孵りかけると,孵化ラッシュになるでしょう。

8月22日(月)。朝,孵化し終わった幼虫を見ました。すでに葉の表面を食べた跡,つまり食痕ができていました。あちこちに空になった殻がありました。あっちこっちで孵化したのです。


殻の脇に小さな穴が。幼虫がその部分を食べて,葉裏に移動したのです。身を守る行動です。裏側には幼虫がちゃんといました。


とりあえず他の卵を調べていきました。未孵化卵をたくさん確認できました。同一の葉で,隣り合うようにして産み付けられた卵はきょうだいにちがいありません。


夕方近く。夕立があって,卵は水滴に包まれていました。

 


孵化場面は何度も撮影してきましたが,今回も撮影できるのがたのしみ! 飽きません。庭には,出会いたい昆虫が大好きな食草を植えるに限ります。