自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ジャガイモの真正種子栽培,本実験(その6)

2014-04-27 | ジャガイモ

4月25日(金)。本葉が二枚はっきりと見えてきました。 順調に育っています。 


ここにも,あそこにも,といったふうです。 


4月26日(土)。 播種日から数えて23日が経過。発芽率を確認しておきました(カッコ内は実播種数)。

 


 ① A ポット群(大)  ………… 17( 20) 

 ② B ポット群(小) ………… 84(120)

 ③ C ポット群(小) ………… 45( 57)

 ④ D ポット群(大) ………… 40( 55)

 ⑤ E 播種用苗床   ………… 57( 63)

合計は243(315)。発芽率は77.1%になります。一週間前より13ポイント上がっています。80%近くになったのは予想どおりです。ただ,80の大台には乗らないかもしれません。

 


キク科植物と小さな小さな昆虫

2014-04-27 | 昆虫と花

庭に植えているキク科の花ノースポールにハチやらカメムシやらがたくさん訪れています。

その中に,名のわからないおもしろい昆虫がいました。“おもしろい” とはおなしな表現なのですが,実際,わたしにはとても珍しいからだつきで,とてもユニークな格好をして餌を食べるのです。

体長は2mmもないでしょう。翅は褐色と灰色の斑模様。からだは花粉だらけ。前のめりになって,花粉と思われる大好物を一所懸命に口にしています。


ものの本によると,昆虫の種類は限りがないほどで,発見されて命名されるものが次々に出てきているといいます。たとえば,種類を推定すれば500万~3000万ほどもあるらしいのです。なかには,8000万種ぐらいはいるのではないかと推定している学者もいるとか。

こんなわけで,この昆虫の名を調べようとしても疲労困憊することは十分,いいえ十二分に考えられます。 こうなると急いで調べる気持ちが湧いてきません。


下のような格好で腹先をうんと浮かし,頭を花の中に突き立てて餌を貪り食うのです。まったくスゴイというほかありません。 


1mm,2mmの世界に,こんな立派な体型をした昆虫がいるふしぎをついつい思ってしまいます。 「ほほーっ!」の世界です。