ベニシジミがずいぶん増えてきました。ウォーング中,道端での出来事を一つ。
前方で,背の低い,小さなスイバの薹にベニシジミがとまりました。そうして,下に向かってゆっくり歩き始めたのです。「おかしいなあ。もしかすると,産卵かな」と思い,立ち止まって写真に収めることにしました。
近づいても,ちっとも気づいていない様子。すうーっと地表付近に降りていきました。そうして産卵するような動きを見せたのです。しかし,その格好は,葉に遮られてきちんと見届けることはできませんでした。
ベニシジミが飛び去ったあと,卵はないか確認してみました。しかし,あることを期待していたのですが,それらしいものは葉をいくら探してもありませんでした。
あれはたしかに産卵行動だったはず。なにかわたしの不用意な動きが災いしたのでしょうか。そうなら,とても残念。いずれこの辺りで,いずれ幼虫が見つかるかもしれません。すこし期待が膨らみます。