4月6日(日)。最低気温4.2℃,最高気温10.9℃。花冷えのする一日となりました。
春になると,冬野菜として食卓を飾ったハクサイやミズナ,ダイコンなどが花を付けます。薹が立って,先端辺りを黄や白で彩ります。そして,そこにハチやらチョウやらが訪れます。これで,畑が一気に賑やかさを取り戻します。
先日は,キアゲハが訪れているのを見かけました。それが初見日となりました。写真に収めようと,そっと近づき始めるともうダメでした。気づいたのか,偶然なのか,それはわかりませんが,パッと離れて近くの花に移動しました。もう一度近づこうとすると,これもダメ。
結局,写真に撮ることは叶いませんでした。
今日は違いました。隣家の畑の菜の花で撮影できたのです。それも,わりあいじっくりと。しかも,虫の目レンズを使って。こういうチャンスはそうそうないものです。
畑の持ち主Yさんの話では,「春になって菜の花が咲くとたのしいから植えているんです」ということ。なんともゆとりの漂う,たのしい話です。おかげさまで,わたしもたのしさを分けていただけたのでした。
そんな画像を二枚ご紹介します。
撮影しているときに,たまたまYさんが現れて……。
ちょっと通行人としてモデルになっていただいて……。
人物なしでは,なんだか殺風景な感じがします。今回,貴重な虫の目写真が撮れました。 キアゲハとYさんに感謝。
ついで話を一つ。Yさんの話では,菜の花のテンプラはとてもおいしいのだとか。わたしは味わったことがありませんが。