自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

春を運んで来たキアゲハ

2014-04-22 | キアゲハ

室内で蛹で越冬し,春の訪れと共に羽化したキアゲハ(オス)の春型。少々小振りながら,たいへん鮮やかな色彩を放っています。高尚な彩りで,こころを引き付けられます。 

 
室内で羽化したついでに,接写画像を残すことにしました。からだを覆う毛の生え様がこころに焼き付きます。


昆虫は,眼の写り方が写真としてのいのち。 


個眼の集団は,くっきり縁取られています。ちょうどお椀を被せたようなかたちです。


口吻が優雅に伸びて。脚は毛と突起で覆われています。いかにも外骨格の発達した生きものという感じがします。 

 
斜め上,両眼が見える位置から撮りました。複眼の丸みが際立っています。


おしまいに腹部を入れて撮りました。全身が毛で保護されている様子が驚異的です。

 

 
チョウのからだのふしぎを,また感じてしまいました。 

 


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